九州自然歩道・西尾根道

「宝満山・三郡山系　徹底踏査！」 を読んで宝満山に登ってます。 今日は「竜岩自然の家から大根地山」周回です。 「宝満山・三郡山系　徹底踏査！」の文章と地形図を照らし合わせ、地形図上で擬似体験的に移動するシュミレーションはとても良い読図のトレーニングになります。 著書には、地形図に書いてない登山道と分岐、クサリ・ロープ場、標識、渡渉場所の情報が書いてあるので、それらと合わせて家で地形図を読み込んでいると、よりリアルに山を歩いている自分が想像できます。 取りつき点までの林道では、右に現れる谷 を地形図と照らしながら進みます。 大規模な伐採が行われている谷の先に上の林道のガードレールが見えれば取りつき点まで谷はあと２箇所。 扇滝からの東へのトラバースを著書では 「尾根を二つ巻いたあと、小さなクサリ場を抜けて尾根に乗る」と書いていますが、私は尾根を巻く感覚がよく分からないので、谷を数えています。 尾根を巻いているのか、斜面を歩いているのか分からなくなるんです。 大根地山頂からの縦走路は、稜線のお手本と言える道でした。支尾根が派生する所に地形図に書いていない小ピークが顕著に現れるからです。ここの縦走路は良い読図のトレーニングになりました。