虚空蔵山 縦走 草野駅から 山上山・大谷山・八王子山 秋の丹波を楽しむ
虚空蔵山・八王子山・和田寺山
(兵庫)
2024.11.14(木)
日帰り
今日はソロで虚空蔵山へ。JR草野駅から線路沿いの道を登山口に向かってテクテク歩く。畑の向こうで藁を焼いているのだろうか、白い煙がモクモクと山に向かって昇って行く。微かに懐かしい香り。空は快晴、朝陽が眩しい、いい感じ。
10分ぐらい歩いて登山道に到着。ここからずっと急登続きで、ふくらはぎが痛い!登山道は岩のガレ道で歩きづらい。少し登っては振り向き、里の景色に励まされ、登るの繰り返し。
途中大きな岩の鎖場が出てきた。左に巻道が見えるが、せっかくの岩なので登らせて頂く。
登り切った岩の上に油井の里を見守るように役行者とお地蔵さんの2体の石仏が並んでいる。
山上山、大谷山、八王子山とピークを越えアップダウンを繰り返し虚空蔵山頂上に到着。ここは周囲を木々に遮られあまり展望は良くない。
少し下がった場所のベンチで休憩。お湯を持ってきていたのでコーヒーを淹れホッと一息つく。
.頂上直下、有名な丹波岩に着いた。丹波岩は昔、激しい火山活動によってできた溶結凝灰岩で、岩にある幅1~5cm程度の平行の割れ目は板状節理というらしい。
ここからは北摂の山々が連なり、その向こうには六甲山系が広がっているらしいが、私には、個々の山々の山名はわからない。誰もいないのでそっと丹波岩に乗ってみる。座れるが立てる気がしない(歳を考えろ!立たんでもええねん、そんなとこに)…心の声。景色だけを楽しむ。
名残惜しいが、丹波岩を離れ、虚空蔵堂に向け下って行く。虚空蔵堂から更に藍本駅に向け下って行くが、途中から登山道口に出るまでがかなり暗い谷道で、一刻も早く出たくて、速足でどんどん歩く。🐻出そうやん…と思いながら歩いていると、クマ注意の木の案内板。よく見ると「元に戻してくださいネ」の文字。じ~っとみるとフックのようなものが4つある。看板が設置された当初はここに熊鈴が4つかけられていたらしい。で、熊鈴は戻らずか・・なるほど。
程なくして登山口に着き一安心。藍本駅に向かう。のどかな田園風景を楽しみながら2kmほど歩いて藍本駅に到着。電車を待つ間も里の秋を楽しむ。
※近畿自然歩道の案内板に「9月15日から2月15日まで、狩猟解禁期間の為危険です」の注意書 がありました。