
袴腰山(長野県)
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中央アルプス主稜線全山縦走⛰️!
安平路山・摺古木山(長野)2026.07.19 (日)3日間昨年は後立山連峰全山縦走だったので 今年は南下して中央アルプス全山縦走をしよう!と夏の1個目の縦走旅を企画☀️ 午後の雷を恐れていたものの 天候に恵まれ雨に降られることなく 三日間充実した山旅ができた。 誰にも会わないだろうと思っていた 安平路小屋で、まさかの経ヶ岳まで縦走される 柔らかな空気感の方とお会いし 奥念丈まで苦楽を共にしたのもいい思い出に。 経ヶ岳までとはすごすぎる、、、 このルートの核心部はやはり 破線ルート、笹藪漕ぎ区間の 安平路山〜南越百山。汗 雪山ラッセルの方が全然いい!!笑 日高のハイマツ漕ぎの次に疲弊した気がするぞ? このルート、 ・同じ中央アルプスでも静かで野生的なルート?(もはやルートではないかも)と整備された快適ルートどちらも味わえたこと ・避難小屋も柔軟に活用できたこと ・冬も歩いたので夏と冬歩き比べて楽しめたこと ・岩と森とバランスよく楽しめること が個人的に良かった。 初日 桂木場に車をデポ🚗し タクシーと電車で太平宿へ。 9:30ごろ登山開始し 初日は安平路避難小屋で泊。 森が綺麗で小屋も綺麗で静か。 ヒカリゴケなるものを初めて目にして 反射板のように光る様に驚いた! 2日目 安平路避難小屋から水場に向い まずは水を確保。 その後ルートに戻るが早速藪漕ぎで 昨夜の雨による露で服と靴がびちょびちょ。 安平路山から先はもう、、 少し足元トレースっぽいところを頑張って辿るがすぐに道を見失いそうすると顔まで埋まることも、、、。 雪山ラッセルの方が全然いい!とぼやきながらも、進むしかないのでコツコツ進む。 幸いにも!奥念丈岳から笹が刈られていて奥念丈からは笹藪に苦しめられることはなかったものの、そこまでの藪漕ぎでかなり消耗しペース上がらず、木曽殿山荘に着いたのが19:00前。 それでも木曽殿山荘の方が夕飯を用意してくださっていて温かく迎えてくださり本当に感謝😭 朝からびちょびちょの靴で歩いていたために足がかぶれて腫れてしまって大変だった。涙 崩落が進む、摺鉢窪カールの避難小屋がとても可愛くて寂しそうに見えた。 もう行けないのかなぁ。 3日目 2日目の道と違いすぎて 同じ稜線を歩いていると思えないくらい快適、景色も抜群で終始気持ちが良かった。 ゆっくり写真を撮りながら進む。 冬に歩いた檜尾までの道は、冬の道も思い出しながら歩けて感慨深かった。 あぁ、、この辺下の方トラバースしたなとか、ずぼずぼゾーンだったなとか。 宝剣山荘で食べたソフトクリームが美味しすぎた。 最後、将棋頭山に着いた頃には木曽駒ヶ岳には暗雲立ち込めていて、雷の予感がしてその後はそそくさと下山。 雷鳥親子がまたね、と言ってくれた。 下山して車を🚗見た時は帰ってきたー、と安堵。 ただいまマイカー!!! 後立山連峰縦走の際は4泊5日と長かったけれど、今回は2泊3日でコンパクトに。それでも、迷宮の笹藪との格闘がだいぶパンチが効いていて達成感ある夏の山旅になった!!🔥 🐏さんありがとう😊
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中央アルプス全山縦走
安平路山・摺古木山(長野)2026.07.19 (日)6日間中央アルプスは、ぼくに優しくない。 尾根に小さなピークがひとつあれば律儀に登らせる。 ふたつあれば、もちろんふたつとも。 「ここくらい巻いてもいいでしょう。」 そんな人間の甘えは一切認めない。 まるで生真面目な先生みたいな山である。 だから何度も思った。 「頼むから巻道を作ってくれ。」 でも歩き終えた今は、その不器用さが少し好きになっている。 今回の目的は中央アルプス全山縦走。 もちろん、可能な限り美しいラインを描きたいため、登山道が無くてもラインを優先した。 