【24/しま山】53城山・粟島
荘内半島(三崎半島)・粟島
(香川)
2025年12月18日(木)
日帰り
城山で絶景に震え、阿島山で藪に消える。〜粟島・極限の二本立て〜 ⛰️🥶
須田港から朝一番の船に飛び乗り、いざ冒険の地・粟島へ。🚢✨
気分は完全に「令和の探検家」である。
第一の試練:城山(じょうのやま)
まずは足慣らしに城山を目指す。道は驚くほど整備されており、鼻歌まじりに登頂成功。
山頂に立てば、そこには360度の大パノラマ。瀬戸内海の絶景が網膜に突き刺さる。
「最高だ……!」と叫びたいところだが、いかんせん早朝の寒風が容赦ない。🫨🍃
絶景に感動しつつも、身体の震えには勝てず。結局、命からがら4合目のベンチまで逃げ帰り、そこでようやく一息ついた。
第二の試練:消えたクジラと藪の迷宮
下山後、お次は阿島山(あじまやま)へ。
道中、「くじらの鬼瓦」という心躍る看板を発見。民家の路地をワクワクしながら突き進んだが、そこには何もない。 🐳🚫
「クジラは海へ帰ったのだろうか……」と自分を納得させ、登山口へ向かう。
ようやく着いた阿島山の入り口。しかし、目の前にあるのは登山道ではない。
「壁」である。
もはや藪というレベルを超越し、緑の軍勢が私を拒んでいる。数メートルで進退極まった。
「終わった……」と膝をつきかけたその時、数メートル横に「真の登山口」を執念で発見!
そこからはもう、格闘だ。後続の登山者のために、立ちはだかる草木をなぎ倒し、踏み荒らし、道を切り拓く。気分は完全にジャングルを征服する重機である。🚜💨
山頂はといえば、眺望ゼロ。ただ大きな石がゴロゴロと転がっているだけの、なんともストイックな空間であった。🪨
帰りは「ピストン(往復)なんて男が廃る」と周回ルートを選んだが、これが大失敗。道は不明瞭、藪はさらに深くなり、遭難寸前の泥仕合を演じる羽目になった。
賢者との邂逅
命からがら港に辿り着くと、地元の年配男性が声をかけてきた。
「城山に行ってきたか?あそこは最高だろう!」
私が阿島山での死闘を伝えると、男性は遠い目で語り始めた。
「昔は阿島山もピカピカに整備しとったんじゃ。ロープも張ってな。木も切り倒しとったから、下からも山頂の石が見えとったんよ。今はもう、誰も行かんから森に飲み込まれてしもうた……」
なるほど、私は失われた文明の遺跡を彷徨っていたわけだ。
整備された城山と、野生に還った阿島山。この強烈なコントラストこそが、ユニークな形をした粟島の真の姿なのだろう。
さらば粟島。私の開拓した道が、いつかまた誰かの役に立つことを願って。⛴️👋