嘉麻市民の憩いの場所だった 摺鉢山(帝王山)・稲荷山・城山
大法山・白馬山・三高山
(福岡)
2026年03月23日(月)
日帰り
天気に恵まれ、超低山ながら展望所がある嘉麻市の摺鉢山(帝王山)と、市民の森公園になっていた城山に行ってみました。
摺鉢山からは離れた市営体育館に駐車させて頂き、摺鉢山に向かいました。
体育館から一山超えて登山口に向かうと、最後の人家の庭に犬がいて、めちゃめちゃこっちを見て吠えました。
見ると尻尾を振って嬉しそうな顔をしていたので、「行ってきます!」と言って犬に手を振りました。
途中メガソーラーの上が開発され、登山道を見失って整地された砂地を歩きましたが間違いで、砂地に入らないで端っこを進めば登山道は続いていました。
登山道から先は、ルートに沿ってトラロープが張ってあり、その通りに進めば心配なく山頂に到着できました。
山頂はベンチもあり、看板に馬見山・古処山・屛山と眺められる山の名前が絵と共に書いてありますが、その看板は三郡山方向に向いていて、そこから90度左に回った方向が古処山などの景色でした。
下山中、最初の人家を通りかかっても犬がこちらに気がつかなかったので、犬に手を振って「ただいま!」と呼びかけると、嬉しそうにこちらを見て吠えてくれました。
昨年17歳で愛犬を亡くしているので、久しぶりに犬と見つめ合えて嬉しかったです。
もうしばらく下ったところで、ちょうど玄関から出てきたおじいさんと目が合い、「こんにちは」とご挨拶しました。
おじいさんはめちゃめちゃ嬉しそうに「登ってきたの?草は茂っていなかった?みんなが登るから、ずっと私が草刈りをしていたんだよ。もう歳で最近出来ていないけど、大雨で荒れたこともあったけど、大丈夫だった?」と話されます。
「草は全然茂っていなかったです。皆さんが間違えないように登山道にずっとロープを張って下さっていて、とっても歩きやすかったです。ありがとうございます。」と伝えました。
それをきっかけにめちゃめちゃ長い立ち話になってしまいました。
「そうか、最近は登る人も減って、どうしているかわからなかったから、教えてもらって良かった。前は商売していたから、人手もあったしいろいろ出来ていた。入ってくる曲がり角のプレハブもうちのだ。また山に登るなら、車は遠くに停めなくてうちの前の駐車場に停めなさいよ、あなたは元気そうだからきっと200歳まで生きるよ。」
「え?無理無理!とりあえず80歳までを目指します。」
「いや、あなたはもっと元気で長生きするよ。いつでも家に車を停めにおいで。」と話が尽きません。
時間は過ぎるけど、こんな良心的な人の話をぶった切ることは出来ませんでした。
城山は子どもの森公園の敷地内山頂でした。
看板から入って行くと、思いっきり立入禁止になっていました。
崖崩れの恐れがあるために、公園の先はバリケードで厳重に仕切られていました。
左脇に多くの人が出入りした感じの踏み跡が続いています。
ちょっと躊躇しましたが、自己責任で安全な場所を選んで行ってみることにしました。
遊歩道から先は、決まった踏み跡も見当たりませんでした。
地図と周囲を見比べながら、誰も行ってないかも知れない一番手前の尾根から登って行くことにしました。
結果的にはそれが安全で良かったと思います。立入禁止なので、可能な限り速やかに退出しました。
今日の2座はどちらも休日に家族で行くような山だったと思います。
今は高齢化もあって、登る人は減っているようでした。
でもうちに車を停めなさいとか言ってくれる優しいおじいさんもいて、思いやりにあふれた街みたいでした。