結果として、この六日間で一番印象に残ったのは景色だけではなく、 山で出会った人たち。 笹藪。 熊。 CCレモン。 そして、伊那バスターミナルの椅子である。 ■交通 (往路) ・バスタ新宿 → 伊賀良(高速バス) ・ルートイン飯田 前泊 ・飯田タクシー利用 大平宿 (復路) ・仲仙寺登山口 → みはらしの湯(伊那バス) ・伊那バスターミナル → バスタ新宿(高速バス Sシート) ■ランチ ・門・やません ソースカツ丼(ヒレ・ご飯少なめ・キャベツ多め) ※ローメンも提供 ■経費 ・高速バス(往路) 6,200円 ・ホテル 12,870円 ・登山口タクシー 8,900円 ・木曽殿山荘(飲料・水) 1,300円 ・宝剣山荘(ビーフシチューセット・ビール2缶) 2,700円 ・路線バス 310円 ・ソースカツ丼 1,850円 ・高速バス(復路・Sシート) 5,500円 ■写真 早々にカメラが壊れて、活動日記の写真はスマホで撮った記録写真です。 ⸻ ●1日目 晴れ 無風 山へ入る日は、だいたいいい予感がする。 当たることもあれば外れることもある。 大平宿へ向かうタクシーの窓から見えた空は、雲ひとつない。 風もない。 「今日はいい山になる。」 根拠なんてないけれど山では、そういう勘が案外当たる。 歩き始めると、人にほとんど会わなかった。 昼過ぎ、安平路山避難小屋へ着く。 最初に見た感想は、 「……ここ泊まるの?」 外から見ると、土間は時代に取り残されたような雰囲気で、正直ちょっと身構える。 ところが中へ入ると綺麗で、きちんと手入れされている。 人も山小屋も、見た目だけで判断してはいけないらしい。 夕方、一組の男女が入ってきた。 驚くほど絵になる二人だった。 山で「美男美女」という言葉を使うことになるとは思わなかった。 話してみると気さくで、翌日からも何度も休憩で顔を合わせることになる。 山では名前を知らなくても、不思議と少し仲良くなれる気がする。 街なら挨拶もしないようなきらびやかな人と、山ではこれからの山行の話で盛り上がる。 サッポロ一番(塩)を食べて寝た。 ⸻ ●2日目 晴れ 無風 この日、覚えたことがひとつある。 「藪漕ぎは、ラッセルよりつらい。」 人生で役立つことはたぶん一度もない知識だけれど、ぼくと美男美女パーティーは満場一致でそう結論づけた。 安平路山から奥念丈岳。 笹は遠くから見るぶんには綺麗だ。 しかし、近付くとそうでもない。 全身を包まれ、押し返され、濡らされ、行く手を阻む。 進んでも進んでも笹。 振り返っても笹。 人生で一番笹に囲まれた日だった。 服はすぐにびしょ濡れになった。 ザックも濡れた。 そして、一番濡れてほしくなかったGR4も濡れた。 あとで確認すると、イメージセンサーにまで水が入っていた。(帰宅後、確認すると水は液晶ディスプレイに入っていた。) 一番残念だったのはカメラが壊れたことではなく、この先の景色を撮れなくなったことだった。 休憩のたびに、美男美女パーティーと顔を合わせる。 「いやぁ、藪すごいですね。」 「すごいですね。」 「やっぱりラッセルよりきついですね。」 「きついですね。」 そんな他愛もない会話だけで、また歩ける気になる。 山では、人から元気をもらう方法が少し違うようだ。 夜。 テントの外へ出る。 星しかなかった。 それで十分だった。 ⸻ ●3日目 晴れのち雨 微風 今日は西駒ヶ岳から夜明けを見る。 歩き始める頃には、ヘッドライトの灯りしかない。 山はまだ眠っている。 東の空が少しずつ青くなり始める頃、西駒ヶ岳へ着いた。 急ぐ理由はどこにもない。 ザックを下ろす。 一口だけ水を飲む。 そして一服する。 ぼくは日の出そのものより、その少し前のこの時間が好きだ。 世界がゆっくり色を取り戻していく時間。 鳥もまだ静かで、風もない。 空だけが少しずつ青くなる。 今日の目的は、もう半分終わったものとして、空木岳へ向かう。 景色はどこまでも気持ちがいい。 歩いてきた尾根が後ろへ伸びている。 