猫越岳・猿山(仁科峠よりピストン)

2021.04.25(日) 日帰り

妻と2人、静岡の百山75・76座目になる猫越岳(ねっこだけ)・猿山(さるやま)に、仁科峠(にしなとうげ)からのピストンで登ってきました。 猿山は「登山道のない上級者向けの山」だとどこかで紹介されていたので、何年も前から「いつか登山上級者になったら登ってやる…」と思っていたのですが、ついに実現することができました。実際には藪漕ぎや危険箇所もなく、ルートを示すテープも多く(ないエリアもあったけど)、尾根を辿っていけば普通に到達できる中級者向けの山でちょっと肩すかしを食らった感じ。 仁科峠から三蓋山(みかさやま)までは、ひたすら歩きやすいほぼ水平な道が続く伊豆山稜線歩道。アセビの花が一面に咲いていて綺麗でした!

仁科峠(にしなとうげ)の駐車場から出発!ちょっと登ると展望台にテントが2張。前日土肥峠から歩いてきた方と、アマチュア無線の移動運用のために来られた方でした。駐車場から何回も往復して巨大なアンテナを設営したそうです。

仁科峠(にしなとうげ)の駐車場から出発!ちょっと登ると展望台にテントが2張。前日土肥峠から歩いてきた方と、アマチュア無線の移動運用のために来られた方でした。駐車場から何回も往復して巨大なアンテナを設営したそうです。

仁科峠(にしなとうげ)の駐車場から出発!ちょっと登ると展望台にテントが2張。前日土肥峠から歩いてきた方と、アマチュア無線の移動運用のために来られた方でした。駐車場から何回も往復して巨大なアンテナを設営したそうです。

地面がえぐれて歩きにくい階段を登っていきます。

地面がえぐれて歩きにくい階段を登っていきます。

地面がえぐれて歩きにくい階段を登っていきます。

約25分で最初のピーク、後藤山(ごとうやま)の山頂に到着。

約25分で最初のピーク、後藤山(ごとうやま)の山頂に到着。

約25分で最初のピーク、後藤山(ごとうやま)の山頂に到着。

馬酔木(あせび)の花が満開でした。

馬酔木(あせび)の花が満開でした。

馬酔木(あせび)の花が満開でした。

お、展望台。ガスってるけどとりあえず寄っていきましょう。

お、展望台。ガスってるけどとりあえず寄っていきましょう。

お、展望台。ガスってるけどとりあえず寄っていきましょう。

はい、こちら富士山が見える方角です。何も見えねえ…。

はい、こちら富士山が見える方角です。何も見えねえ…。

はい、こちら富士山が見える方角です。何も見えねえ…。

豆桜。花びらが可愛い。

豆桜。花びらが可愛い。

豆桜。花びらが可愛い。

猫越岳(ねっこだけ)山頂の池。天城火山よりも古い250万年前、猫越火山の溶岩がつくったなだらかな斜面の上にできた池だとか。

猫越岳(ねっこだけ)山頂の池。天城火山よりも古い250万年前、猫越火山の溶岩がつくったなだらかな斜面の上にできた池だとか。

猫越岳(ねっこだけ)山頂の池。天城火山よりも古い250万年前、猫越火山の溶岩がつくったなだらかな斜面の上にできた池だとか。

スタートから1時間ちょっとで猫越岳山頂に到着!静岡の百山75座目です。眺望はありませんが二等三角点「猫越峠」がありました。

スタートから1時間ちょっとで猫越岳山頂に到着!静岡の百山75座目です。眺望はありませんが二等三角点「猫越峠」がありました。

スタートから1時間ちょっとで猫越岳山頂に到着!静岡の百山75座目です。眺望はありませんが二等三角点「猫越峠」がありました。

水呑頭(「みずのみのかしら」でいいのかな?)山頂を通過。「伊豆山稜線歩道」というだけあって、なだらかな歩きやすい道です。ただ低木が多いので頭ぶつけたりザック引っ掛けたりしやすいので注意。

水呑頭(「みずのみのかしら」でいいのかな?)山頂を通過。「伊豆山稜線歩道」というだけあって、なだらかな歩きやすい道です。ただ低木が多いので頭ぶつけたりザック引っ掛けたりしやすいので注意。

