名古屋市を南北に流れている延長16.2kmの堀川。源流から河口まで辿ってみることにしました。 庄内川の水分橋にある頭首工から出発。ここから堀川が始まります。途中までは庄内用水にもなっています。 矢田川を伏越でくぐって三階橋ポンプ所で庄内用水と分岐。すぐ先の御用水跡街園は桜の木の木陰の中を気持ちよく歩けました。 名古屋城の堀端をとおり繁華街へ。途中、熱田神宮公園にある断夫山古墳でミニ登山(といっても数分の登山)。 ちょうど熱田でお昼になり、あつた蓬莱軒に行ってみることに。しかし2時間超待ちということで、予約だけして名古屋港にゴールしてから出直すことにしました。 なんとか名古屋港までゴールし念願の蓬莱軒へ。10年ぶりにひつまぶしをいただきましたが、旨くて感動でした❗ いい天気で日中は33℃まであがり暑い日でしたが、沿線の名所を楽しむことができ、堀川についても知ることができ、最後はうなぎで締められて満足な一日でした。
水分橋から出発します 庄内川から庄内用水・堀川に水を分けるところに架かる橋ということで水分橋というようです
庄内用水頭首工 庄内川をここでせき止め元杁樋門から庄内用水・堀川を取水します
全門全開で取水していませんでした。作業かなあ⁉
庄内用水元杁樋門(もといりひもん) 水量調整用の手回し式昇降ゲート 元杁樋門の上流側2門
庄内用水元杁樋門 水量調整用の手回し式昇降ゲート 元杁樋門の下流側2門 ここから庄内用水・堀川が始まります
庄内用水元杁樋門 人造石を使用した樋門で名古屋で唯一現存する貴重な遺構 名古屋市の景観重要建造物に指定されています 今日は取り入れていないため水位が低く流れがありません
守西ポンプ所 庄内用水・堀川はここから伏越(トンネル)で矢田川の下をくぐり抜けます
矢田川と三階橋 一番下の伏越が1階、その上の矢田川が2階、その上にかかる橋が3階になるので三階橋というようです
矢田川と伏越 庄内用水・堀川は伏越で対岸の三階橋ポンプ所に流れます
地蔵堂と天然プールの碑 三階橋ポンプ所が建設されるまでここに大きな分水池があり、ここで庄内用水・堀川・御用水・志賀用水・上飯田用水に分水し、それぞれに水量調整用の樋門がありました。この分水池は「天然プール」の愛称で親しまれていたそうです。現在は三階橋ポンプ所で庄内用水と堀川に分水されています。
庄内用水分水門 ここで堀川と分水され庄内用水が始まります。取水停止しているので流れがありません
庄内用水の説明板 伊勢湾まで総延長約28kmもあるんですね😵
黒川樋門 ここから堀川(黒川)が始まります もともと堀川は名古屋城築城の資材運搬用として河口から朝日橋付近の堀留まで開削されていましたが、江戸時代後期に堀留以北を開削、さらに明治に入り愛知県技師の黒川治愿によって庄内川までつくられました。この経緯から黒川とも呼ばれ流域の地名にもなっています。 一般に河口から朝日橋までが堀川、朝日橋から黒川樋門までが黒川、黒川樋門から庄内用水元杁樋門までが庄内用水と呼ばれています。 黒川樋門は名古屋市の景観重要建造物に指定されています
御用水跡街園 黒川に平行して御用水と呼ばれる名古屋城の内堀に庄内川の水を引き入れるための用水路がありましたが、1972年に黒川に統合される形で埋め立てられ御用水跡街園に整備されました
御用水跡街園 夫婦橋から城北橋までの約3kmに約600本の桜が植えられているそうです🌸春に来てみたいですね
ムクゲの白い花🌺
あさがおの青色が鮮やかです🌺
猿投橋 ここに段差があり、ここから下流は伊勢湾の潮汐の影響を受け、満潮時には逆流も起こる感潮区間となっているそうです
志賀橋 ここから田幡橋まで橋の下の遊歩道を通ります
