西銘岳:南国の森から小さな見晴らし
玉辻山
(沖縄)
2026年02月14日(土)
日帰り
沖縄県と聞いて、森や山を思い浮かべる方は決して多くないだろう。しかしながら沖縄本島の北部地域は、その大部分を『やんばる(山原)』と呼ばれる豊かな山林地帯が占めている。ご存知『ヤンバルクイナ』など希少な生物が数多く息づく国内最大級の亜熱帯の原生林で、平成28年(2016年)には『やんばる国立公園』として保護区域に指定された一帯だ。もちろん登山者視点からも、沖縄本島の最高峰『与那覇岳(よなはだけ、503m)』をはじめとした、魅惑のエリアとなっている。
ともあれ、昨年の夏に沖縄県へ越してきた筆者だが、それから4ヶ月の間に、沖縄本島においてYAMAPの登山地図や『分県登山ガイド』に登山道の記されている山は登りきってしまい、その後の山行先に悩まされていた。しかしながら、YAMAPの登山地図に登山道の記載が無い、いわゆる「グレーピーク」にも、実際には登山道の敷かれた「登れる山」は存在し、上述の『やんばる』北部に佇む『西銘岳(にしめだけ、420m)』もそのひとつである。
そこで今回は、この『西銘岳』を目指すことに決定。まだまだ奥深い『やんばる』の魅力を探るべく、張り切って出立だ。
<注意事項>
先に述べたとおり、YAMAPの登山地図には今回登った『西銘岳』への登山ルートの記載がない(令和8年2月14日現在)ため、当記事もしくは他の方の軌跡をあらかじめダウンロードしておくとよい。
<アクセス>
・登山口周辺にはランドマークとなる住所が無い。YAMAPのスマホアプリで当記事、もしく他の方の記事の「チェックポイント」の項目から「スタート地点」右端の三点をタップし、「Googleマップで開く」ないし「Yahoo!カーナビで開く」でルートを検索し、スマートフォンをカーナビとして利用するのが最善である。
・登山口への公共交通機関は無い。
<補足事項>
・登山口周辺への林道は舗装されており、整備状態も良好であるため一般的な乗用車でも通行には支障ない(令和8年2月14日現在)。ただし道は細く見通しの良くない箇所も多いため、対向車には十分な注意が必要である。
・『西銘岳』を含むYAMAPの登山地図は『国頭村・大宜味村・東村(沖縄県北部)』のみである(令和8年2月14日現在)が、同地図を使用してログを取っても登頂がカウントされないことがある。その場合は、活動日記の編集時に使用地図を『玉辻山』や『与那覇岳』等に切り替えると解決できる場合がある。