水呑頭(「みずのみのかしら」でいいのかな?)山頂を通過。「伊豆山稜線歩道」というだけあって、なだらかな歩きやすい道です。ただ低木が多いので頭ぶつけたりザック引っ掛けたりしやすいので注意。

猫越峠を通過。今は通れませんが、ここを横切る道を北東へ下れば猫越集落を経由して湯ヶ島温泉へ、南西へ下れば祢宜畑(ねぎのはた)を経由して松崎港方面へ行けたようです。かつては仁科川河口部と中伊豆地方を繋ぐ重要な峠だったみたい。

猫越峠を通過。今は通れませんが、ここを横切る道を北東へ下れば猫越集落を経由して湯ヶ島温泉へ、南西へ下れば祢宜畑(ねぎのはた)を経由して松崎港方面へ行けたようです。かつては仁科川河口部と中伊豆地方を繋ぐ重要な峠だったみたい。

猫越峠を通過。今は通れませんが、ここを横切る道を北東へ下れば猫越集落を経由して湯ヶ島温泉へ、南西へ下れば祢宜畑(ねぎのはた)を経由して松崎港方面へ行けたようです。かつては仁科川河口部と中伊豆地方を繋ぐ重要な峠だったみたい。

ちょっと太陽が見えてきた!

ちょっと太陽が見えてきた!

ちょっと太陽が見えてきた!

わらびの新芽かな?春ですね~。周囲ではウグイスがさえずりまくりでした。

わらびの新芽かな?春ですね~。周囲ではウグイスがさえずりまくりでした。

わらびの新芽かな?春ですね~。周囲ではウグイスがさえずりまくりでした。

猫越峠からはひたすら水平な道が続きます。

猫越峠からはひたすら水平な道が続きます。

猫越峠からはひたすら水平な道が続きます。

鉄橋と木橋2つが連続するところ。格子状の床板がたわむのでドキドキします。

鉄橋と木橋2つが連続するところ。格子状の床板がたわむのでドキドキします。

鉄橋と木橋2つが連続するところ。格子状の床板がたわむのでドキドキします。

中央左にあるなだらかな山頂の山がこれから目指す猿山かな?

中央左にあるなだらかな山頂の山がこれから目指す猿山かな?

中央左にあるなだらかな山頂の山がこれから目指す猿山かな?

つげ峠。新しいベンチやテーブルが設置されてました。ちょっと休憩。

つげ峠。新しいベンチやテーブルが設置されてました。ちょっと休憩。

つげ峠。新しいベンチやテーブルが設置されてました。ちょっと休憩。

この木はヒメシャラ?面白い形してますね!

この木はヒメシャラ?面白い形してますね!

この木はヒメシャラ?面白い形してますね!

三蓋山(みかさやま)山頂を通過。でも本当のピーク(1,013m)はすぐ先の三角点があるところみたいです。

三蓋山(みかさやま)山頂を通過。でも本当のピーク(1,013m)はすぐ先の三角点があるところみたいです。

三蓋山(みかさやま)山頂を通過。でも本当のピーク(1,013m)はすぐ先の三角点があるところみたいです。

というわけで三等三角点「三分一」へも寄っていきましょう。そんなに登山道からも離れた場所じゃなかったので、三角点へのアプローチは簡単でした。

というわけで三等三角点「三分一」へも寄っていきましょう。そんなに登山道からも離れた場所じゃなかったので、三角点へのアプローチは簡単でした。

というわけで三等三角点「三分一」へも寄っていきましょう。そんなに登山道からも離れた場所じゃなかったので、三角点へのアプローチは簡単でした。

ヤマレコの「みんなの足跡」では、伊豆山稜線歩道沿いにぐるっと滑沢峠方面へ遠回りして猿山へ向かうルートと、斜面をまっすぐ南に下りてショートカットするルートの2つに分かれてました。今回は距離が長くても歩きやすそうな遠回りルートをチョイス。

ヤマレコの「みんなの足跡」では、伊豆山稜線歩道沿いにぐるっと滑沢峠方面へ遠回りして猿山へ向かうルートと、斜面をまっすぐ南に下りてショートカットするルートの2つに分かれてました。今回は距離が長くても歩きやすそうな遠回りルートをチョイス。

ヤマレコの「みんなの足跡」では、伊豆山稜線歩道沿いにぐるっと滑沢峠方面へ遠回りして猿山へ向かうルートと、斜面をまっすぐ南に下りてショートカットするルートの2つに分かれてました。今回は距離が長くても歩きやすそうな遠回りルートをチョイス。

結果的にこの選択は大失敗。無駄に標高下げるし、落石の危険箇所を通過するし、いいことは何もありません。三蓋山から猿山へ向かう人は行き帰りとも南へのショートカットルートをオススメします!

