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春雨のネロミェール
東京都23区 東エリア (東京)
2025.03.16(日) 日帰り
春の訪れと共に、梅を筆頭に早咲きの桜などが見られるようになった。 寒の戻りはあるものの、少しずつ寒さから開放されてきたこの頃…..。 そんな中、ネロミェールより散歩がしたいと言い出した。 とはいってもこの日は生憎の雨である。 縦走はもちろんのこと、遠く高いお山へは行くことは厳しい。 雨でもすぐ行けそうなお山を探していたところ、アマツマガツチよりとあるお山はどうかすすめられた。 それは、「待乳山」。 東京都は隅田川の川辺に聳え立つ特別区の名峰で、その頂には浅草名所七福神の毘沙門天を祀る聖観音宗本龍院がある。 今回そんな待乳山へ、アマツマガツチ、ネロミェールと共に挑むこととなった。 登山口となるのは、待乳山聖天駐車場。 早速登り始める…..。 出だしから急な石階段が出てきた。 振り返ると、雨というのもあってか雲に突き刺さるスカイツリーがのぞかせていた。 石階段を登った先には、朱に彩られた立派なお社が建っていた。 これこそ聖観音宗本龍院であり、此処にて大根をお供えしてお清めをすると願いが叶うといわれている。 そんな聖観音宗本龍院の脇へ行くと、遂に待乳山の山頂へたどり着いた。 三角点は石灯籠の中に埋まっていて見ることができないが、荘厳なる山頂には全世界から訪れる無数の参拝客が大根をお供えしていた。 帰りは階段を登らなくても参拝が出来るように造られた“さくらレール”と呼ばれる人荷用索道を使うことにした。 見た目に反し強固な造りをしていて、何処か飛鳥山や弥彦山のケーブルカーを彷彿とさせる。 さくらレールに揺られながら下りていき、時刻は昼を迎える少し前なんとか下りてくることが出来た。 足早に帰宅の路へつく…..。 雨の中の待乳山にて、厳かなる散歩を楽しんだアマツマガツチとネロミェールであった。