生命地域妙高環境会議
公式
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入域料(寄付金)を活用した事業のご紹介です。 私たちは妙高山や火打山の登山者のかたから、任意の寄付金である入域料を、一人500円目安でいただいています。 すでに当地域にお越しいただきご寄付くださった方へは、心から感謝申し上げます。そのご寄付を活用しライチョウの保護や登山道の整備に取り組んでいます。 今回はそのライチョウ保護活動についてご紹介します。 火打山には20-30羽のライチョウの群れが棲んでいるのですが、ライチョウの生態からして非常に小さい群れで、絶滅が危惧されています。また、地球温暖化の影響により火打山の植物の分布に変化が生じていて、エサが減ったり棲めるエリアが狭まったりしています。 これに対応するため長年調査した結果、温暖化の影響で増えたイネ科植物を刈り取るとライチョウのエサとなる植物が増える(元に戻る)ことが分かりました。 そして、標高2,200mの高山帯でイネ科植物を刈り取る事業が始まり、継続しています。 高山帯の約2,400㎡の事業区で行う作業は多くのボランティアの協力を得るとともに、事業の前後の比較や効果測定の調査に費用を要するため、入域料を使っています。 【詳細】 https://www.myokokankyokaigi.jp/fee/1751 ボランティアの方は旅費宿泊費も含めすべて個人負担にもかかわらず黙々と草の刈り取りを続けてくれます。私たちの活動の中で最も過酷な事業です。本当にいつもありがとうございます。令和5年も、どうぞ、よろしくお願いします。
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あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 引き続き、私たちの活動のご紹介です。 妙高山・火打山では登山者のかたから任意で自然環境保全金「入域料」のご寄付をいただいております。 登山口に設置した賽銭箱のような形の箱に直接入れていただく仕組みです。(YAMAPアプリ経由で事前にカード決済もできます) このご寄付によりライチョウの保護活動や登山道の整備を実施しています。 令和4年度(7/1-10/31)も多くのかたのご理解により4,124,810円のご寄付をいただきました。(詳細⇒https://www.myokokankyokaigi.jp/fee/1740) このように、訪れていただくだけで自然環境が保全されていく「保護と利用の好循環」を目指し活動しています。 令和5年は、ぜひ、妙高山・火打山にお越しください。
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