旭岳 〜1335mの頂き
十勝岳・富良野岳・美瑛岳
(北海道)
2023.04.15(土)
日帰り
100名山を歩く 体力が欲しいか、
登りたい山を100座歩く 知力が欲しいか、
と問われれば、迷いなく後者が欲しい。
ついでに、登山道のない藪山に、1人
投げ出されても、強く一歩を歩み出せるような
度胸も欲しい。
人生は短くて、一年は飛ぶように早い。
(登頂の) 旬な時期を逃しては、成功も
手に入れられない。
けど、私は「成功」を手に入れたい訳では
ないのです。
いま自分が、持ち合わせている体力や知力
をもって 山に招かれ (挑み)
山に試されてる時が、1番わくわくする。
山頂に立てるのか?立てないのか?
いつまでも、そんな未熟な (完成されない)
山びとでありたいと思う。
<旭岳>
富良野市べべルイ
ナビ 原始ヶ原登山口
気温 2℃ (下界の日中最高気温13℃)
風速 2
標高 1335m (十勝連峰南端)
景観 ブラボー
標識 なし
駐車帯 あり (布礼別林道入口) 5台ほど
入山者 なし (前富良野岳には入山者あり)
熊痕跡 なし
ダニ なし
道具 アイゼン、ポール
(スノーシュー、そりは出番なし)
※ 昨年の前富良野岳山行(16日)と、気温 風速
同じでしたが、雪の状況は5月な感じでした。
(林道の雪も、半分近く雪なしでした)
※ 林道を離脱する地点、誤りました。
(標高900過ぎても、森の中に雪がないことを
想定してなかった)
旭岳に続く尾根の南側斜面に、雪はすでに
殆どありません。
下山は、雪のある尾根の北側を降りました。
(地図のべべルイ林道は切れてますが、
もっと奥まで繋がっておりました。
尾根をおりたら林道にぶつかりましたので、
そのまま登山口まで、ルーファイなしです)
※ 尾根にも、すでに雪がなく
尾根の北斜面を、山頂までトラバース
しました。
トラバース斜面は急で、雪は硬めだったので
慎重さが必要でしたが、なんと携帯を
落としてしまいました。
奇跡的に、ツリーホールにホールインし
回収できました。ふぅ
(それがなければ、谷底に瞬間移動だったと
思うので、即諦めてました)
※ 景観は素晴らしかったです。が、前富良野岳
への縦走は、すでに厳しそうにみえました。
(雪なく、ほぼ不可能)
<活動日記>
成功するのか?しないのか?を味わいたら
様子のわからない (登頂記録のない)山を選ぶか
山の旬な時期をはずすかに限る。
(自分の能力をこえた挑戦てのもあるか?...)
でも、相方との登山では、出来るなら
気持ちよく歩き、ご機嫌に山頂に立ちたい
とは思っているので
そんなにそんなにマイナー峰 (情報のない山)を
選ぶことはない。
選んだ旭岳も、私の中では人気峰の部類で
入山者もいるかも?ぐらいに思っていたけど
人もいないし、雪もない。
なので、山頂に立てた感動 (景観と達成感)は
なかなか大きかったです。
これで、旭岳三座コンプリートになりました。
北海道最高峰 旭岳 2291m
十勝連峰南端 旭岳 1335m
更に南 旭岳 521m
山は、大きさではないということを
三座を通しても、経験できました。
(登るタイミングを選べば、最高峰の旭岳が
1番安全で、1番簡単)
山は、本当に面白い。