1day越後三山
越後三山に登った。越後三山とは越後駒ヶ岳[日本百名山]、中ノ岳[日本二百名山]、八海山(入道岳)[日本二百名山]の3座を指す。山名の頭文字を取って「ハナコ」とも呼ばれるそうだ。ちなみに裏越後三山(越後駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳[日本二百名山])というのもある。枝折峠からロープウェイ山頂駅まで縦走しロープウェイで駐車場まで降りるというのが一番楽そうではあるがスタートとゴールの場所が異なるので誰かに車の移動をしてもらう必要がある。私の遠征によく同行している長男は以前は私の山行中に車を預けていたのだが2年前に駐車場で他人の車に当てて任意保険を使い、その数ヶ月後に今度は駐車場から出る時に左前を壁にぶつけてボコボコに破損し車両保険を使った経緯がありそれからは基本的に私が同乗してない時は車の運転はほとんどさせていない。ちなみに私の車は周囲にセンサーが付いており障害物があると事前に知らせてくれるはずなのだが。そんな折りにフォローしているアルミさんの八海山に登ろうと思ってたらバスが廃止になってたという内容のモーメントが挙がってきた。アルミさんに枝折峠からロープウェイ山麓駅に車を移動していただければ私は越後三山を縦走できアルミさんは八海山をピストンでき、互いにwin-winとなる。ただ、私の遠征は土曜日午後出発の月曜日早朝帰りなのでこの過酷さを受け入れてもらえるかどうかだ笑 ダメ元で声を掛けてみた。ちなみに条件はガソリン代を含めた交通費は全てこちら持ち、車の運転は枝折峠からロープウェイ山麓駅まではアルミさんにしていただくが他は車に慣れていただくための運転以外は全て私と長男で行うというものだ。宿泊施設に泊まる訳ではないので車の走行中に車の中で眠れる方でないと難しい。LINEで打診するとすぐにOKの返事がきた。ただ、日程が10月17、18日しか都合がつかずその週に行く事になった。長岡市で長男を降ろしたのがもう既に午後11時。さすがに新潟県は遠い。そのまま枝折峠まで行き私はゼロ睡眠でスタートした。枝折峠の駐車場は夜なのに既に満車状態。ここは滝雲が見れるスポットとして有名で登山者だけではなく滝雲を見に来る方もかなり多い様だ。 https://www.iine-uonuma.jp/activity/natural_landscape/shioritoge/ 少し登り始めると滝雲雲海のビューポイントの看板が2箇所設置してあった。既にカメラをセッティングしている方もおられた。朝までずっとおられるのだろうか。序盤はなだらかな道が続き木道も多く比較的歩きやすい。百草ノ池辺りから勾配がきつくなり岩場が多くなる。岩場を歩いていると何か後ろに気配を感じ、振り返ると人がいたのでビックリした。熊鈴も付けてない方だったので直前まで気付かず真夜中なので余計に驚いた。すごい速い方ですぐに見えなくなった。越後駒ヶ岳の少し手前に駒の小屋がありその周囲にテントがたくさん張ってあった。スタートして約3時間半で日本百名山の越後駒ヶ岳頂上に到着した。まだ真っ暗で景色は見えなかったが遠くの街明かりまでよく見えて昼間なら展望がとても良いというのは分かった。中ノ岳へ向かうとナイフリッジの様な地形も多く歩くのも少し慎重になる。道の途中でだんだん空が明るくなってきた。それまで真っ暗だったので分からなかった山の色がだんだん見えてくる。この辺りの紅葉はとてもきれいだった。中ノ岳頂上が近くなるとここも勾配がキツくなり岩場が多い。この辺りではすれ違う方が多くどこから来られたのか尋ねてみると八海山の方からの方もおられたが圧倒的に銀山平から荒沢岳を通って来られた方が多かった。荒沢岳からの縦走ルートも鎖場、梯子が結構多く藪もあり大変だと聞いているのでその難ルートをこれだけ多くの方が歩いているのに正直驚いた。中ノ岳頂上の少し手前に中之岳避難小屋がある。入口が紐で縛られていて既に冬季に備えて小屋閉めしてあったが使用したい場合は紐を解いて使用後元に戻せば良いらしい。避難小屋から中ノ岳頂上はすぐそこだ。中ノ岳頂上からは360度のパノラマビューだった。一度避難小屋まで戻って次に八海山を目指す。ここからガレ場の激下りが始まる。ヤマップの地図では中ノ岳の次のランドマークの御月山から八海山(入道岳)の1つ手前のランドマークの五龍岳までが破線ルートとなっている。ここが実際歩いてみないとどれだけ時間がかかるか分からない。一度鞍部まで降りて少し登り返すと御月山頂上に着く。ここから破線ルートが始まる。ほぼ垂直の岩壁を鎖で登り降りしたり滑落の危険のあるナイフリッジの地形を歩いたり藪っぽい道もあったりでかなりキツい。しかも中ノ岳から標高差800mを降りて八海山まで標高差500mを登り返さないとならない。中ノ岳~八海山の間では女性2人組の方を途中で追い抜いたがそれ以外は人と会っていない。その方たちは八海山まで行って小屋泊をされるそうだった。破線ルートだけあって通る方も少ない様だった。八海山(入道岳)にやっとの思いでたどり着くとたくさんの方が頂上におられた。中ノ岳方面から来たのは私だけだったのでどこからか尋ねられ真夜中に枝折峠を出た事を伝えるとやはり驚かれた。アルミさんはその頃、私の約1時間前に入道岳頂上に着いてたので私を待たずに下山し始める様にお願いしておいた。時間があれば大日岳~地蔵岳の間にある八ッ峰と呼ばれる断崖絶壁の鎖場のある岩稜を通るのだがアルミさんからもここは渋滞していると聞いていて実際行ってみると大日岳の鎖の上下で順番待ちをしている方が数人おられた。ここは通らず迂回路を通ってもヤマップの100mルールで登頂記録はゲットできるのでアルミさんをあまり待たせるのも悪いのもあり迂回路で行く事にした。迂回路と言ってもそんなに楽なルートではなく梯子や鎖もありほとんどが断崖絶壁の岩場にある足元がかなり幅の狭い道が続くトラバースルートだった。なんとかアルミさんに追い付けないかと思ったがヘトヘトで最後まで追い付く事はなかった。ロープウェイ山頂駅でアルミさんと合流してロープウェイに乗って駐車場まで降りた。長男を長岡市で拾って時間に追われながらも寺宝温泉でサッパリして高速のSAで夕食を食べた。なんとか4時くらいには帰宅できた。アルミさんの協力のおかげで越後三山をクリアする事ができた。 アルミさんの日記はこちら↓ https://yamap.com/activities/52097114 通過したランドマーク 道行山・小倉山・越後駒ヶ岳・天狗平・檜廊下・中ノ岳・御月山・荒山・五龍岳・八海山(入道岳)・大日岳・地蔵岳・薬師岳・浅草岳・池ノ峰 (大日岳、地蔵岳、池ノ峰は登頂していないが100mルールで登頂記録ゲット) 日本百名山 73/100 日本二百名山(百名山を除く) 64/100 日本三百名山(百、二百名山を除く) 62/101