「あんなところから歩いてきたのか。」 縦走は、振り返る楽しさがある。 お腹の調子を整えたくなったので、駒峰ヒュッテには立ち寄らず、そのまま木曽殿山荘へ向かった。 ここで、この旅一番の衝撃を受ける。 CCレモンである。 いや、正確には「山で飲むCCレモン」である。 冷えた一本を受け取り、ほとんど息継ぎもせず飲み干した。 人生で一番おいしいCCレモンだった。 もし「全国CCレモン早飲み選手権」という大会が存在するなら、この日だけは優勝を狙えたと思う。 小屋の横のベンチへ腰掛け、ただ山を眺めた。 そして小屋を出る。 見上げる。 急登だった。 「あれを登れば終わりだろう。」 そう思った。 中央アルプスは、そういう甘い考えを嫌う山である。 登る。 ピーク。 下る。 また登る。 またピーク。 また下る。 そしてまた登る。 「頼むから巻道を作ってくれ。」 今日だけで何回思っただろう。 中央アルプスは本当に律儀だ。 尾根に少しでも盛り上がりがあれば、「もちろん踏みます。」 と言わんばかりに道が付いている。 ようやく檜尾小屋へ着いた頃には、足より先に心が疲れていた。 夕方から雷を伴う豪雨。 テントの中で雨音を聞いていると、夏山に来たんだなと思う。 ⸻ ●4日目 くもり 弱風 今日は、すぐそこの宝剣山荘まで。要するに休息日である。 縦走中に休むなんて贅沢だと思っていた。 でも実際に歩いてみると、休むことも縦走の技術なんだと分かった。 途中、何度も会っていた女性登山者とまた一緒になる。 翌日はガイド付きで前穂高岳へ行くらしい。 「中央アルプスは寄り道なんです。」という。 寄り道のスケールがおかしい。 しかもガイドを付ける理由が「知識を学びたいから」。 経験があっても学ぶ姿勢を忘れない人は格好いい。 今度は、宝剣岳の手前でヘルメット姿がよく似合っていたので、 「ヘルメット美人ですね。」 と言ってみた。 笑ってくれた。 でも後から少し考える。 あれは褒め言葉だったんだろうか。 それとも変な人だったんだろうか。 山より、自分の発言のほうが気になった。 昼前には宝剣山荘へ着く。 ビールを二本飲む。 出来上がる。 時計を見る。 まだ十四時だった。 こんなに時間が余る日は久しぶりだ。 酔い覚ましに伊那前岳まで散歩する。 するとまた、ヘルメット美人。 「山で5回も会うなんて運命ですね。」 言った瞬間に思う。 「あぁ、これは心の中だけで思っていればよかった。」 山では岩場より、自分の口のほうが滑ることがある。 ⸻ ●5日目 晴れ 無風 寒くて目が覚めた。 「なんでこんなに寒いんだろう。」 そう思いながら靴下を履いてみる。 すると、あっさり眠れた。 人間というのは、案外単純な生き物らしい。 二度寝までしてしまい、予定より少し遅れて歩き始める。 今日も朝日がきれいだった。 木曽駒ヶ岳へ着く頃には、風だけがどこかへ出掛けてしまったようで、雲海だけが静かに残っている。 こんな朝なら、急ぐ理由なんてない。 今回どうしても寄りたかった場所がある。 茶臼山だ。 深田久弥が「中央アルプスの北は茶臼山」と書いていたことが、ずっと頭に残っていた。 縦走中に往復40分は決して短くないけれど、それでもこの縦走には欠かせない山だった。 そして今回最後の冒険が始まる。 権兵衛峠へ続く、市町村界尾根。 分岐には立派な案内板が立っており、安心した。 ……のは3秒くらいだった。 その先に道はない。 あるのは笹だけ。 「話が違うぞ。」 2日目の藪漕ぎで感覚が壊れていたらしい。 最初は 「安平路よりは少しマシかな。」 くらいに思っていた。 その考えも10分ほどで訂正される。 濃い。 深い。 高い。 前も後ろも笹。 方向なんて分からない。 市町村界の杭だけを頼りに、ひたすら前へ進む。と言いたいが、杭すらも見当たらない。 藪漕ぎというより、笹の海を泳いでいるようだった。 途中で止まったら、本当に笹へ飲み込まれてしまいそうだった。 2時間ほど格闘した頃だろうか。 少しだけ視界が開ける。 