結果的にこの選択は大失敗。無駄に標高下げるし、落石の危険箇所を通過するし、いいことは何もありません。三蓋山から猿山へ向かう人は行き帰りとも南へのショートカットルートをオススメします!

結果的にこの選択は大失敗。無駄に標高下げるし、落石の危険箇所を通過するし、いいことは何もありません。三蓋山から猿山へ向かう人は行き帰りとも南へのショートカットルートをオススメします!

伊豆山稜線歩道はここまで。猿山へはここから尾根に取り付いて直登します。このタイミングで先週痛めた左膝が張ってきてしまいいましたが、様子を見ながら先へ進むことに。(悪化した場合も、猿山から南下して諸坪峠へ下る方が短距離で林道へ抜けられるので)。

伊豆山稜線歩道はここまで。猿山へはここから尾根に取り付いて直登します。このタイミングで先週痛めた左膝が張ってきてしまいいましたが、様子を見ながら先へ進むことに。(悪化した場合も、猿山から南下して諸坪峠へ下る方が短距離で林道へ抜けられるので)。

伊豆山稜線歩道はここまで。猿山へはここから尾根に取り付いて直登します。このタイミングで先週痛めた左膝が張ってきてしまいいましたが、様子を見ながら先へ進むことに。(悪化した場合も、猿山から南下して諸坪峠へ下る方が短距離で林道へ抜けられるので)。

ショートカットルートと合流する地点まで40分もかかってしまいました。ショートカットルートなら多分10分弱で来れたはず。

ショートカットルートと合流する地点まで40分もかかってしまいました。ショートカットルートなら多分10分弱で来れたはず。

ショートカットルートと合流する地点まで40分もかかってしまいました。ショートカットルートなら多分10分弱で来れたはず。

小僧山山頂を通過。膝の調子が良くなってきました!良かった…。

小僧山山頂を通過。膝の調子が良くなってきました!良かった…。

小僧山山頂を通過。膝の調子が良くなってきました!良かった…。

何回かアップダウンを繰り返しますが、尾根沿いに進むだけでルートは明瞭。危険箇所もありませんでした。

何回かアップダウンを繰り返しますが、尾根沿いに進むだけでルートは明瞭。危険箇所もありませんでした。

何回かアップダウンを繰り返しますが、尾根沿いに進むだけでルートは明瞭。危険箇所もありませんでした。

小僧山から1時間。猿山山頂に到着!静岡の百山76座目です。猿はいませんでした(かつては猿がいっぱいいたから猿山になったらしい)。三等三角点「猿山」が真っ白で美しい!明治時代の点の記によると「伊豆國之産小松石」(伊豆石)で作った標石だそうです。

小僧山から1時間。猿山山頂に到着!静岡の百山76座目です。猿はいませんでした(かつては猿がいっぱいいたから猿山になったらしい)。三等三角点「猿山」が真っ白で美しい!明治時代の点の記によると「伊豆國之産小松石」(伊豆石)で作った標石だそうです。

小僧山から1時間。猿山山頂に到着!静岡の百山76座目です。猿はいませんでした(かつては猿がいっぱいいたから猿山になったらしい)。三等三角点「猿山」が真っ白で美しい!明治時代の点の記によると「伊豆國之産小松石」(伊豆石)で作った標石だそうです。

膝の具合も良さそうですし、山頂到着時刻も登山計画(10:25着予想)とほぼ同じ!計画通り来た道を戻ります。

膝の具合も良さそうですし、山頂到着時刻も登山計画(10:25着予想)とほぼ同じ!計画通り来た道を戻ります。

膝の具合も良さそうですし、山頂到着時刻も登山計画(10:25着予想)とほぼ同じ!計画通り来た道を戻ります。

アップダウンの繰り返し。

アップダウンの繰り返し。

アップダウンの繰り返し。

あれが小僧山かな?

