春の便りがこんにちは 石ヶ坪山
禅定寺山・平原岳
(山口)
2026年04月25日(土)
日帰り
いしがつぼやま(日本山名事典未収載)122mです。
この山では一年中鯉のぼりを泳がせています。風雨に晒されて、傷みも速いようです。長い間物置にある鯉のぼりを使ってもらおうと石ヶ坪山へ行きます。途中、八重桜を観賞しようと思ったのですが、すでに葉桜。ソメイヨシノが終わったころ咲くのですが、遅かった。
大聖院の階段からスタートです。階段横に石碑があります。「高野山大師教會小郡支部」と彫られています。大聖院は、弘法大師空海を開祖とする真言宗御室派の寺院です。昨年、訪れた京都の智積院は真言宗智山派の総本山の寺院でした。真言宗には、十を超える宗派があります。
この時期、階段が左に折れる所の奥にシャガが咲いているのですが、雑草と一緒に刈られています。
階段を上り切って境内に出ると、すぐに八十八か所巡礼路と山頂ヘのスタートとなる土階段が現れます。タケノコが階段中央に生えています。40cmぐらい出ています。タケノコはイノシシの好物らしいのですが、食べに来ないのか。以前、寺の関係者の方に、この山はイノシシが多いと聞きました。階段は寺に近いので警戒しているのか。イノシシがそんなにしおらしいか。
階段を上りきって山道に入っても、あちらこちらに伸びたタケノコがあります。齧った形跡は、ありません。この山にイノシシはいなくなったのか。
ローブで囲まれた山道を上がっていきます。上が明るくなってきました。122mの山なので、あっという間に山頂です。
ツツジを横に見て上がりきると、鯉のぼりが迎えてくれます。今日は降ろしてあります。持参した鯉のぼりはどこに置こうか。小屋組みに置こうと思ってきたのですが、崩壊しています。地面に置かれたコンテナがあります。蓋を取ると、鯉のぼり用の物が入っています。この中に入れておきます。傷むこともないし、いつか気付いてもらえる。
椹野川、その向こうの禅定寺山、反対側の火の山連山、新山口駅の向こうのお伊勢山、相原山などを眺めます。
根元が腐って倒れていた山頂杭は、撤去してあります。新たにカラフルなプレートが、桜の木に架かっています。この桜は、オゴオリザクラだったんじゃないかな。
山頭火の句碑があります。ここ小郡は、山頭火が庵を結すんだ土地でもあります。禅定寺山の麓の栄山公園近くの其中庵がそれです。句碑には、「分け入っても 分け入っても 青い山」というジイサンが好きな句が彫られています。この句は山登りを始めたころ、盛夏の深緑の葉を眺めながら山道を鋤尖山に向かって歩いていたいたとき、疲れ切った体に染み入るように浮かんできた句でした。今でも、鮮明に覚えています。