17:23
23.0 km
2792 m
試される深南部縦走: 接岨峡温泉〜風イラズ〜大無間山〜田代
大無間山 (静岡)
2023.11.03(金) 3 DAYS
⚠️バリエーションルートが主ですので相応の体力や準備が必要なコースです ⚠️3日目はバッテリー温存のためポイントでしかYAMAP起動していません。出発は6:13だったので実際には5:40ほど行動しています ◼️コース所感 【接岨峡温泉〜栗代山】 バリエーションルートですらない藪漕ぎルートです。危険箇所はないので藪漕ぎする気持ちがあれば! インターネットでは初記録かも〜と思っていましたが、YAMAPに記録ありました…! 接岨峡大橋の尾根の方もいけそう、と思っていましたがそちらも同時に行かれているので参考に… https://yamap.com/activities/11128050/images/145722718 【栗代山〜風イラズ】 バリエーションルートですが、よく歩かれています。 倒木などほぼないため、歩きやすいです。ピンクテープやルート標識もまあまああります。 踏み跡は落ち葉が多いこともあって不明瞭な箇所もありますが、尾根から逸れないようにしていれば迷うことはないと思います。 巻き道らしきものが見えてしまうこともありますが、すぐ消えてしまうので常に尾根上を歩くのが吉…! 【風イラズ〜大無間山】 風イラズを越えると倒木、藪漕ぎありのバリエーションルートらしいコースになります。 ピンクテープなども減ります 【大無間山〜小無間山】 今回の中では1番道が整備されているように感じました。 大無間山山頂で出会ったパーティは小無間山から赤石温泉に降りるとのこと(田代よりそちらの方が歩かれているのかも?) 【小無間山〜田代】 ピンクテープはかなり親切な頻度で設置してあります。 小無限山周辺は道が荒れているのでやや注意。 崩壊地は「注意して歩けば危険はない」「怖くて二度と行きたくない」のどちらの感想もあるのが納得。 小無間側の斜度のある部分はロープと岩を掴みながら、田代側の平坦な部分は何も持たずに通過しました。 確かに足場は完全なザレ場ではなく注意していれば安定して歩行できますが(とはいえ、降り始めで一度尻餅ついています…)、高度感が凄まじくかなり恐怖心を煽られました。 田代側の両手に持つところがないまま両端切り立ったところを歩かないといけないのはかなり怖く、個人的には北アの大キレットを思い出すくらいには怖かったです… 他レポにもある通り、虎ロープは劣化している(支点も枯れ木?)ので注意です 私がこういった足場の処理が苦手&高いところもまあまあ苦手というのもありますが、もう一度行きたいルートではないな!という感想です 下山後の井川オートキャンプ場併設の貸切風呂がとてもよかったです♨️ ◼️感想 せっかくの新南部、地図読みがしたい!ということでgpsをあまり見ないようにしてみました。 2日目からは紙地図の答え合わせとしてgpsもこまめに確認するようにしましたが、gpsをみて間違えに気がつくことは一度もなかったのでよかったなと 地図読みを存分にたのしめました! バリエーションルートは2回目、藪漕ぎは初めてでしたが、物を2つも無くすという痛い失敗をしました…(山に申し訳ない😭) 山で物を無くしたことはほとんどなくて、6年ほど前に雨蓋に挟んでいたサンダルを片方落としたことがあるくらいなのですが、今回は初日の藪漕ぎでソーラーランタン、2日目の倒木超え中にナルゲンを谷に落下させてしまいました…。 ザックに外付けしているのはソーラーランタン、ナルゲン、地図、マットの4つなのですがきちんと固定されていなかった2つをどちらも無くす結果になりました。 特にナルゲンはカラビナで固定していたのですが、直前に歩きながらの補給後うまくはめられなくて放置してしまっていたところ、倒木超えで横姿勢になった時に谷に落下して行きました…。 ナルゲンを無くしたのは2日目の歩き始め1時間だったので、ほとんど1リットルを無くすことになり水もかなり厳しくなりました。 1日につき行動水1l、調理水500ml、予備0.8lの計4.8lを担いで行ったのですが、ナルゲンを無くした時点で残りちょうど2l… 1日1.5l計算だったので幕営可能と判断し前進しましたが、水にはかなり気を使いました。 予備水を持って行ってよかったです😔 物を無くしてしまったのは本当に反省で、これからは外付けするものは全てカラビナで固定、ナルゲンも歩きながらカラビナつけやすいように工夫しようと思いました…。 色々想定外のこともありましたが、準備に助けられつつ無事踏破できたのでよかったです☺️藪漕ぎや地図読みなどやりたいことが全部できて楽しいルートでした! ※詳細は写真にコメントしています