あれが小僧山かな?

あれが小僧山かな?

猿山から50分ちょっとで小僧山に到着。静岡県内のあちこちの山で見かける消防ホースの「火の用心」、今回のルートにはやたら多いような…。安全啓発というよりも「俺はここにも来たぜ」アピールのような気がして、個人的には嫌い(そもそも生木に釘打ってどうなんでしょう?)。

猿山から50分ちょっとで小僧山に到着。静岡県内のあちこちの山で見かける消防ホースの「火の用心」、今回のルートにはやたら多いような…。安全啓発というよりも「俺はここにも来たぜ」アピールのような気がして、個人的には嫌い(そもそも生木に釘打ってどうなんでしょう?)。

猿山から50分ちょっとで小僧山に到着。静岡県内のあちこちの山で見かける消防ホースの「火の用心」、今回のルートにはやたら多いような…。安全啓発というよりも「俺はここにも来たぜ」アピールのような気がして、個人的には嫌い(そもそも生木に釘打ってどうなんでしょう?)。

ショートカットの分岐点まで戻ってきました。ルート上の御料局三角点2つ目が目印です。

ショートカットの分岐点まで戻ってきました。ルート上の御料局三角点2つ目が目印です。

ショートカットの分岐点まで戻ってきました。ルート上の御料局三角点2つ目が目印です。

踏み跡はほとんどないけど真っ直ぐ北へ向かうと…。

踏み跡はほとんどないけど真っ直ぐ北へ向かうと…。

踏み跡はほとんどないけど真っ直ぐ北へ向かうと…。

なんと10分で伊豆山稜線歩道に合流!こっちの方が圧倒的に楽!

なんと10分で伊豆山稜線歩道に合流!こっちの方が圧倒的に楽!

なんと10分で伊豆山稜線歩道に合流!こっちの方が圧倒的に楽!

さらに10分で三蓋山山頂付近まで戻ってこれました。天城山が見えました。

さらに10分で三蓋山山頂付近まで戻ってこれました。天城山が見えました。

さらに10分で三蓋山山頂付近まで戻ってこれました。天城山が見えました。

つげ峠を通過。しばらくは水平移動。

つげ峠を通過。しばらくは水平移動。

つげ峠を通過。しばらくは水平移動。

この指導標「猫越岳 2.7km 20分」って絶対間違ってる(トレランか!)。たぶん60分が正解です(猫越岳山頂の指導標には「仁科峠 65分」となってるので)。

この指導標「猫越岳 2.7km 20分」って絶対間違ってる(トレランか!)。たぶん60分が正解です(猫越岳山頂の指導標には「仁科峠 65分」となってるので)。

この指導標「猫越岳 2.7km 20分」って絶対間違ってる(トレランか!)。たぶん60分が正解です(猫越岳山頂の指導標には「仁科峠 65分」となってるので)。

猫越峠まで戻ってきました。

猫越峠まで戻ってきました。

猫越峠まで戻ってきました。

歩きにくい階段、始まった…。

歩きにくい階段、始まった…。

歩きにくい階段、始まった…。

猫越岳を通過!計画よりも早いペースで戻ってこれてます。膝もいい感じ。

猫越岳を通過!計画よりも早いペースで戻ってこれてます。膝もいい感じ。

猫越岳を通過!計画よりも早いペースで戻ってこれてます。膝もいい感じ。

再び展望台。今度はどうかな?

再び展望台。今度はどうかな?

再び展望台。今度はどうかな?

