鳥海山 長坂道から笙ヶ岳経由で鍋森へ!【10】

2021.04.03(土) 日帰り

今週末は以前から気になっていた鳥海湖近くにある溶岩ドーム鍋森へ登るべく、長坂道から鳥海山へと登りました。 登山道は思いの外融雪が進んでいて雪質も緩く、踏抜き、藪漕ぎ満喫のキツめの山行となりましたが、ブルーライン開通前の静かな笙ヶ岳周辺の山域と残雪期の見事な眺望を楽しめました。

夜明け間もない時間帯はその綺麗な山容を望めた鳥海山ですが、

夜明け間もない時間帯はその綺麗な山容を望めた鳥海山ですが、

夜明け間もない時間帯はその綺麗な山容を望めた鳥海山ですが、

次第に雲が出始め、この日は終始山頂付近は雲に覆われていました

次第に雲が出始め、この日は終始山頂付近は雲に覆われていました

次第に雲が出始め、この日は終始山頂付近は雲に覆われていました

長坂道への登山口がある山の神に到着〜
今まで何度かここから笙ヶ岳へ登っていますが、今まで一度も他の人とはお会いしたことが無く、この日も自分一人かと思いきや少し遅れて1名の方がやって来られました。
長坂道の途中で追いついて来られたときにお話を伺うと、なんと偶然にも自分と同じく笙ヶ岳経由で鍋森を目指されるとのこと!
とても鳥海山には詳しい方で色々と為になるお話を伺えました。

長坂道への登山口がある山の神に到着〜 今まで何度かここから笙ヶ岳へ登っていますが、今まで一度も他の人とはお会いしたことが無く、この日も自分一人かと思いきや少し遅れて1名の方がやって来られました。 長坂道の途中で追いついて来られたときにお話を伺うと、なんと偶然にも自分と同じく笙ヶ岳経由で鍋森を目指されるとのこと! とても鳥海山には詳しい方で色々と為になるお話を伺えました。

長坂道への登山口がある山の神に到着〜 今まで何度かここから笙ヶ岳へ登っていますが、今まで一度も他の人とはお会いしたことが無く、この日も自分一人かと思いきや少し遅れて1名の方がやって来られました。 長坂道の途中で追いついて来られたときにお話を伺うと、なんと偶然にも自分と同じく笙ヶ岳経由で鍋森を目指されるとのこと! とても鳥海山には詳しい方で色々と為になるお話を伺えました。

