02:47
7.2 km
355 m
尾西岳:北の難路を越えろ
伊部岳 (沖縄)
2026年03月14日(土) 日帰り
沖縄県と聞いて、森や山を思い浮かべる方は決して多くないだろう。しかしながら沖縄本島北部地域には、『やんばる(山原)』と呼ばれる豊かな山林地帯が広がっている。ご存知『ヤンバルクイナ』など希少な生物が数多く息づく国内最大級の亜熱帯の原生林で、平成28年(2016年)には『やんばる国立公園』として保護区域に指定された一帯だ。沖縄本島の最高峰『与那覇岳(よなはだけ、503m)』なども位置しており、登山者視点からも見逃せないエリアである。 一方、筆者は昨年の夏に沖縄県へ越してきて以来、4ヶ月ほどで沖縄本島におけるYAMAPの登山地図や『分県登山ガイド』に登山道の記されている山は登りきってしまい、その後の山行先に悩まされていた。しかしながら、YAMAPの登山地図に登山道の記載が無い、いわゆる「グレーピーク」にも、実際には登山道の敷かれた「登れる山」は存在し、上述の『やんばる』北端部付近に佇む『尾西岳(おにしだけ、272m)』もそのひとつだ。 そこで今回は、この『尾西岳』を目指すことに決定。実のところ筆者宅から沖縄本島内で最も遠い登山口へ向け、頑張って早起きして出発だ。 <注意事項> YAMAPの登山地図には今回登った『尾西岳』への登山ルートの記載がない(令和8年3月14日現在)ため、当記事もしくは他の方の軌跡をあらかじめダウンロードしておくとよい。 <アクセス> ・『奥やんばるの里(沖縄県国頭郡国頭村奥1280-1)』をカーナビの目的地にセット。同施設前には広めの駐車場が整備されている。 ・公共交通機関の場合、『奥やんばるの里』に近接した『奥バス停』へのバス路線があるが、本数や乗り継ぎを考慮すると、登山での利用は現実的で無いものと思われる。 <補足事項> ・『奥やんばるの里』から後述の登山口への作業道は、おそらく通常の乗用車でも通行に支障は無いものと思われるが、駐車スペースが極めて限られているほか、対向車が来た際の離合も困難である。基本的に地域の方々や地元当局専用の道と思われるため、登山者は『奥やんばるの里』に車を停めて歩いた方が無難である。 ・『西銘岳』を含むYAMAPの登山地図は『国頭村・大宜味村・東村(沖縄県北部)』のみである(令和8年3月14日現在)が、同地図を使用してログを取っても登頂がカウントされないことがある。その場合は、活動日記の編集時に使用地図を『伊部岳』や『与那覇岳』等に切り替えると解決できる場合がある。
