粕尾山・横根山-2021-01-16(6)
横根山・方塞山・井戸湿原
(栃木, 群馬)
2021年01月16日(土)
日帰り
昨夜、私が学んでいる武道流派の特集をBSにて放映しました。
ライフワークであったはずの私の稽古は自粛が続いているため、番組を見ていると懐かしい気持ちが込み上げて来ました。
このコロナ禍で、現在の稽古場は道場ではなく山が主体ですが、最近の緊急事態宣言により山行すら気が引けてしまいます。
おまけに仕事は厄介なことが増え続け、平日は睡眠不足。
そのため、休日は寝すぎてしまって早起きが辛い。
さて、先週は粕尾の地蔵岳から少し危ない尾根を下りましたが、その帰り道に見た横根山がとても印象的でした。
そんな横根山の南側に粕尾山というものがあることも、最近になって知りました。
粕尾山とはどんな山なのだろう…これは是非、登って確かめてみたい!
しかし、いつもの好奇心が動き出すも、冒頭で述べた理由により登り始めたのは10時近く。
今日は焦らずにゆっくりと粕尾山を攻略することにします。
粕尾山へは鹿沼の上五月バス停のロータリを起点として、林道利用で登ることにしました。
地図を見ると、林道を進んだところに粕尾山の尾根へ取り付くことが出来そうなポイントがある。
本日は青空が出ていましたが、視界が悪く何か変な天気。
林道を進んで行くと、途中で石裂山が時折り顔を出す。
1時間ばかり林道を進み、粕尾山の尾根への取り付き口に辿り着く。
取り付き始めは雑木林と藪が少々見られたが、やがて杉林が主体となる。
バリルートと雖も、尾根上には境界標もあるので、道を見失うことはない。
単調な杉林の連続ですが、地味尾根好きの私にとっては居心地の良い場所。
登り斜面を暫く進むと、尾根はやがて平坦となり粕尾山の山頂に到着する。
山頂は樹々に囲まれて展望はなく、尾出山のシルエットが見えるのみ。
ここで昼飯にしても良かったのですが、もう少し展望の良いところはないかと先を進みます。
やがて伐採地が現れると、そこは横根山やその周辺の山々が見渡せる絶好のポイント。
更に日差しも出ていて、とても暖かい。
ここで昼飯にしようと、横根山を眺めながらそう思いました。
でも、横根山を眺めていると、次第に横根山に挑戦してみたいという思いが強くなり、昨夜の番組を思い出す。
そう、ここは稽古場なのです。
稽古のため、修行のため、横根山に行くべし!
時計を見ると12時近く、この先もバリルートで標高差500mを登らないといけない。
コースタイムは不明ですが、最悪の場合は昼飯を抜けば日没近くには戻って来れるでしょう。
と言うことで、再び尾根道を歩き出す。
尾根道はやがてブル道に変わり、車道に合流。
ここから横根山の尾根に取り付きます。
取り付き口はどこも急斜面ですが、適当なところから登って尾根上に出る。
幸いにも境界標があるため、道を見失うことはなさそう。
尾根道は次第に急斜面となり、岩場が現れ出す。
岩場をトラバースしながら急斜面を登って行くと、やがて尾根道は緩やかになり、笹原の平坦地へ辿り着く。
横根山の南峰に到着したようです。
横根山方面へと進路を変えると、残雪が現れ出してフェンスに囲まれた井戸湿原が顔を出す。
天候も次第に崩れ出し、雪がちらつき始める。
井戸湿原の中の木道を進んで行くが、この時期の湿原は見るべきものは特になく、寂しい限り。
湿原を通過し、整備された道を登って行くと、東屋のある横根山の山頂に辿り着く。
生憎の天気で、山頂からの眺望は今一つ。
時計は2時を回っていたが、ここで遅い昼飯とします。
帰りは一般道を利用するので、何とか日没近くには帰れるでしょう。
山頂の東屋で、温めた冷凍チャーハンを食べていると、何と天候が回復し出す。
遠くの山々は見えませんでしたが、先週登った地蔵岳がきれいに見える。
修行のためとは言え、この景色が見れて良かったです。
もっと展望を楽しんでいたかったのですが、天候は再び悪化する気配。
下山して、先を急ぐこととします。
帰りは、五段の滝に続く一般道を利用して駐車場まで戻ります。
道は沢の左岸沿いに伸びており、良く整備されていて雰囲気も良い。
途中にある五段の滝も全面凍結していて、なかなか味わい深い。
急斜面を下降するも、道が良いので不安感はない。
しかし、車道と合流する手前で沢山の岩が出現したため、急に歩きにくくなる。
それでも、何とか車道に合流。
後はゆっくり車道を下りて行くだけですが、雨足が強くなったため、傘を取り出す。
暫く車道を歩いていると、辺りは次第に暮れ出し、夜空に三日月がぽっかりと浮かび上がる。
いつの間にか、雨も止んだようです。
駐車場には日没を少し過ぎましたが、無事に到着。
いつものことながら、何とかなるものです。
今日も道中は誰にも会わず。
コロナ禍か終息するまでには遠い道のりですが、稽古再開の日に備えて体は作っておきます。