麻生山・坪山縦走(長尾根〜西原)
権現山・奈良倉山
(山梨, 東京)
2025年12月07日(日)
日帰り
甲斐百山選定峰の麻生山から坪山まで縦走しました。アプローチにバスを使った登山、6時台の登山開始、いずれも久々でした。
山梨県の名山選としては県が主導して選定し、バッジにもなっている山梨百名山が有名ですが、他に日本山岳会山梨県支部が選定した甲斐百山というのが存在します。甲斐百山は山梨百名山選定峰を避けて選ばれているため、どちらも制覇しようとすると登頂しなければならない山は倍になってしまうのですが、私はとりあえず両方を登山対象にしています。近く通ったのに登らなかったとか勿体ないですからね。笹子峠以東の山はほとんど登り尽くしたのですが、その中にぽつんと残っていたのがこの2座で、ずっと気になっていながらなんとなく登らずにいたのでした。
当日は午前3時半に自宅を出発し、まず下山予定地点の西原に自転車をデポ。猿橋駅付近の駐車場に車を停めて10分ほど歩き、下和田バス停から小菅の湯行きのバスに乗車。吉平で降りて6時半すぎに登山を開始しました。このバス、なぜか駅に立ち寄ってくれないんですよね…。
登山道の様子は下の案内を見ていただくとして、今回は久々にとても調子がよく、ガシガシ登れた気がします。この1週間特によく寝たということもないんですが、前夜の酒の効果ですかね?おかげでCT約10時間のところを8時間半以下で歩き切ることができました。冬晴れの山も気持ちよく、朝は寒くても昼になるとポカポカ陽気で、これが12月の山かと訝しむほどでした。
ついでの丸山に登頂した後は自転車で一路上野原へ。途中小石を踏んでコントロールを失い転倒するハプニングがあったものの、何とか生きて上野原に到着。駅前の一福食堂で牡蠣バターレモンラーメンをいただきました。疲れた体にバターの甘さがよく染みました。
その後は上野原駅に自転車を一旦置き、中央本線で猿橋駅へ。10分ほど遅れたものの、駐車しておいた車を駆って上野原駅の自転車を回収し帰路に就きました。帰りの中央道は渋滞してはいたものの24km/hで流れていたのでだいぶマシでしたね。アウトドア派がスキーに流れたからかとも思いましたが、新潟のスキー場の大半は来週末からオープンのようですし、なぜなんでしょうね。
■ 吉平バス停~登山口
舗装路です。
■ 登山口~稜線出合
踏み跡は薄めで落ち葉が堆積しており、ここ数日歩いた人はいないようでした。倒木も多めです。ただ昔はよく使われたのかルートは周囲より一段落ち込んでおり、迷う局面はあまりありませんでした。もっとも、そこは落ち葉で埋まっているので主に別の場所を歩いたのですが。
最上部のみ傾斜が急で落ち葉が牙を剥くので注意してください。
■ 稜線出合⇔オクノ沢ノ嶺
稜線に出たらはっきりするかと思ったら、相変わらず薄い踏み跡でした。特に危険箇所はありません。復路では小ピークを巻く箇所を間違えてトラバース気味に通過している所がありますが、こんな所に道はありません。
■ オクノ沢ノ嶺~尾名手峠
特筆すべき危険や道迷い要素はありません。
■ 尾名手峠~大寺山
大寺山南の最低鞍部まで急傾斜の登り下りが続きます。鎖・ロープの類はないので注意して通過してください。
■ 大寺山~小寺山
小寺山の手前で、YAMAPのルートは一旦北北西の尾根に入ってからトラバースで元の尾根に戻るようになっていますが、本来の尾根をまっすぐ下って構いません。ここには「松姫鉱泉へ」の道標があり、それを見て尾根を外れるルートと勘違いした登山者の軌跡がそのまま反映されている気がします。
■ 小寺山~西原峠
小寺山から少し北西に下ると未舗装林道が現れるのでこれをたどります。ただ、気が付いたら普通の山道に戻っていました。
西原峠の手前では鹿除けのフェンスが現れるので、これを右に行ってフェンスを左に見ながら下ると西原峠に着きます。
■ 西原峠~稜線復帰地点
西原峠からは再び未舗装林道になります。トラバース路は路肩の崩壊が進んでおり、歩く分には問題ありませんが、あまり端っこを歩かない方がいいと思います。
途中林道を外れて稜線に上がるのが本来のルートだったのですが、ボーっとしていたせいか通り過ぎてだいぶ歩いてしまい、戻るのも面倒なので尾根を強引に登って稜線に復帰しました。当然のことながらこの尾根に踏み跡はありません。
■ 稜線復帰地点~坪山
急坂の下りは落ち葉と砂礫で滑りやすく、注意が必要です。踏み跡は薄めです。
■ 坪山~P896東の分岐
ここからは少し踏み跡がマシになったように感じました。「びりゅう館へ」という道標もときどき現れるようになり、急坂にはロープが張ってあるなど、整備されている雰囲気を感じます。
■ P896東の分岐~びりゅう館
分岐には誤って阿寺沢方向に入らないようロープが張られています。分岐から下るとまず松林の中の明瞭な道になり、次いで明るい所に出ると落ち葉で道が不明瞭になります。ムンクの叫びみたいな樹を過ぎて右に下ると再び明瞭な道に戻ります。
北向き斜面のため冬の低い太陽では昼でも日が射さず、松林ということもあり薄暗い林でした。
■ びりゅう館~丸山取付き地点
舗装路です。取付き点は石碑のすぐ先、ガードレールが現れる手前で、薄い踏み跡があります。
■ 丸山取付き地点⇔丸山
踏み跡を辿って荒れた広い沢に出たら、右に折れて尾根に上がります。ここからは踏み跡不明瞭ですが柔らかい土はよくグリップするので直登でよいです。頂上には小さな標識が木に掛かっています。