ポン音更山
石狩岳・音更山
(北海道)
2021.07.17(土)
日帰り
ポン音更山登頂。
ポン音更山へは、ポン音更山北西にある層雲峡本流林道から伸びている音更沢林道からか、由仁石狩林道~ポン由仁石狩林道経由秋葉沢からか、どちらから登るか迷いました。
先日沼ノ原山に登った際、音更沢林道に寄ったのですが工事中で橋手前で入れず。
という事で、由仁石狩林道から頂上を目指すことに。
本来はポン音更山の後に音更山まで行こうとしていました。
が、崩壊草生えまくり河原歩きを強いられる由仁石狩林道~ポン由仁石狩林道に加え、同じく崩壊草生えまくり河原歩きに沢登り的要素を少し持った秋葉沢林道に取り付きまでに4時間半強を費やしてしまいました。
でもって秋葉沢からは沢地形を登る予定が間違って脇道に入ってそのままポン音更山のほぼ北側にある尾根に向かって取り付いてしまい、尾根ではハイマツの大群と格闘しこれまた時間がかかり、、、タイムオーバーと相成って音更山は断念。
ポン音更山への尾根に乗っかるまではいつもの如く笹薮漕ぎ漕ぎで問題無かったのですが、尾根に乗っかってからが大変でした。
ハイマツの大群との格闘を強いられ、大群から抜け出すのに、直線距離150mぐらい、標高差50m前後に1時間半ぐらいかかりました。
本来、ポン音更山への取り付きは、下山で利用した沢地形か、更に奥にある沢地形のどれかを使うつもりでした。
秋葉沢を沢登りしてる最中横を見ると巻道っぽいものがあり、これ幸いといそいそとその巻道を進んで行くと、、いつまで経っても秋葉沢に戻る気配無し。地形図で確認した所、このまま登っても尾根に出るしで、ま、ええか、ということでそのまま登ったのが間違いだったとは、この時はもちろん知る由もない。。
もし下山で使った沢地形から登っておれば、最後の標高差およそ100mは笹薮漕ぎになるものの、そこに至るまでは途中からは涸れた沢でしかも笹薮漕ぎなどとは無縁な世界が繰り広げられている。
ってことは取り付き地点から4時間45分を要した時間を、へたしたら2時間は縮めることができたかもしれない。となるとその時間で音更山まで行くことができたかもしれない。
とは言え自分は結構な鈍足なので、結果、駐車地点への戻りがもっと遅くなってたかもしれないが。
とまあ、かもしれない妄想をしていても始まらないので、音更山はまたいづれ。
ポン音更山、天気が良かったこともあり頂上からの眺望は最高。360°のパノラマ全開でした。音更山の頂上に人が米粒、、ではなく大豆くらいの大きさで見えるくらい天気は良かったです。
今回の核心は、由仁石狩林道~ポン由仁石狩林道と秋葉沢林道かな~。河原歩き沢歩きって何だかんだで脚の疲労が激しいと思いました。慣れの問題かもしれませんが。
それと、廃道となって草生えまくっている林道は体力は使わなくても精神的にきますね。いつクにマ出逢うかと思うと。。
ちなみに由仁石狩林道は結構な割合でクマのフンが散見されたので行きも帰りも笛を鳴らしながらでした。