活動データ
タイム
10:16
距離
21.3km
のぼり
1180m
くだり
1182m
活動詳細
すべて見る距離は短いが藪山で苦労するといわれる六郎洞山。 その東西稜線の延長に続ぎふ百山の大坊山、栃尾山と3座並んでいる。 各々登るより短時間で登れると企て残雪期に登り3座縦走し同時攻略とする。 1週前に計画していたが所用で1週遅くなり 結果として厳しい山行となった。 また大量に積雪する地区でない事から この縦走を1日で行うのは時期がシビアと言うのも予め伝えたい。 スタートは鈴蘭高原より。 廃墟と化したスキー場ゲートに車をとめて出発。 実はもう少し先まで自動車で入ることが出来、無駄に歩いてしまった。 林道の橋を渡り突き当りの交差点正面より登山開始。 スタートしてすぐ隈笹の激藪に阻まれ、残雪歩きのつもりだったが藪漕ぎで山頂に行くなら撤退しようか悩む。 藪漕ぎの準備をしていないからだ。 この先邪魔になるストックとスコップを登山口にデポし藪漕ぎ開始。 するとすぐ藪はなくなり林道に雪道が出来ている。 少し進んだが戻ってデポしたギアを回収しわかんを装着し改めて登山開始。 林道は時々笹が立ち上がっていたが問題なく進めた。 林道終点から六郎洞山への雪の稜線歩きとなる。 ピークを2回踏んで3回目のピークが六郎洞山山頂だ。 雪は前日の雨で表面が融け、今朝の冷え込みで表面がバリバリ。 ワカンの爪がしっかり刺さり歩きやすく山頂へほどなく到達できた。 ここから大坊山までは高低差は少ないが遠いのと他のレビューも見つけられなかったので 何があるかわからない。 六郎洞山から100mほどゆっくり下りていく。 感覚的には稜線の乗り換えをする。 この稜線に急登と言えるほどの場所はない。 1424三角点「阿多粕」から標高が低くなるのか地形の問題か 雪が少なくなり藪が大量に立ち上がっていた。 稜線の北側なら雪も多く藪に悩まされる時間も少なかった。 途中2ヶ所雪が完全になくなり短い距離ではあったが藪漕ぎを強いられた。 大坊山に近づくにつれ標高が低くなり隈笹がムクムク立ち上がるが 雪のある場所を何とか拾って繋げていく。 位山の様な岩が所々散見されるがゆったり見ている余裕はなかった。 稜線トップは藪が酷く北側の緩い斜面をトラバースしながら進むのが大半。 緩く広い斜面を登ると大坊山山頂へ到着した。 写真を済ませササっと六郎洞山へ戻る。 帰りは自分のトレースがあるのでルーファイもなく簡単だ。 途中風のない場所でランチを取ってすぐに出発。 12:00には六郎洞山へ到着しランチの予定だったが藪の出現でかなりてこずった。 再度六郎洞山へ登頂する頃には空は青く晴れ冠雪した北アルプスが木々の間から見えている。 林道終点まで戻り荷物をデポ。 超軽量化を施しサコッシュにお茶、カメラ、携帯、おやつだけ持って栃尾山へ向かう。 まずはP1433へゆっくり下っていく。 P1433で左へ折れて更に下っていく。 1395三角点「助右エ門洞」では雪に阻まれ三角点は見つからないが 国土地理院の木柱はあった。 尾根の右に御嶽山、左に乗鞍岳から北アルプスに繋がっている様に見える山並を見ながら歩ける。 P1391まではネットフェンスの柱が続いているので迷うことはない。 P1348手前から標高が低くなりまた笹藪と灌木が行く手を阻みワカンで藪漕ぎしながら雪を拾っていく。 地図では林道らしき道の表示があるが藪が酷く探す気にならないのでそのまま進む。 北側の斜面の下に林道が見えてきたので下りて林道歩き。 林道交差点では御嶽山を間近で眺める事の出来るビュースポットだ。 交差点から尾根を進もうとしたがやはり藪に阻まれているので 北側の斜面を適当に歩いていく。 ここは斜面も緩くまた植生が桧になっている。 近年間伐した様で木々の隙間が広くなった場所に出てトップを詰めれば三角点のある山頂へ到着する。 山頂では東から登ったトレースがあった。 帰りは自分のトレースを追ってデポしたザックを回収して下山となる。 このルート、今年は賞味期限切れである。 ぎふ百山 六郎洞山 53/124 続ぎふ百山 大坊山 49/130 続ぎふ百山 栃尾山 50/130
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