その瞬間だった。 バサッ。 笹が大きく揺れた。 音だけが一直線にこちらへ向かってくる。 次の瞬間、10メートルほど先を真っ黒な熊が現れた。 熊もきっと驚いたんだろう。 ぼくを横目で見て一目散に逃げていった。 本当に、ものすごい速さだった。 心臓だけが、その場へ置き去りになった。 引き返す理由は十分にあるけれど、笹藪の海を背中にして、引き返すのも困難を極めた。 行くしかないので、そのまま前へ進む。 やっと広い道へ出た。 終わった。 そう思ったら、目の前には立派な熊の糞。 「最後まで抜かりないな。」 思わず苦笑いした。 権兵衛峠へ着く。 さっきまで熊がいた世界とは思えない。 立派なトイレに、車と人の気配。 文明というのは、こんなにも安心するものらしい。 手洗い場で頭とシャツを洗う。 たったそれだけで、こんなに幸せになれるとは思わなかった。 その水を汲み、ご飯を作ろうとする。 少し黄色い。いや、だいぶ黄色い。 よく見ると、たくさんのオタマジャクシがウォーターバックの中で泳いでいる。 しばらく考えた。 そして、「栄養がありそう。」 という結論になった。 浄水器を通してありがたくいただく。 山では、自分の価値観も少しずつ野生へ戻っていくらしい。 ⸻ ●6日目 晴れ 微風 最終日。 今日は少しだけ熊を意識していた。 できれば熊より先に歩きたい。 そんな理由で、まだ暗いうちから歩き始める。 今日も星がきれいだった。 北沢山付近では、高山植物が大切に守られていた。 花の向こうに中央アルプス。 そのさらに向こうに南アルプス。 立ち止まる。 歩くことを忘れる。 こういう時間のために山へ来ているんだと思う。 経ヶ岳の山頂で、ここまで歩いてきた尾根を眺める。 そして、終わってしまうのが少し寂しかった。 縦走の終わりは、いつも達成感より寂しさが先に来る。 仲仙寺へ下る。 朝露をまとった草が、朝日に照らされて光っている。 最後まで気持ちのいい道だった。 下山。 みはらしの湯で、さっぱりしたところで、ご飯を食べようとした。 ぼくは下山後、お腹が空いていても余った行動食だけは食べたくない派である。 最後くらい、ご当地の美味しいものが食べたい。 ローメンも考えた。 でも営業時間が合わず、「門・やません」でソースカツ丼をいただいた。 山を歩き続けた体には、ご褒美みたいな味だった。 満腹。 温泉上がり。 高速バスまで少し時間がある。 伊那バスターミナルの椅子へ座る。 そこで気付いた。 今回一番現実的な遭難リスクは、この椅子だった。 座ったら最後、バスが来ても起きられる気がしない。 6日間歩いて思った。 中央アルプスは優しい山じゃない。 楽もさせてくれない。 ピークがあれば律儀に踏ませる。 藪もある。 熊もいる。 それでも歩いた人には、それ以上の景色を返してくれる。 お会いしたすべての人、そして、すべてのあたたかい道に感謝申し上げます。 おわり
- もらった絵文字220写真10枚20:1933.1 km2469 m
やっと全部繋がった…中央アルプス主稜線
安平路山・摺古木山(長野)2026.04.18 (土)2日間数年来の懸案事項だった中ア南部の空白地帯。越百山~奥念丈は去年繋がり、残すは奥念丈~安平路のみ。手強い笹藪との格闘が待ち受けているため、かなりの気合と覚悟が必要でずっと先延ばしになっていたが、ともゆきさんの雪山プログラムにこの計画が上がったのでエントリーさせてもらった。唯一のアプローチ道となる県道8号線の冬季通行止め解除直後を狙い、まだ雪に埋もれている笹藪の上を快適に歩くという目論見。強者ばかりのメンバー、着いていけるか不安だったが、お待たせしながらも何とか全行程歩き切ることができた。自分だけでは行けなかった行程、本当にありがとうございました ※詳細は後ほどヤマレコにて ザック重量 12キロちょっと 消費した水 1日目 1リットル 2日目 2リットル
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