登山口からの最初の渡渉ポイントを通過後、暫くして杉林で夏道を見失い軽く道迷いをしてしまいました💦

登山口からの最初の渡渉ポイントを通過後、暫くして杉林で夏道を見失い軽く道迷いをしてしまいました💦

登山口からの最初の渡渉ポイントを通過後、暫くして杉林で夏道を見失い軽く道迷いをしてしまいました💦

藪漕ぎをしてなんとか夏道に復帰〜

藪漕ぎをしてなんとか夏道に復帰〜

藪漕ぎをしてなんとか夏道に復帰〜

分岐を通過〜

分岐を通過〜

分岐を通過〜

と思ったら今度はブナ林でも道迷い💦
ピンテも少なく地形も複雑なので気が付くと道迷いをしていました

と思ったら今度はブナ林でも道迷い💦 ピンテも少なく地形も複雑なので気が付くと道迷いをしていました

と思ったら今度はブナ林でも道迷い💦 ピンテも少なく地形も複雑なので気が付くと道迷いをしていました

なんとか尾根筋に取り付き登り進みますが今度は藪が酷い〜💦

なんとか尾根筋に取り付き登り進みますが今度は藪が酷い〜💦

なんとか尾根筋に取り付き登り進みますが今度は藪が酷い〜💦

藪を潜り抜け森林限界まで来ると笙ヶ岳が見えて来ました〜

藪を潜り抜け森林限界まで来ると笙ヶ岳が見えて来ました〜

藪を潜り抜け森林限界まで来ると笙ヶ岳が見えて来ました〜

右手の尾根には先日登った天守森が見えます
中央に月山森、そして雲に包まれる新山

右手の尾根には先日登った天守森が見えます 中央に月山森、そして雲に包まれる新山

右手の尾根には先日登った天守森が見えます 中央に月山森、そして雲に包まれる新山

ここまでツボ足で登ってきましたが、雪質も緩くズルズルと滑り出しキックステップで登るには体力を使うのでアイゼンを履きましたが、

ここまでツボ足で登ってきましたが、雪質も緩くズルズルと滑り出しキックステップで登るには体力を使うのでアイゼンを履きましたが、

ここまでツボ足で登ってきましたが、雪質も緩くズルズルと滑り出しキックステップで登るには体力を使うのでアイゼンを履きましたが、

上に登れば登るほど雪が少なくなり今度は山頂付近まで夏道を歩きます

上に登れば登るほど雪が少なくなり今度は山頂付近まで夏道を歩きます

上に登れば登るほど雪が少なくなり今度は山頂付近まで夏道を歩きます

笙ヶ岳山頂もより近くに

笙ヶ岳山頂もより近くに

笙ヶ岳山頂もより近くに

笙ヶ岳山頂に到着〜
昨年夏に登ったときは3時間のところを今回は4時間もかかりました💦

笙ヶ岳山頂に到着〜 昨年夏に登ったときは3時間のところを今回は4時間もかかりました💦

笙ヶ岳山頂に到着〜 昨年夏に登ったときは3時間のところを今回は4時間もかかりました💦

積雪期の笙ヶ岳からもなかなかの眺め
麓では割と強い風が吹いていたので、山頂付近は強風かと思いきや稜線上ではいくらか風を感じる程度

積雪期の笙ヶ岳からもなかなかの眺め 麓では割と強い風が吹いていたので、山頂付近は強風かと思いきや稜線上ではいくらか風を感じる程度

積雪期の笙ヶ岳からもなかなかの眺め 麓では割と強い風が吹いていたので、山頂付近は強風かと思いきや稜線上ではいくらか風を感じる程度

稲倉岳がチラッと見えましたが雪が無い💦
今年は雪解けが早いですね〜

稲倉岳がチラッと見えましたが雪が無い💦 今年は雪解けが早いですね〜

稲倉岳がチラッと見えましたが雪が無い💦 今年は雪解けが早いですね〜

新山と右手に本日のターゲット鍋森
この日は終始上空に雲が流れていましたが、
その陰影が山域にドラマチックな雰囲気を作っていました〜✨

新山と右手に本日のターゲット鍋森 この日は終始上空に雲が流れていましたが、 その陰影が山域にドラマチックな雰囲気を作っていました〜✨

新山と右手に本日のターゲット鍋森 この日は終始上空に雲が流れていましたが、 その陰影が山域にドラマチックな雰囲気を作っていました〜✨

三峰を過ぎた岩峰手前からトラバース気味に急斜面を檜ノ沢へと降りて行きます

三峰を過ぎた岩峰手前からトラバース気味に急斜面を檜ノ沢へと降りて行きます

三峰を過ぎた岩峰手前からトラバース気味に急斜面を檜ノ沢へと降りて行きます

鍋森はもう少し小さい溶岩ドームと思っていましたが、改めて近くで見ると結構な大きさです

鍋森はもう少し小さい溶岩ドームと思っていましたが、改めて近くで見ると結構な大きさです

鍋森はもう少し小さい溶岩ドームと思っていましたが、改めて近くで見ると結構な大きさです

檜ノ沢へと降りて来ました
振り返り三峰、二峰の連なり

檜ノ沢へと降りて来ました 振り返り三峰、二峰の連なり

檜ノ沢へと降りて来ました 振り返り三峰、二峰の連なり

さて、壁のような北側斜面から登ります

さて、壁のような北側斜面から登ります

さて、壁のような北側斜面から登ります

急斜面を登り上がると岩と這松の山頂へ
中央にケルンがいくつか見えますが、山頂周辺は這松を踏み抜くと雪の下には所々大きな空洞が見え、踏抜き落下しないよう注意しながらケルンのある中央部へ

急斜面を登り上がると岩と這松の山頂へ 中央にケルンがいくつか見えますが、山頂周辺は這松を踏み抜くと雪の下には所々大きな空洞が見え、踏抜き落下しないよう注意しながらケルンのある中央部へ

急斜面を登り上がると岩と這松の山頂へ 中央にケルンがいくつか見えますが、山頂周辺は這松を踏み抜くと雪の下には所々大きな空洞が見え、踏抜き落下しないよう注意しながらケルンのある中央部へ