結構 魚いるなぁ🐟
北清水親水公園 その向こうに名古屋高速 黒川ランプと国道41号
ポッポ🦜が道をふさいでる💦
金城橋
城北橋(大津通)
名城水処理センター メタウォーター下水道科学館なごやも併設されています。見たかったですが9時半開館なので今日はパスします
ムクゲのピンクの花🌺
堀端橋
名城公園 ランニングされている方が多いです
北側からの名古屋城 まだ金シャチついてないですね
名古屋城のお堀
筋違橋
西側からの名古屋城 金シャチを取り付けるためか足場が組まれています
名古屋能楽堂
加藤清正像 石垣づくりの名手。名古屋城築城の際、石垣工事で大活躍されました
朝日橋と堀川堀留跡 名古屋城築城のころはここが堀留でした。橋の左岸に堀川堀留跡の碑があります。現在は船着場が設置されています。
五条橋 堀川七橋の中で最も上流に位置しています。かつて清洲城下の五条川に架けられていた橋を清洲越しの際に移築したものです
円頓寺商店街 名古屋で最も古い商店街の一つとされています
四間道(しけみち) 1700年の大火のあと、防火と商業活動のため道幅を四間(約7m)に広げたことからその名前がついたといわれています。現在は土蔵や古い町屋が改装され、雰囲気あるおしゃれなお店が多いです
子守地蔵尊
屋根神様
浅間神社
中橋 堀川七橋のひとつ
桜通に出ました 名駅のビル群が見えます
桜橋(桜通)
伝馬橋(伝馬町通) 堀川七橋のひとつ
錦橋(錦通)
納屋橋(広小路通) 堀川七橋のひとつ
納屋橋からの堀川 河口方面
納屋橋からの堀川 夜はこんな感じです✨
岩井橋(大須通)
日置橋 堀川七橋のひとつ
松重閘門と堀川下流方面 堀川と中川運河を結ぶ閘門 閘門間の水路は埋め立てられており閘門の尖塔が保存されています
松重閘門 堀川側 中川運河方面
松重閘門 中川運河側 中川運河方面
山王橋(山王通) その上に名古屋高速 山王JCT
古渡橋 堀川七橋のひとつ
JR東海道線・中央線・名鉄名古屋本線をくぐります
タマスダレの花🌺⁉
マリーゴールド🌺
尾頭橋(佐屋街道) 堀川七橋のひとつ
住吉橋からの堀川 河口方面 だいぶ広くなりました
住吉橋(八熊通)
旗屋橋と名古屋国際会議場
熱田記念橋 白鳥公園と熱田神宮公園を結んでいます
熱田神宮公園の中にある前方後円墳「断夫山古墳」管理事務所に一言言って登ります
ここから登ります 今日唯一の山登りです (山登りってほどでもないか💦)
数分で前方部分のピークに着きました
白鳥公園と熱田記念橋
白鳥庭園 入園料300円 またゆっくり散策したいです
白鳥橋(国道1号)
大瀬子橋からの堀川 名古屋城方面
あつた蓬莱軒 2時間超待ちで14:10になるとのこと💦 予約して名古屋港にゴールしてから出直すことにしました
七里の渡し(宮の渡し公園) 宮宿と桑名宿を結ぶ東海道唯一の海路で、その距離が七里(27.5km)であったことからそう名づけられました。常夜灯と鐘楼、小さな桟橋があります
七里の渡し 新堀川が合流するところです
新堀川(内田橋)を渡ります
あっ新幹線だ🚄
名古屋高速東海線と新港橋(国道23号) だいぶ広くなりました 暑いですが蒸し暑さはありません☀ でも日射しが強く痛いです💦
堀川口防潮水門 その先に名港トリトンが見えます 名古屋港が見えてきた もう少しだ💦
堀川の終点 名古屋港に着きました
名古屋港ガーデンふ頭臨港緑園
伊勢湾 名港トリトンが見えます
名古屋港ポートビル
南極観測船ふじ 名古屋港ガーデンふ頭に展示・公開されています
ふじのプロペラ でかい❗
あつた蓬莱軒のひつまぶし ちょっと贅沢して「いちはん」 ボリューム満点で旨い❗ 感動です😊