西又山(高知県最後)
千本山
(高知, 徳島)
2025年06月04日(水)
日帰り
県別ガイド高知県の山に載っている西又山に登った。この山は 昨年大雨の翌日別役までの道が土砂崩れで少しの間(1か月位だったか…)通行止めとなっていた。その大雨の翌日行く予定にして止めていた一年越しのトライである。もし行っていたら、高知県安芸市側に帰れなくなり、駒背隧道への悪路を越えて一度徳島県側へ抜けたあと、国道195号線を四足峠を高知へ帰って行かないといけなかった。ギリギリの判断だったが、とにかく徳島県や高知県境の山は崩れやすいと感じている。
今朝まで車中泊していたこまどり温泉から1時間20分で別役公民館に着いた。
別役には現在も住民が4人住んでいる事をこまどり温泉♨スタッフから聞いていたので、行く道も安心感があった。ずっと舗装しており所々窪みはあるが、時速30kmでは走れスムーズだった。
準備をして、登山開始。別役公民館から少し上流側に有る駐車場の奥から川に入り吊橋を渡った。吊橋は2024年度の報告書よりもさらに劣化が進み、見た目中央が折れているし板も部分外れている。何とかなるかと、左手にロープ右手にストックでなんとか渡りきった。しかし、渡り始めた連れがストックを出さずに両手にロープを持つスタイルで進んできている。
中央部分でアタフタしてロープを前後にしている。しかしむやみにロープを引けない。見守るだけだったが、何とか無事渡れてホッとした。復路の時はロープを体重掛けて引っ張っておき連れを先に渡らせた。
その後、二つに分かれては一つになる登山道に迷いながら進むが、長いトラバース部分の途中にある沢の前後及び沢を渡る部分が足掛かりが悪く少し危なかった。帰りには、この沢渡りの部分が往路と違うルートだと思い込み、沢へのダウンを躊躇し登り返したりした。それは登山道が分離合流を繰り返していたためとGPS検出のずれから、沢を渡る場所がそれぞれ上下20mくらいの高度差で別に存在すると思い込んだ為だった。滑りそうな沢へのダウンを避け、始めに登った方の沢から降りたいという気持ちだった。本当は沢を渡るルートは一つしかなかった。迷いの後諦めて沢を渡るときに見覚えのある記憶がやっと思い出された。
長時間にわたる登山では最初の記憶が曖昧になるのと、過去の記憶が憶測を作り上げるということを身に染みて体験した。これは、YAMAPというデジタルに頼りすぎた結果とも言える。
紙の地図で行動していた頃に立ち返るべきだとも思える。
全体では、結構車の運転で疲れていたせいもあり、主尾根までの高度差が結構きつく主尾根からの登りもきつく長く感じた登山だった。西又山の頂上からは剣山系が一望できたため、三角点の有るポイントに行くのは止めた。また、主稜線に上がってからブヨが多くて顔の周りを飛び回っていたため、北風の吹き付ける北側の斜面にて昼ご飯を食べた。
ご飯のあとは、すぐに下山を開始した。前述したような迷いと2度の引き返し等を経て何とか下山できほっとした。帰路は高知東部自動車道の高知のいちICを一度降りて黒潮温泉で疲れを癒して帰った。晩飯は須崎のだるまでお好み焼きを食べた。ボリューム満点でとても美味しく頂けた。おばちゃんの土佐弁も心地よいリズム。ここの鍋焼きラーメンも美味しい。
高知県の山もこれで何とか完登できた。当分は高知の山に登ることはないと思うが、この西又山の登山口の吊り橋がどうなるかが心配ではある。自分たちは梅雨入り前に何とか登ることが出来たが、次に登られる方は十分注意されたい。自分達がこの橋を渡った最後の人間にならぬ事を願う。是非とも橋のかけ直しをお願いしたいところだが、お金がかかるだろう。ルートが結構満足の行く素晴らしい登山ルートとなっており、このまま放置され荒れるのはもったいない。
こまどり温泉と合わせれば、結構良い登山旅になる。この先の展開を見守りたい。
また、愛媛から行く場合高知ICから高知東部自動車道が芸西西ICまで繋がりかなり時間短縮になった。国道195号線を物部〜四足峠へ越えて那賀町木頭村北川から駒背トンネル越えの荒れた林道で行くというルートを無理して選択肢に入れなくても良くなったと思った事を追記しておきたい。