笊ヶ岳・布引山・生木割山(山梨,静岡)
2026年9月12日 (土)日帰り
天気は微妙そうだったけど、結局笊ヶ岳へ。
夜は5時間ほどしっかり寝て、7時過ぎにスタート。
夜の時点ですでに隣に一台車があったので、今日は貸切ではなさそう。
歩き始めてすぐ、引き返してきた男性と遭遇。
「渡渉地点の水が膝くらいまであって、流れも速いから諦めた」とのこと。
行ってみると、確かに連日の大雨でかなり増水していた。
少し上流側を探して、なんとか靴を脱がずに石伝いで渡れる場所を発見。
少し滑るうえ、そこそこのジャンプ力は必要だったけど無事通過。
渡渉後はいよいよ本格的な急登。
汗、木から落ちてくる水、小雨で、一日中ほぼずぶ濡れ。
昼になって楽しみにしていたラーメンを出し、水を沸かそうとしたところで……
ガス缶を忘れたことに気づく😂
仕方なく冷たい水で麺を戻して食べた。
冷水調理用の麺でもないけど、腹が減っていれば何でもうまい。
セブンのきゅうりの漬物も、登山中に食べると最高だった。
布引山に着く頃、突然少しだけ晴れ間が出た。
木々の隙間から日差しが差し込んできて、ずっと濡れていた身体には本当に気持ちよかった。
稜線に出てからも基本はガスの中。
それでも時々展望が開いて、その瞬間だけでもかなり救われた。
笊ヶ岳手前で、すでに下山中の二人組と遭遇。
3時40分頃に出発したらしく、ピストンで戻るとのこと。
自分は周回してランカン尾根へ。
破線ルートだし、違う道を歩けば違うキノコにも会えるかも、という軽い気持ちだった。
……この選択を後で後悔することになる。
ランカン尾根の前半は、急で滑りやすいものの、まだ普通に歩けた。
腕力やバランスは多少必要。
所々ルートが分かりにくい場所もあったけど、地図を確認すれば問題なし。
ところが標高を下げていくにつれて、一気に地獄へ。
連日の大雨、倒木、腐った枝、両側から伸びてくる灌木。
道そのものがほとんど見えない場所が続く。
特にひどい区間は1時間以上。
密集した灌木の中を、地図を見ながらひたすら突破。
服もズボンもザックも、濡れた枝葉で完全にびしょ濡れ。
体力的なキツさならまだ耐えられるけど、こういう密林を延々と藪漕ぎするのは本当に苦手。
ようやく最悪の区間を抜けると灌木が減り、ピンクテープも現れ始めた。
そして突然、遠くに駐車場の灯りが見えた。
「あ、人間界に戻ってきた……」
あの瞬間の安心感はすごかった。
こういう感覚こそ、自分が登山やアウトドアで求めているものなのかもしれない。
今日はキノコもかなり収穫。
アカヤマドリ2本と、カラカサタケを大量に採った。
ただカラカサタケは潰れやすく、下山する頃には状態が悪くなっていて半分以上捨てることに。
クリフウセンタケとオオカシワギフウセンタケも初収穫。
家に帰ってじっくり調べてみる予定。
帰り道、富士山周辺でキノコを販売している方と少し話した。
雨は多ければ多いほどいいと思っていたけど、降りすぎると土壌が水浸しになり、菌糸も呼吸できなくなるため、逆にキノコが出にくくなることもあるらしい。
やっぱり雨もほどほどがいいみたい。
そしてランカン尾根。
二度と歩かない😂
人にもおすすめしない。
延々と藪をかき分け、左右から密集した灌木に挟まれながら進むあの感覚は、本当にもう勘弁。