思いのほか良かった椿山
筒上山・手箱山
(高知, 愛媛)
2024年05月09日(木)
日帰り
県別ガイド「高知県の山」に出ている、「椿山(つばやま)」に登った。
椿山は、頂上付近の笹漕ぎが大変だという噂や報告などで敬遠していた。自分の中で行きたくない山ベスト5に入っていたと思う。
高知県別を登るときに、避けては通れないため、今の時期に登るのは良いだろうと登ることにした。
国道494号線から大野椿山線に入って高度を上げて行く。椿山の集落を過ぎて、舗装道が終わればいよいよ未舗装路になる。しかしこれまで通った未舗装路と比べると、まだ走りやすい方であった。特に車の腹を擦ることもなく進み、突然舗装2車線の道に合流すると、登山口に到着した。
車は、登山口からさらに100mほど林道を奥へ進むと右手に広い駐車スペースはあったが、ここまで登ってくる車はないだろうと、登山口の前の道路端に停車した。
登山口からすぐに急登が始まり、左手に伐採の終わった斜面を見ながら登っていく。伐採地の最高地点から椿山の集落が眼下に見えている。
さらに伐採地から、どんどん高度を上げて行く。
登山開始時は気温は約6℃でとても風が冷たかったが、太陽が出て風が弱まり、歩きやすくなった。
笹は、全体の半分ほど登れば出てくるが、漕ぐというほどではなく、問題なく登れた。
登山道が緩やかになって最後の100mほどになって、やっと急登の笹漕ぎと言える部分が出てきた。
しかし、事前に準備していたワークマンで500円で購入した滑り止めの付いた作業手袋と、目を保護するゴーグルのおかげで、笹漕ぎも楽に登れることが出来た。
頂上部分はお湯を沸かせるスペースは確保できるものの、せっかくなので眺望の良いと報告の有った北東側へ20m移動した。すると目の前にドドーンと筒上山~手箱山への山並みが現れ、疲れはどこかに吹き飛んだ。
石鎚山から堂ケ森への稜線は残念ながら雲に隠れていたが、眺望を楽しみながら食事をした。
また、東側には雨ケ森が大きく近く見えている。
この展望台は、3名でちょうど埋まるくらいの広さだが、笹に隠れたくぼみが北風を遮り快適だった。
ゆっくり眺望を楽しんだ後、姿を見せそうにない石鎚山を振り返りながら、頂上を後にした。
下りも、笹をつかみながら降りることで、スムーズに笹漕ぎエリアを下ることが出来た。
あれほど行きたくなかった椿山が、こんなに魅力のある山であるということが良く分かった。
また、晩秋の紅葉時期に来てみたいものだ。