山頂とおぼしきケルンへ到着〜

山頂とおぼしきケルンへ到着〜

山頂とおぼしきケルンへ到着〜

山頂の様子
奥には笙ヶ岳とニ峰

山頂の様子 奥には笙ヶ岳とニ峰

山頂の様子 奥には笙ヶ岳とニ峰

北には扇子森と鳥海湖のなだらかな雪原

北には扇子森と鳥海湖のなだらかな雪原

北には扇子森と鳥海湖のなだらかな雪原

山頂での景色を満喫して檜ノ沢へと降りてくると、

山頂での景色を満喫して檜ノ沢へと降りてくると、

山頂での景色を満喫して檜ノ沢へと降りてくると、

岩峰直下の急斜面の登り返しが待っています💦

岩峰直下の急斜面の登り返しが待っています💦

岩峰直下の急斜面の登り返しが待っています💦

昨年の夏に長坂道から新山へ登ったときは下山時の笙ヶ岳へのこの連なる登り返しがエライキツかったことを思い出しました〜💦

昨年の夏に長坂道から新山へ登ったときは下山時の笙ヶ岳へのこの連なる登り返しがエライキツかったことを思い出しました〜💦

昨年の夏に長坂道から新山へ登ったときは下山時の笙ヶ岳へのこの連なる登り返しがエライキツかったことを思い出しました〜💦

振り返り新山
今度は笠雲を纏っているように見えます

振り返り新山 今度は笠雲を纏っているように見えます

振り返り新山 今度は笠雲を纏っているように見えます

鍋森山頂に人影が見えます
登山口と長坂道の途中にお会いした方も自分とは別ルートで無事に鍋森へ登られたようです
中島台、湯ノ台は今日も賑わっていると思われますが、鍋森周辺ではほぼ独り占め!の静かな山域を楽しめました〜

鍋森山頂に人影が見えます 登山口と長坂道の途中にお会いした方も自分とは別ルートで無事に鍋森へ登られたようです 中島台、湯ノ台は今日も賑わっていると思われますが、鍋森周辺ではほぼ独り占め!の静かな山域を楽しめました〜

鍋森山頂に人影が見えます 登山口と長坂道の途中にお会いした方も自分とは別ルートで無事に鍋森へ登られたようです 中島台、湯ノ台は今日も賑わっていると思われますが、鍋森周辺ではほぼ独り占め!の静かな山域を楽しめました〜

雪解けが早く残り少ない積雪期を味わうようにThe雪山!な笙ヶ岳への雪稜を登ります

雪解けが早く残り少ない積雪期を味わうようにThe雪山!な笙ヶ岳への雪稜を登ります

雪解けが早く残り少ない積雪期を味わうようにThe雪山!な笙ヶ岳への雪稜を登ります

さっきまでの景色が嘘のように笙ヶ岳の南側稜上には雪がなく夏道を下ります

さっきまでの景色が嘘のように笙ヶ岳の南側稜上には雪がなく夏道を下ります

さっきまでの景色が嘘のように笙ヶ岳の南側稜上には雪がなく夏道を下ります

上空には猛禽類の鳥達が気持ち良さそうに自分の頭上をクルクルと旋回しています
翌日伺った湯ノ台にある猛禽類保護センターの職員の方のお話しによると、この日に見た胴体と翼が白く薄茶色の模様がある鳥はノスリだそう。
一度実物を見てみたい天然記念物のイヌワシは、鳥海山の山域に現在は一組のペアと幼鳥一羽しか確認されていないらしく、ほとんどの人はトンビをイヌワシと間違えることが多いそうです。

上空には猛禽類の鳥達が気持ち良さそうに自分の頭上をクルクルと旋回しています 翌日伺った湯ノ台にある猛禽類保護センターの職員の方のお話しによると、この日に見た胴体と翼が白く薄茶色の模様がある鳥はノスリだそう。 一度実物を見てみたい天然記念物のイヌワシは、鳥海山の山域に現在は一組のペアと幼鳥一羽しか確認されていないらしく、ほとんどの人はトンビをイヌワシと間違えることが多いそうです。

上空には猛禽類の鳥達が気持ち良さそうに自分の頭上をクルクルと旋回しています 翌日伺った湯ノ台にある猛禽類保護センターの職員の方のお話しによると、この日に見た胴体と翼が白く薄茶色の模様がある鳥はノスリだそう。 一度実物を見てみたい天然記念物のイヌワシは、鳥海山の山域に現在は一組のペアと幼鳥一羽しか確認されていないらしく、ほとんどの人はトンビをイヌワシと間違えることが多いそうです。

