四国遍路21日目-2021-09-18

今日のスタートは土佐清水市。自宅から200km離れた場所で、おそらく室戸岬と同じ位で最も遠い場所かと思います。台風14号が深夜に瀬戸内から四国方面を西から貫く予報。ただ朝には完全に抜けてしまう様なので予定通り高知に向かいました。20時過ぎに新居浜を出発、寒風山経由のいつものルートです。高知県に入った途端に物凄い雨と風で正直「ヤバシ‥」だったのですがゆっくり走り事なきを得ました。少し手前の大方の道の駅に深夜に到着しそのまま4時過ぎまで車中泊。その頃には風雨はほぼ収まっています。車を走らせて出発点の土佐清水市下ノ加江からスタートです。まだ薄暗い中だったのでヘッドランプは持っていたのですが程なく夜も開けてきて快調に歩きます。真夏の暑さは完全に秋の空気に替わっています。体に当たる風が涼しくて気持ちがいい(≧∇≦)b。5キロ先の市ノ瀬までは同じ道を打ち戻りです。そしてその先からは三原村を通り宿毛に抜ける遍路コースを取りました。分かれ道からすぐに真念庵を訪問。岩屋寺→金剛福寺→延命寺はそれぞれの距離が長く特に足摺岬にある金剛福寺までは同じ道を帰る「打ち戻り」となるためこの場所に庵を作り荷物を預かったりしたらしい。実に合理的。さて道は太平洋を離れ久しぶりに山道が延々と続きます。台風一過で天気もよく風も適度に吹いて実に快適なウォーク。山々に抱かれながら歩くような感覚で心地良い！ここはまた歩きたい場所かも知れません。海に面していない三原村は米どころで県からいわゆる「どぶろく特区」に認定され盛んに造られているようです。歩いていると飲みたーいなどの欲求は皆無なのですが1度泊まってゆっくり味わってみたいものです😃。壮大なダム湖を過ぎると道は一気に下り、平野部に出ます。そのまま39番札所「延命寺」にとうちゃこ。釣鐘を背負った赤亀伝説があり、可愛い亀の像が目を引きます。さてとりあえず目的地に着ましたが最終どこまで行くるか悩みます。悩んだ挙げ句１つ隣の東宿毛駅まで歩く暴挙に。電車の時間が間に合いそうにない中、最後の4km走りました〜！まだまだ走れるやん(笑)て事でギリギリ土佐くろしお鉄道に間に合い、中村駅から高知西南交通バスで出発点に戻りました。今夜は大学の後輩の実家で飲みです＼(^o^)／