朝と全然違う!富士山は右奥の山(達磨山)の左側、雲の向こうで見えませんが…。

朝と全然違う!富士山は右奥の山(達磨山)の左側、雲の向こうで見えませんが…。

朝と全然違う!富士山は右奥の山(達磨山)の左側、雲の向こうで見えませんが…。

南西には駿河湾も見えますね。

南西には駿河湾も見えますね。

南西には駿河湾も見えますね。

3~4歳ぐらいの女の子を連れたご家族が景色を楽しんでいらっしゃいました。猫越岳まで行かれたそうです。すごい。

3~4歳ぐらいの女の子を連れたご家族が景色を楽しんでいらっしゃいました。猫越岳まで行かれたそうです。すごい。

3~4歳ぐらいの女の子を連れたご家族が景色を楽しんでいらっしゃいました。猫越岳まで行かれたそうです。すごい。

展望台のベンチで行動食(クリームパン)食べて元気回復。あとは後藤山を越えるのみ!

展望台のベンチで行動食(クリームパン)食べて元気回復。あとは後藤山を越えるのみ!

展望台のベンチで行動食(クリームパン)食べて元気回復。あとは後藤山を越えるのみ!

後藤山を通過!Apple Watchのヤマレコアプリが表示する予定通過時刻が正確すぎて怖いくらい。

後藤山を通過!Apple Watchのヤマレコアプリが表示する予定通過時刻が正確すぎて怖いくらい。

後藤山を通過!Apple Watchのヤマレコアプリが表示する予定通過時刻が正確すぎて怖いくらい。

仁科峠展望台が見えました。

仁科峠展望台が見えました。

仁科峠展望台が見えました。

まだアマチュア無線のアンテナが残ってました。展望台では結婚式用の写真を撮影してるドレスのカップルの姿も。

まだアマチュア無線のアンテナが残ってました。展望台では結婚式用の写真を撮影してるドレスのカップルの姿も。

まだアマチュア無線のアンテナが残ってました。展望台では結婚式用の写真を撮影してるドレスのカップルの姿も。

車が見えた!

車が見えた!

車が見えた!

計画よりも30分近く早く戻ってきました!これで静岡の百山「伊豆・箱根の山々(16山)」は完登!2015年6月の天城山から6年弱かかりました。同じ静岡県でも浜松から伊豆は遠いです…。

計画よりも30分近く早く戻ってきました!これで静岡の百山「伊豆・箱根の山々(16山)」は完登!2015年6月の天城山から6年弱かかりました。同じ静岡県でも浜松から伊豆は遠いです…。

計画よりも30分近く早く戻ってきました!これで静岡の百山「伊豆・箱根の山々(16山)」は完登!2015年6月の天城山から6年弱かかりました。同じ静岡県でも浜松から伊豆は遠いです…。

仁科峠(にしなとうげ)の駐車場から出発!ちょっと登ると展望台にテントが2張。前日土肥峠から歩いてきた方と、アマチュア無線の移動運用のために来られた方でした。駐車場から何回も往復して巨大なアンテナを設営したそうです。

地面がえぐれて歩きにくい階段を登っていきます。

約25分で最初のピーク、後藤山(ごとうやま)の山頂に到着。

馬酔木(あせび)の花が満開でした。

お、展望台。ガスってるけどとりあえず寄っていきましょう。

はい、こちら富士山が見える方角です。何も見えねえ…。

豆桜。花びらが可愛い。

猫越岳(ねっこだけ)山頂の池。天城火山よりも古い250万年前、猫越火山の溶岩がつくったなだらかな斜面の上にできた池だとか。

スタートから1時間ちょっとで猫越岳山頂に到着!静岡の百山75座目です。眺望はありませんが二等三角点「猫越峠」がありました。

水呑頭(「みずのみのかしら」でいいのかな?)山頂を通過。「伊豆山稜線歩道」というだけあって、なだらかな歩きやすい道です。ただ低木が多いので頭ぶつけたりザック引っ掛けたりしやすいので注意。

猫越峠を通過。今は通れませんが、ここを横切る道を北東へ下れば猫越集落を経由して湯ヶ島温泉へ、南西へ下れば祢宜畑(ねぎのはた)を経由して松崎港方面へ行けたようです。かつては仁科川河口部と中伊豆地方を繋ぐ重要な峠だったみたい。

ちょっと太陽が見えてきた!

わらびの新芽かな?春ですね~。周囲ではウグイスがさえずりまくりでした。

猫越峠からはひたすら水平な道が続きます。

鉄橋と木橋2つが連続するところ。格子状の床板がたわむのでドキドキします。

中央左にあるなだらかな山頂の山がこれから目指す猿山かな?

