丸子アルプス東端-2026-02-08
焼津アルプス(高草山・満観峰・花沢山)・徳願寺山
(静岡)
2026年02月08日(日)
日帰り
今回のおはようハイクは、古い東海道東路の一端に触れることと、今川氏ゆかりの寺、城跡を訪ねること。
快晴の安倍川駅をスタート。佐渡の万葉歌碑を見て、西宮神社にて人数確認と準備体操を行う。佐渡山中腹を通る農道からは飯間山、宇津ノ谷峠など丸子アルプスに囲まれた丸子の市街地が見渡せる。農道が東側の山裾に入れ変わると、静岡市街や竜爪山などが一望できる。霊峰富士の雪化粧が朝日に輝いている。東路であっただろう峠道を登り、手児の呼坂に至る。小さな小道が鞍部を乗っ越すだけの峠で、立派な碑と静岡市教委の案内版がなければ、何もない寂しげな場所、雑木の茂る尾根道を進む。ところどころ素晴らしい照葉樹林が現れる。みかん畑を抜ける農道へ戻る。途中、徳願寺への参道に入り、今川家の北川殿菩提寺である徳願寺の山門を抜ける。鴨たちが迎える声が響くだけの静寂で雰囲気のあるお寺である。
さらに農道を登ると、満開でピンクの河津桜に、数十匹の鮮やかな黄緑色のメジロが一心不乱に蜜を求めていた。富士山の見える坂道では、多くのカメラが咲き誇る桜と富士山を求めて並んでいる。そんな春を感じる中を円山花木園へと進む。丘に登ると、南アルプスから用宗海岸までのパノラマ絶景が目に飛び込んでくる。しばしの時間、もぐもぐタイム。
ここから本格的な山道の徳願寺山ハイキングコースに入る。杉ヒノキの鬱蒼とした樹林の急坂をゆっくりと登っていく。味気のない、謎の木組みがある山頂から尾根筋を梵天山へ向かう。冷気を含む風が、樹林帯の尾根に吹き荒れている。梵天山山頂にある温度計はマイナス2度。樹林帯の中の急坂をすべるように降っていく。歓昌院坂に到着。泉ケ谷と牧ケ谷・木枯らしの森を結ぶ古の東海道。ここで、駿河嶺方面から丸子城跡を目指すA班と泉ケ谷・匠宿へ下るB班を希望により分ける。
A班はスルガ峰手前の分岐を経て丸子城跡へ下る。二山越えた後の下りの稜線を暫く進み、丸子城跡へ着いた、丁度B班と合流し本丸跡を見学後少しばかり遅れて匠宿へ下った。
B班は古の東海道を下り、歓昌院を回り、泉ケ谷の集落へ入ってくる。匠宿で小休止してから、丸子城跡を目指す。今川氏と武田氏が築いた中世の大きな城跡を歩く。本丸から引き返すところで、A班と遭遇。匠宿へ降りて解散、バスにて各々帰宅する。徳願寺から歓昌院坂までの山道ですれ違う登山者は一人もおらず、静かな山旅となった。