生命地域妙高環境会議
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皆さま、今年も大変お世話になりました。自然環境保全にご協力、関心をお持ちいただき、心から感謝申し上げます。 新しい活動もあり困ることも多かったのですがそんな時はいつも笑顔で声をかけてるれる人が来てくれて、明るく乗り越えられました。ありがとうございました。 登山道整備ツアーや、保全活動にご参加いただいたかた、ぜひ、またお越しください。 写真ですが、寄付やボランティア活動により外来植物を駆除した池に雪山が映り込む景色です。活動により、これほどまでにキレイに見えます。池に映った山の方がキレイなくらいです。 もう一枚は国立公園ではないのですが、大毛無山という山です。私たちの生活の近くで季節を伝えてくれます。 もう一枚、銀杏の大木が雪で真っ白になっていたので撮ろうと思ったのですが、先に撮っているかたがいて「キレイですね」と、お話をしているうちに通り過ぎてしまいました。住んでいる人も感動するほどと気付かせていただきました。 とても良い季節ですので、ぜひ、妙高にお越しください。
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【御礼】ライチョウ保護のクラウドファンデング目標達成 「YAMAPふるさと納税」でご紹介いただきましたライチョウ保護のためのクラウドファンディングにつきまして、目標金額を上回るご寄附をいただき無事終了いたしました。 ご協力をいただきました皆様、心から御礼申し上げます。 ありがとうございました。 この件は、テレビなどの地元メディアでも取り上げていただき、直接市役所窓口までお越しいただくかたもいらっしゃいました。 励ましのお言葉もいただき、事務局一同、より一層活動に専念してまいります。 このライチョウ保護活動は継続していきますので、目標を上回った額につきましても同事業に使用させていただきます。
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百名山「火打山」【新潟県妙高市】 登山道整備ツアーが、今、出発しました。 YAMAPアプリで募集していました登山道整備ツアーが、登山を開始しました。それぞれ整備の道具を持っていただき、今日は途中の山小屋「高谷池ヒュッテ」を目指します!今年の紅葉は遅くピークに出会えるのではないかと期待しています。 今回のツアーガイドは「登山ガイド」と「自然ガイド」です。登山のこと、植物のこと、動物のこと、いろいろお話ししながら進みます。多分、稀に見るほど情報量の多い登山です。 -------------- このツアーは、持続可能な国立公園を実現するため「保護(登山道整備)」と「利用(登山)」を一体化させた取り組みです。継続していきますので、ご興味をお持ちいただけたかたは、次回、ぜひご参加ください。
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天然記念物「ライチョウ」の生息北限地・火打山で実施する、ライチョウ捕食動物のモニタリグン調査 ~中間のご報告~【その1】 「YAMAP FUNDING」で皆様からご支援をいただきましたこの事業についてご報告させていただきます。 発注が予定より遅れてしまいましたが、よりよい方向で事業が進んでいます。 この調査は火打山のライチョウがどの程度捕食されているかを調べるものです。自然環境下に置いてライチョウは捕食される動物ですが、近年の地球温暖化の影響によりライチョウを捕食する動物が高山帯まで多く入ってきており、それがどの程度ライチョウに負荷を与えているかを確認します。 当初はご寄附を活用し捕食者の糞を8検体DNA解析し、ライチョウのDNAが含まれているかなどを調べようとしていました。 そうした中、今回「山形大学農学部食料生命環境学科 斎藤准教授」にDNA解析を依頼し、予定を大きく上回る48検体の解析を受けていただけました。 一般調査機関では対応できない内容にご快諾いただいた斎藤准教授及び研究室の皆さまには、心から感謝申し上げます。
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<新潟県> 妙高市「火打山」登山道整備ツアー3 日程:令和5年10月4日(水)~5日(木) ライチョウの棲む新潟県妙高市「火打山」で開催する登山道整備ツアーのご紹介です。 いつも皆さんが通っている「登山道」は普通の道路と違って地域の特徴に合わせた幅や傾斜、植生で出来上がっています。そしてそれを管理する人も様々です。いろいろな個性が積み重なって魅力的な登山道が出来上がっています。 今回のツアーはガイドさんから妙高の特徴を聞きながら、最後には整備を体験していただくものです。 そしてこのガイドさんが登山道整備もしている”佐藤さん”と”小林さん”です。 地元の山岳ガイド育成専門学校で知識やノウハウを学び、今、妙高の第一線で活躍しているとても元気で爽やかな二人が、自然を楽しむこと保護することについて明るくガイディングいたします。 知識よって変わる景色を体験してください。 【ツアーページ】 https://r.yamap.com/41987
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<新潟県> 妙高市「火打山」登山道整備ツアー3 日程:2023 10/4(Wed)-5(Thu) ライチョウの棲む百名山「火打」で、登山道整備が体験できるガイドツアーを開催します。今年2回目、通算3回目となるこのツアーは、草花などの自然を知ることでもっと登山が楽しくなる案内が付いたガイドツアーと、登山道整備という人と自然の共生のための体験に一度で出会うことができます。 【詳細はこちら】 https://r.yamap.com/41987 このツアーは私たちが取り組む国立公園の保護と利用の新たなモデルの一つとして取り組んでいるものです。国立公園で楽しむことがそのまま環境保全につながる、そんな地域を目指しています。 まだ知らない仲間と一緒に行く旅を、どうぞよろしくお願いします。 #山旅サポーター
