岳ふたたび 稜線繋ぎと紅葉
竜ヶ岳
(滋賀, 三重)
2023.11.23(木)
日帰り
※60th Anniversaryを機に原則として投稿のみのスモールYAMAPに移行しました。(プロフィールより)
登山で挑戦したいことが明確になったこと、残された時間があまりないことを考慮して今まで以上に自分らしく残りの山人生を楽しもうと決意。
-No mountain no Life-
今まで頂いたアドバイス、激励、心温まるコメントに対して感謝しかありません。コメント、フォロー、DOMOなどはほとんど対応出来ませんが悪しからず御了解下さい。
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登山計画では折戸谷に下山後、焼野から古語録谷を経由してミズナシに登頂して八風谷に戻る周回予定だった。バリエーションルートの2つのP696を結ぶ尾根は想像以上に厳しく体調が万全ではないことを差し引いても体力のなさを痛感せざるを得ない結果となった。そして岳までの道のりも遠くて午後からの予定が大幅に狂ってしまった。
それにしても八風谷からP696を経由して山ノ神峠までのルートは踏み跡らしきものはわずかにある。ピンテや案内は全くなく登山道と言えるほどの整備は全くないにも関わらず誰がが登っているのは驚きだ。推測だが昔は結構登られていた頃の名残なのか?
この他には山ノ神峠近くから折戸谷に下山するルートが以前から興味があり今回ようや歩くことが出来た。登山道はピンテが最後まであるので迷うことはないが林道茨川線や茶屋川の音が聞こえてくると激下りになる。木に捕まりながら慎重に下山したが折戸隧道から下りるルートを全く下調べしていなかったので何処に着地したら良いかわからずに困惑してしまった。ただこの隧道上は紅葉の見頃で写真を撮りながら少しずつ降りたら怪我なく下山できた。
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コース状況
【林道茨川線八風橋から山ノ神峠】
まず橋の手前の空きスペースに駐車して橋を渡ってすぐに川に下りて吊橋をめざすレポを見たが、そのまま林道を歩いて釣り人が使う舗装階段を使えば簡単に吊り橋に到達できる。P696の尾根は取り付きの目印がなく適当に探して登るしかない。1つ目のP696までは標高差があるので大変だったがあとはそんなに困難な登山道ではない。ピンテは山ノ神峠近くまで全くないので注意が必要。また1つ目のP696から一旦下るのでその踏み跡を見つけるまで少しウロウロしてしまった。
【山ノ神峠から岳】
このルートは基本は鉄塔の巡視路なのでピンテは多いが登山のためではないので分岐点では方向の注意が必要だろう。小刻みなアップダウンを繰り返して岳分岐点からは植林帯の急登が待ち構えている。
【岳から折戸谷】
山ノ神峠から折戸谷に下山するバリエーションルートをそのまま使っても良かったが次の軌跡繋ぎのために東山、旭山の稜線の分岐点まで繋いておいた。折戸谷への下山口はややわかりにくいが緑の2本テープ、鉄塔の少し手前からの支尾根での下山になる。折谷隧道まではピンテが最後まであり迷うことはない。ただし最後の方は激下りで慎重に下山した。折戸隧道の上から降りるのも厄介だったが、ピンテのあるところから下りると左側の木にロープがあるのでそれを利用した。林道に下りてから細尾根の取り付き?のピンテに気がついたがトンネル上を渡り巻ルートがあるかも知れない。