夏道ミックスのグズグズの雪質の下りは踏抜き祭りでしたが、この辺りまで来ると気持ち良く下れました〜

夏道ミックスのグズグズの雪質の下りは踏抜き祭りでしたが、この辺りまで来ると気持ち良く下れました〜

夏道ミックスのグズグズの雪質の下りは踏抜き祭りでしたが、この辺りまで来ると気持ち良く下れました〜

そして、藪漕ぎゾーンへ💧

そして、藪漕ぎゾーンへ💧

そして、藪漕ぎゾーンへ💧

登りでは道に迷い見ることがなかった堅餅岩を通過〜

登りでは道に迷い見ることがなかった堅餅岩を通過〜

登りでは道に迷い見ることがなかった堅餅岩を通過〜

最後の渡渉箇所は午後になると水量が増していて渡れるポイントがなかなか見つからずウロウロ💦
無事に渡れるポイントを見つけ本日も無事に下山となりました〜

最後の渡渉箇所は午後になると水量が増していて渡れるポイントがなかなか見つからずウロウロ💦 無事に渡れるポイントを見つけ本日も無事に下山となりました〜

最後の渡渉箇所は午後になると水量が増していて渡れるポイントがなかなか見つからずウロウロ💦 無事に渡れるポイントを見つけ本日も無事に下山となりました〜

夜明け間もない時間帯はその綺麗な山容を望めた鳥海山ですが、

次第に雲が出始め、この日は終始山頂付近は雲に覆われていました

長坂道への登山口がある山の神に到着〜 今まで何度かここから笙ヶ岳へ登っていますが、今まで一度も他の人とはお会いしたことが無く、この日も自分一人かと思いきや少し遅れて1名の方がやって来られました。 長坂道の途中で追いついて来られたときにお話を伺うと、なんと偶然にも自分と同じく笙ヶ岳経由で鍋森を目指されるとのこと! とても鳥海山には詳しい方で色々と為になるお話を伺えました。

登山口からの最初の渡渉ポイントを通過後、暫くして杉林で夏道を見失い軽く道迷いをしてしまいました💦

藪漕ぎをしてなんとか夏道に復帰〜

分岐を通過〜

と思ったら今度はブナ林でも道迷い💦 ピンテも少なく地形も複雑なので気が付くと道迷いをしていました

なんとか尾根筋に取り付き登り進みますが今度は藪が酷い〜💦

藪を潜り抜け森林限界まで来ると笙ヶ岳が見えて来ました〜

右手の尾根には先日登った天守森が見えます 中央に月山森、そして雲に包まれる新山

ここまでツボ足で登ってきましたが、雪質も緩くズルズルと滑り出しキックステップで登るには体力を使うのでアイゼンを履きましたが、

上に登れば登るほど雪が少なくなり今度は山頂付近まで夏道を歩きます

笙ヶ岳山頂もより近くに

笙ヶ岳山頂に到着〜 昨年夏に登ったときは3時間のところを今回は4時間もかかりました💦

積雪期の笙ヶ岳からもなかなかの眺め 麓では割と強い風が吹いていたので、山頂付近は強風かと思いきや稜線上ではいくらか風を感じる程度

稲倉岳がチラッと見えましたが雪が無い💦 今年は雪解けが早いですね〜

新山と右手に本日のターゲット鍋森 この日は終始上空に雲が流れていましたが、 その陰影が山域にドラマチックな雰囲気を作っていました〜✨

三峰を過ぎた岩峰手前からトラバース気味に急斜面を檜ノ沢へと降りて行きます

鍋森はもう少し小さい溶岩ドームと思っていましたが、改めて近くで見ると結構な大きさです

檜ノ沢へと降りて来ました 振り返り三峰、二峰の連なり

さて、壁のような北側斜面から登ります

急斜面を登り上がると岩と這松の山頂へ 中央にケルンがいくつか見えますが、山頂周辺は這松を踏み抜くと雪の下には所々大きな空洞が見え、踏抜き落下しないよう注意しながらケルンのある中央部へ

山頂とおぼしきケルンへ到着〜

山頂の様子 奥には笙ヶ岳とニ峰

北には扇子森と鳥海湖のなだらかな雪原

山頂での景色を満喫して檜ノ沢へと降りてくると、

岩峰直下の急斜面の登り返しが待っています💦

昨年の夏に長坂道から新山へ登ったときは下山時の笙ヶ岳へのこの連なる登り返しがエライキツかったことを思い出しました〜💦

振り返り新山 今度は笠雲を纏っているように見えます

鍋森山頂に人影が見えます 登山口と長坂道の途中にお会いした方も自分とは別ルートで無事に鍋森へ登られたようです 中島台、湯ノ台は今日も賑わっていると思われますが、鍋森周辺ではほぼ独り占め!の静かな山域を楽しめました〜

雪解けが早く残り少ない積雪期を味わうようにThe雪山!な笙ヶ岳への雪稜を登ります

さっきまでの景色が嘘のように笙ヶ岳の南側稜上には雪がなく夏道を下ります

上空には猛禽類の鳥達が気持ち良さそうに自分の頭上をクルクルと旋回しています 翌日伺った湯ノ台にある猛禽類保護センターの職員の方のお話しによると、この日に見た胴体と翼が白く薄茶色の模様がある鳥はノスリだそう。 一度実物を見てみたい天然記念物のイヌワシは、鳥海山の山域に現在は一組のペアと幼鳥一羽しか確認されていないらしく、ほとんどの人はトンビをイヌワシと間違えることが多いそうです。

夏道ミックスのグズグズの雪質の下りは踏抜き祭りでしたが、この辺りまで来ると気持ち良く下れました〜

そして、藪漕ぎゾーンへ💧

登りでは道に迷い見ることがなかった堅餅岩を通過〜

最後の渡渉箇所は午後になると水量が増していて渡れるポイントがなかなか見つからずウロウロ💦 無事に渡れるポイントを見つけ本日も無事に下山となりました〜