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登山道整備体験ツアーの一日目の行程が、無事終えようとしています。 行程は1泊2日で簡単には、 ビジターセンターで簡易ガイダンス →ガイド登山出発 → 山小屋着、宿泊 → ガイド登山、ピークハント → 下山途中に登山道整備 と、いうものです。 そうすると登山途中に、 なぜ登山道が荒れるのか? どう登ると良いのか? 人による自然への影響は? ということを聞きながら登山します。 もちろん、他にもたくさん楽しい山のことが聞けます。 登山道整備は一つの結果であってそこに至るまでには、人のすること、雄大な自然の作用、生き物達の営みなど、膨大な情報が埋まっています。 それを引き出すガイドさん。 天気の読みも完璧で、日本列島の雨雲から火打山の状況を三日前から当て、雨はほとんど降りませんでした。信じていましたが、これほどとは。 夕食はカレーとハヤシの2種類がかかってます。
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登山道整備について考えています。 写真の箇所は人が歩いた跡が水道になりぬかるむので脇を歩き道が広がる、良くない典型的な事例だそうです。(登山道の専門家ではないため、私の解釈が間違っていたらすみません) そしてこれを何とかしようと、登山道整備員、プロの山岳ガイド、これからを担う若い山岳ガイド、自然環境と山岳ガイドの講師、課題を解決したい市役所の職員が悩んでいます。 大かがりな階段や木道の整備は経済性が低く現実的ではありません。しかし、安全は担保しなくてはならず安易な施工はできません。また、場所により傾斜や地盤が異なりその地にあったオーダーメイドの整備が必要です。そして、高山帯の厳しい環境の中では、最善に思えたものが上手くいかないことが多々あります。その時に環境負荷を最低限に抑えてすぐに取り戻せる方法をとらなくてはいけません。 みんなでよく見てよく考えています。 こうして悩みながら、少しずつ持続可能な山域の実現を目指しています。 長くなりましたが、この取り組みの一つに登山道整備ツアーがあります。登山道整備という稀な体験をしていただきたいツアーなのですが、この文章を書いていたら、こちらの悩みを多くの人に聞いてもらいたいツアーにも思えてきました。(関係者の皆様、勝手なことを言ってすみません。) ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ、宜しくお願いします。 https://r.yamap.com/38325
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令和5年度の雷鳥保護活動にご協力いただけるボランティアを募集しています。 【募集ページ】 https://www.myokokankyokaigi.jp/news/1776 日本百名山の一つ火打山に棲むライチョウの生息環境を改善する取り組みです。 令和2年度から実施しており、徐々にエリアを拡大し多くの方のご協力を必要としています。 工程は2泊3日、事務局からご提供させていただけるものはなく、旅費等を含めて全て自費でお願いしています。 活動にかかる資材などの経費も寄付で賄っており、全てが登山者の善意により成立している活動です。 ご参加いただけないかたもご興味を持っていただければ幸いです。事務局一同頑張ります。
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ライチョウ保護ボランティア活動の日程が決まりましたのでお知らせします。 日程 令和5年8月23日(水)-24日(金) 場所 火打山山頂付近及びライチョウ平 内容 高山帯におけるイネ科植物の除去作業 詳細は、環境会議ホームページで https://www.myokokankyokaigi.jp/fee/1769 【参考令和3年募集案内】 https://www.myokokankyokaigi.jp/news/1617 参加募集は、追ってお知らせします。 たくさんのかたのご協力を必要としています。期間中一部の参加も可能です。 ご質問等メッセージください。 どうぞ、よろしくお願いします。
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入域料(寄付金)を活用した事業のご紹介です。 私たちは妙高山や火打山の登山者のかたから、任意の寄付金である入域料を、一人500円目安でいただいています。 すでに当地域にお越しいただきご寄付くださった方へは、心から感謝申し上げます。そのご寄付を活用しライチョウの保護や登山道の整備に取り組んでいます。 今回はそのライチョウ保護活動についてご紹介します。 火打山には20-30羽のライチョウの群れが棲んでいるのですが、ライチョウの生態からして非常に小さい群れで、絶滅が危惧されています。また、地球温暖化の影響により火打山の植物の分布に変化が生じていて、エサが減ったり棲めるエリアが狭まったりしています。 これに対応するため長年調査した結果、温暖化の影響で増えたイネ科植物を刈り取るとライチョウのエサとなる植物が増える(元に戻る)ことが分かりました。 そして、標高2,200mの高山帯でイネ科植物を刈り取る事業が始まり、継続しています。 高山帯の約2,400㎡の事業区で行う作業は多くのボランティアの協力を得るとともに、事業の前後の比較や効果測定の調査に費用を要するため、入域料を使っています。 【詳細】 https://www.myokokankyokaigi.jp/fee/1751 ボランティアの方は旅費宿泊費も含めすべて個人負担にもかかわらず黙々と草の刈り取りを続けてくれます。私たちの活動の中で最も過酷な事業です。本当にいつもありがとうございます。令和5年も、どうぞ、よろしくお願いします。
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あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 引き続き、私たちの活動のご紹介です。 妙高山・火打山では登山者のかたから任意で自然環境保全金「入域料」のご寄付をいただいております。 登山口に設置した賽銭箱のような形の箱に直接入れていただく仕組みです。(YAMAPアプリ経由で事前にカード決済もできます) このご寄付によりライチョウの保護活動や登山道の整備を実施しています。 令和4年度(7/1-10/31)も多くのかたのご理解により4,124,810円のご寄付をいただきました。(詳細⇒https://www.myokokankyokaigi.jp/fee/1740) このように、訪れていただくだけで自然環境が保全されていく「保護と利用の好循環」を目指し活動しています。 令和5年は、ぜひ、妙高山・火打山にお越しください。
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