玉辻山:再びの盛夏へ
沖縄本島北部地域に広がる豊かな山林地帯、『やんばる(山原)』。ご存知『ヤンバルクイナ』など希少な生物が数多く息づく国内最大級の亜熱帯の原生林で、平成28年(2016年)には『やんばる国立公園』として保護区域に指定された一帯だ。沖縄本島の最高峰『与那覇岳(よなはだけ、503m)』なども位置しており、登山者視点からも見逃せないエリアだが、中でも山頂からの展望に定評のある一座が『玉辻山(たまつじやま、289m)』である。本峰の標高は300mに満たないながらも、山頂は『やんばる』の森と太平洋の大海原などを一望でき、なおかつコースタイムも登って降りて2時間半ほどというお手軽さも魅力的だ。 さて、今年は5月初旬に日本一早く梅雨入りしたここ沖縄県だが、6月も後半に差し掛かると晴れ間も広がり、梅雨明けへの期待も高まりつつあった。そんな中、此度の週末も実に3週間ぶりの好天に恵まれたため、是非とも山路へ繰り出したいところである。上記の『玉辻山』は昨年10月にも一度登ったことがあったのだが、既に半年以上前の事であるため、季節を変えて登ってみると新たな発見も得られそうである。 そんな訳で、今回は再びこの『玉辻山』を目指すこととした。筆者が昨年、沖縄に越してきてから迎える二度目の盛夏。登山に辛い時期を征するべく、暑熱順化の山路へ出発である。 <アクセス> ・『東村立山と水の生活博物館(沖縄県国頭郡東村川田61-1)』をカーナビの目的地にセット。同施設前から北上してその先の分岐を右に進み、突き当りを左折するとすぐ右手が登山口である。 ・公共交通機関利用での登山は現実的ではないものと思われる。







