近所にあった電信柱の支線に付属のクリップを挟んだ。 チューナーダイヤルを少しづつ回す。 あっ!聞こえる・・・ 聞こえた、イヤホーンからボソボソと、なにか喋っている声が聞こえた。 少年マガジンの裏表紙に 「君もラジオを作って聞いちゃおう!電池なんかいらないよ!」 また、裏表紙に心を囚われてしまった。 早速、購入。 それはゲルマニウムラジオだった。 兎も角、電池を使わずラジオが聞こえるのは、とても楽しかった。 近くの山に登り鉄製のフェンスのクリップを、 するとFENやいろいろな放送局が聞こえますます楽しくなった。 くわは流れる JAZZやリズム・アンド・ブルースに酔った! そして、サックスを手にした・・・・な~んて事は無く。 僕が興味を持ったのは、なんと落語だった。 ラジオで落語を聞き、図書館で落語全集を開き。 一人でふっふふ と笑う変な小学五年だった。 櫛形山の帰り所用を済ますために鰍沢で宿を取った。 そこの書庫に落語の本があった? そして食事処に落語家のサイン。 そして、ラジオで聞いたあの演目を思いだした。 「鰍沢」だ。落語の演目に鰍沢というのがあるのだ。 身延参りの途中吹雪にあい、とある家に厄介になることに。 そして、その家の女に痺れ薬を飲まされて・・・ 落語は落語家から聞くのが一番YOUTUBEにたくさんあるので是非! ※ 動画 授業をサボって~~
ゲルマニウムラジオ。 すげえ!と思った。 電池いらないんだぜ!!
富士川舟運の町だった。 駿河の海産物も運ばれた。 川下りは良いとして、上りは船を引っ張りして大変だった。
現在の鰍沢町。 今は富士川町に合併された。
お世話になった。 国本屋さんいい宿でした^ー^
山菜と烏賊の天麩羅。 何故?烏賊・・・
落語に出てくる毒消し。 昔は護符を飲んだんだね。