町田・図師小野路歴史環境保全地域

　多摩・よこやま道の南側の里山歩きで町田市北西部の小山田緑地と小野路町の間にある”図師小野路歴史環境保全地域”を京王多摩車庫前を起点で歩きました。 　小野路バス停から脇道の坂を上った住宅も少ない所にピアノカフェがあり、クラシックの定期演奏のチラシが置いてありました。沢山のプログラムがあり、一定のファンに支えられているのでしょう。 　環境保全地域では思いもよらず小町井戸、小野路城跡、こうせん塚などあり、雑木や竹林に囲われた小路を興味深く歩くことができました。小町井戸は平安時代小野小町が病にかかり、この山に千日こもり、この湧き水で目を洗って全快した伝説の地と説明が有りました。小野路城跡は八雲神社のある一帯で、平安時代(1711～1714)に小山田城の副城として築城されたとあります。地図に示されてない小路があって、それらを辿ると新しい発見があるかも知れません。 　結道川に近い谷戸では3人が植物を撮影しており、教えて頂き、珍しいオオバトンボソウ(ヤマサギソウかも)とヒメハギに出会えました。バス道路を横断、小山田緑地側に行くべく直進しましたが、地図記載の道が分からず戻り、今度は逆方向に進むなど行きつ戻りつをしてしまいました。白山神社前、小山田緑地内でも道を間違えたりでした。