戸倉山・烏帽子山
粟ヶ岳・權ノ神岳・宝蔵山
(新潟)
2025年03月09日(日)
日帰り
登山道のない残雪期限定の戸倉山へ行きませんか?と山仲間のグループラインに提案したのはわたし。そして「烏帽子山まで行けるかな」と付け加えてしまった。いったん送った言葉は消せない💦
やべえ、やばい、まずい、と思っても後の祭りだ。
9日は朝から晴天の予報だったのに、前日に予報が激変してしまう。なんと晴れるのは午後3時からだとか。それでも一縷の望みをかけて男性4人とわたしの5人で出発した。歩き始めたら雪が降り始め、だんだん辺りも暗くなり、視界も悪くなる。そのうち叩きつけるような雪にもなった。
8時頃に雨雲レーダーを確認してみると、なんとまぁ、わたしらがいる辺りだけに集中的にかなり厚めの雨雲(雪雲)かかかっていた。他の地域は晴天らしい。なんてこった!なんでだろう?
誰の日頃の行いのせいだ?となるが全員のせいらしい。誰かを責めるわけでなくみんなのせいと言うのは優しいよね。
ま、人はみな何かしらちょろっとした自覚はあるんじゃね?と密かに思ってた😅
そしてレーダーによれば9時半ごろに雪は止み、10時頃には雨雲は消え去るとのこと。信じましょう。
前にこの山に登ったのは今回の参加者の仲間の1人とわたしの2人で2019年の2月だった。ずっと登りっぱなしだった記憶は確かにあった。けど、こんなに急だったっけか?6年の月日の流れは確実に体力を衰えさせている。
それ以前の15年以上前までは2月になると毎年と言っていいほど戸倉山に行ってたのよね。若かったから急だなんて思ったこともなかったような😅
周りがな〜んも見えないまま、ひたすら登り続けていて9時半になると雪は止んだ。さらに10時近くになるとまるで舞台の幕が上がるように視界が開け青空が現れた!みんな、歓声をあげる。いやぁ素晴らしい、雨雲レーダーもすごい、これからもずっとついていきます✨
そして最後の登りを終えて戸倉山の山頂に到着。わたしを含めた3人は烏帽子山へは全く行く気はなかった。正直なところ、わたしは行かないで済みそうと安堵していた。なんせ、6年前にその急峻さを目の当たりにした時にわたしには無理だと思ってたからね。それなのに「行けるかな」なんて書いたのはただただ魔が差しただけ…
ところが他のルートから登ってきた人たちのトレースが烏帽子山に向かって続いている。それならばと、とりあえずトレースを追って行けるところまでと歩いていたらいつの間にか烏帽子山近くまで進んでしまっていた。もうここまで来たら行くしかない!見上げればほぼ垂直じゃね?と言うほど急峻。だからこそ烏帽子と言われるんだろうけどね。3人の先行者のおかけで無事に山頂に到着出来た。本当に感謝です。もちろんめちゃくちゃ急だった。
烏帽子山まで来る気のなかったわたしら3人はここで休憩、他の2人は先の袖山まで行ってきた。そして休憩をした後、下山開始。スノーシューの下りは固まってたり凍ってる雪の上では滑りやすくて怖い。なのでわたしは烏帽子山からはスノーシューを外して長靴で下りた。
下山中にはまた時折、叩きつけるような雪にも見舞われたりしたけど、3時近くに青空が広がり(再び雨雲レーダーに感動)コーヒーブレイクとした。
その後、また急なところではわたしはスノーシューを外し下り始める。すると「キャーと」大きな悲鳴をあげたわたし。思いきりズボッと右足が深く潜ってしまった。抜けない!仲間たちは少し先にいる。助けを求め、仲間の一人が登り返してきてくれる。その間にもひとりでもがいてたら、なんとか脱出成功。まだしばらくは急な下りが続きそうなので長靴で行くと伝えるとその仲間が後ろから見守ってついてきてくれると言う。心強いです。本当にありがとうございます😊
他の仲間たちと合流すると「悲鳴が聞こえてこそのいつもの雪山だからね」と。
実は毎回と言っていいほど雪山ではズボッと埋まり、そのたびに断末魔のような叫び声を上げては仲間たちから脱出を助けてもらってる。今までに命を脅かすような危険を感じたことは一度もない(そんなところなんかには鼻から行かないが)
なのでソロでは登山道のない雪山には絶対に行かないことにしている😓
その後も気温が上がったせいか雪が腐り始めたようで10回くらいは潜ったかも?今回は毎回、自分で脱出することが出来た。
全く景色が見えずともひたすら登り続けてる時は何の苦行なんだ?と思ったりもしたけど、それでも仲間と一緒ならばその苦行も楽行(こんな言葉はないが)に変わる。まさか行けるなんて考えてもいなかった烏帽子山まで登れたことは最大級の喜びだった。
仲間たちと先行者たちに感謝です。
そして軟弱者のわたしら3人は今後もう二度と烏帽子山までは行かなくていいと言う結論に達しました。おっかなすぎる!
戸倉山から少し進むと景色が開けるのでそこで十分大感動しますから😌
いつもながらの笑いの絶えない楽しく実りのある一日をありがとうございました💕
雪山に行くと春の花が咲き出した山へ行きたいなぁと思う。で、翌日は日本海沿いの里山へ雪割草を愛でに行ってきた。そして花を眺めながらまた雪山に行きたいなぁと強く思う。毎年今頃はその繰り返しになる。たぶん、贅沢な悩みなのかもしれないね。
さて、次はどっちにしよう?