岩室山

海南市から湯浅町まで熊野古道を歩く予定で計画していたのですが、途中の下津町で雨に降られ、雨宿りしながらちょっと早い昼食を取り、予定を変更して岩室山(岩室城址)を攻略して紀伊宮原駅でゴール。当初の半分の行程なので、残りは次回に…。

GWなのに車が壊れた。 ファンベルトを交換すればいいんだろうと思っていたら、冷却器のシャフトのベアリングらしく。。。はぁ。。。。 しばらく車は帰ってこないらしい もうこうなったら、電車で行けるシリーズの山に行くしかないですな。 ICOCAを入手できたので。。。（悪い方法ではありません） 残額は使っていいとのことでボーナスタイム。 電車でＧＯ！ 岩室山は以前知り合いの山城マニアの方に教えていただいていて、計画だけは立てていた。 おススメの山城を聞いたら、一番に出てきた山。 たぶん彼は山城の遺構としておススメと言ったんだろうと思うが、私にとってはすごく面白い山行になった。 山頂まで車で行けますよとのことだったが、下から登ってよかった。 教えてくれた方にはやくお礼を言いたいものだ。 ワンデルングガイド紀州の山にも岩室山は岩のゲレンデとして掲載されているが、取り付きがブッシュのため分かりづらく、クライマーはほとんど来ないらしい。 山の南側が切り立った岩崖になっていて、有田川から見てもその崖がよく見える。 山頂から忠霊塔までの岩稜歩きがこの山のハイライトだと思う。 ＧＷなのに、登山者とは一人もすれ違わず。 登山道は終始テープが道を示してくれた。 岩稜の植物を見るのは楽しいが、岩場を歩くのは慣れていないし、何とも不安だった。。。 下がよく見えるので怖かった。足が竦む。 大川の岩稜や、田辺のひき岩や上富田のほけっとうさんとまた違う面白さがあった。 機会があればまた行きたい。

有田川の河川敷公園に駐車し、紀伊宮原駅から紀伊路を拝の峠に向けて登る。ほぼ舗装された農道と林道。 蕪坂王子から紀伊路を外れ、岩室城祉をめざすが白倉山の三角点を探すことに。 テープも踏み跡も無く、上へ上へと登る。 山頂近くの小さいシダを除き、雑木だけの藪漕ぎだった。 ただ、下りは方向を間違えウロウロしたが、流石YAMAP。なんとか成ったが、破線の道は無いと同じ。 要注意。 道に出ると岩室城祉への道標があり、ハイキングロードに成っている。 途中何ヶ所か獣害防止のトビラがあり開けて通る。 岩室城祉は期待外れであった。 帰りはついでに糸我稲荷神社まで足を伸ばし、スタンプをゲット。

和歌山県有田市の岩室城へ行ってきました。 有田といえば有田みかん🍊が有名ですね。ちょうど収穫の時期で山肌のみかん畑はオレンジ色で埋め尽くされていました。 岩室城の駐車場は山頂にありますが道幅が狭く傾斜がきついので、車で登るのを諦め、収穫作業の邪魔にならない様に途中のT字路に車を駐車しました。後で林道を歩いて感じましたが退避所が数か所あって軽トラ以外にも収穫用トラックも登ってきていたので普通車でも問題なく山頂駐車場まで行けると思います。 林道を徒歩で登っていくと約30分で駐車場に着きました。駐車場には城の説明板とフェンス入口があります。城はコンパクトですが堀切、竪堀、土塁が残っています。主郭周辺と駐車場はよく整備され地元の方の城愛を感じました👍。尚、主郭東の3曲輪周辺はみかん畑になっており探索は自重しました。 中世前期に岩室城のある宮原は湯浅党の宮原氏が支配しており岩室山西麓に館があったとされます。南北朝以後は畠山氏の支城となり天正13年(1585年)羽柴秀吉に攻め落とされたとされます。