つげ峠。新しいベンチやテーブルが設置されてました。ちょっと休憩。

この木はヒメシャラ?面白い形してますね!

三蓋山(みかさやま)山頂を通過。でも本当のピーク(1,013m)はすぐ先の三角点があるところみたいです。

というわけで三等三角点「三分一」へも寄っていきましょう。そんなに登山道からも離れた場所じゃなかったので、三角点へのアプローチは簡単でした。

ヤマレコの「みんなの足跡」では、伊豆山稜線歩道沿いにぐるっと滑沢峠方面へ遠回りして猿山へ向かうルートと、斜面をまっすぐ南に下りてショートカットするルートの2つに分かれてました。今回は距離が長くても歩きやすそうな遠回りルートをチョイス。

結果的にこの選択は大失敗。無駄に標高下げるし、落石の危険箇所を通過するし、いいことは何もありません。三蓋山から猿山へ向かう人は行き帰りとも南へのショートカットルートをオススメします!

伊豆山稜線歩道はここまで。猿山へはここから尾根に取り付いて直登します。このタイミングで先週痛めた左膝が張ってきてしまいいましたが、様子を見ながら先へ進むことに。(悪化した場合も、猿山から南下して諸坪峠へ下る方が短距離で林道へ抜けられるので)。

ショートカットルートと合流する地点まで40分もかかってしまいました。ショートカットルートなら多分10分弱で来れたはず。

小僧山山頂を通過。膝の調子が良くなってきました!良かった…。

何回かアップダウンを繰り返しますが、尾根沿いに進むだけでルートは明瞭。危険箇所もありませんでした。

小僧山から1時間。猿山山頂に到着!静岡の百山76座目です。猿はいませんでした(かつては猿がいっぱいいたから猿山になったらしい)。三等三角点「猿山」が真っ白で美しい!明治時代の点の記によると「伊豆國之産小松石」(伊豆石)で作った標石だそうです。

膝の具合も良さそうですし、山頂到着時刻も登山計画(10:25着予想)とほぼ同じ!計画通り来た道を戻ります。

アップダウンの繰り返し。

あれが小僧山かな?

猿山から50分ちょっとで小僧山に到着。静岡県内のあちこちの山で見かける消防ホースの「火の用心」、今回のルートにはやたら多いような…。安全啓発というよりも「俺はここにも来たぜ」アピールのような気がして、個人的には嫌い(そもそも生木に釘打ってどうなんでしょう?)。

ショートカットの分岐点まで戻ってきました。ルート上の御料局三角点2つ目が目印です。

踏み跡はほとんどないけど真っ直ぐ北へ向かうと…。

なんと10分で伊豆山稜線歩道に合流!こっちの方が圧倒的に楽!

さらに10分で三蓋山山頂付近まで戻ってこれました。天城山が見えました。

つげ峠を通過。しばらくは水平移動。

この指導標「猫越岳 2.7km 20分」って絶対間違ってる(トレランか!)。たぶん60分が正解です(猫越岳山頂の指導標には「仁科峠 65分」となってるので)。

猫越峠まで戻ってきました。

歩きにくい階段、始まった…。

猫越岳を通過!計画よりも早いペースで戻ってこれてます。膝もいい感じ。

再び展望台。今度はどうかな?

朝と全然違う!富士山は右奥の山(達磨山)の左側、雲の向こうで見えませんが…。

南西には駿河湾も見えますね。

3~4歳ぐらいの女の子を連れたご家族が景色を楽しんでいらっしゃいました。猫越岳まで行かれたそうです。すごい。

展望台のベンチで行動食(クリームパン)食べて元気回復。あとは後藤山を越えるのみ!

後藤山を通過!Apple Watchのヤマレコアプリが表示する予定通過時刻が正確すぎて怖いくらい。

仁科峠展望台が見えました。

まだアマチュア無線のアンテナが残ってました。展望台では結婚式用の写真を撮影してるドレスのカップルの姿も。

車が見えた!

計画よりも30分近く早く戻ってきました!これで静岡の百山「伊豆・箱根の山々(16山)」は完登!2015年6月の天城山から6年弱かかりました。同じ静岡県でも浜松から伊豆は遠いです…。