活動データ
タイム
05:47
距離
12.6km
のぼり
1002m
くだり
1003m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る🍒gotoみちのく 第2週 秋田県仙北市田沢湖2日目 秋田駒ヶ岳 地元では「秋田駒」と呼ぶ。 きのう森吉山で出会ったお父さん、お母さんたちは皆そう呼んでいた。田沢湖の民宿のご夫婦も。真似させていただく。 森吉山のゴンドラ駅から60km、1時間半。田沢湖越しの秋田駒を目の当たりにした。その光景を自らの語彙で表現するのは諦めた。 「美しい」とか「感動した」とか、はたまた「ガチでヤバい」などという単語を並べてみたところで、ほとんど意味をなさない。 ただ、「なぜ百名山じゃないの?」と思った。「悲劇の二百名山」をまた見つけた。 2月下旬に大分県の由布岳に登った時、祖母山と入れ替えて百名山にすべしと毒づいた。賛成してもらえると思う。 秋田駒はどうか。穏当に県内で入れ替えるなら八幡平だが、岩手県のイメージが強いので、あっちから文句が来る。 でも、あっちには岩手山と早池峰山がある。秋田県単独で秋田駒を百名山にするというのが、大人の対応である。 🏔 🏔 🏔 🏔 🏔 秋田駒は、高山植物の宝庫らしい。8合目まで車で行けて、標高差330mお手軽コース。 ……なのだが、この時期、県道は雪に埋もれたまま。ふもとの展望露天風呂アルパこまくさから標高差1000mを登ると最近知った。ふぅ。磐梯山と同じ罰ゲームパターン。 でも、きょうは強力な援軍がいる。 民宿のお父さんに、前日の森吉山のズボズボで体力を奪われた話をしたら、頼んでもいないのにスノーシューを貸して下さった。旅先でのご厚意、涙出ます。 アルパからスタートしたが、ゲレンデ登りの長さが異様。磐梯山どころじゃない。 罰ゲームの域を超えている。帰路は、古代ローマの奴隷に対する刑罰並み。 気分転換も兼ねて、スノーシューを初めて着けてみた。 足が重くなって、違和感もあるけど、足元の状態を気にせず、ブルドーザー気分で歩ける。ズボズボしないので、膝を上げずに済み、体力を節約できる。いいね。 八合目小屋のあたりからは、9日に降ったものらしい新雪がフカフカ。結局、山頂までスノーシューで行ってしまった。 でも、下りは使いづらく(駆け足できない)、外した。 きょうは、きのうにも増して快晴。視界良好。紫外線強烈。人出あり。孤独感なし。 山頂は360度パノラマで、百名山をぐるっと見渡せた。岩手山、鳥海山はもちろんのこと、津軽の岩木山までくっきり。 おまけに、とても疲れたという以外に何のトラブルもない。怖いくらいに上出来。 絶対に後でしっぺ返しを食らうパターンだけど、まあいいや。 秋田駒に会えて、そして登れたんだから。 ☂ ☂ ☂ ☂ ☂ 13~14日は雨予報なので、山登りは休み。 正直、ホッとする。 これまで3連投(連登)の後、1日休んで、また3連登。体力はOKだけど、そろそろ気分転換が必要。田沢湖の農家民宿、居心地がいいので、もう1泊して、ダラダラしよう。 あす13日は、再びダラダラと青森県弘前市に移動。14日もダラダラと寿司でも食べに行って、15日、晴れの岩木山を拝みたい。
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