天蓋山ドライパウダー山スキー
天蓋山・大鼠山
(岐阜, 富山)
2025.01.04(土)
日帰り
天蓋山に山スキーに連れていってもらった。
神岡から鉱滓ダム横をアプローチしていくと、くねくねの峠道となり、神岡町森茂の「山之村」に到着した。
外気は-6℃。風はないのが幸いだが、キンキンに冷えていた。除雪最終地点からスキーを履いて登山開始。
天蓋山への山スキーでは、登山道になっていないこのルートがアップダウンなく、スキー向きとのこと。なかなか複雑な地形だったが、「客車」として「ラッセル機関車」のあとをつかせてもらった。踏み固められたあとだが追いつかない強力な機関車だった。感謝しかない。
今回はBLACKLIGHT80×165cmという軽量板を新年ということでおろしたが、ドライパウダーには浮力が圧倒的に足りない。一度くらいはやっておかなくてはとラッセルするも、体力ゲージが完全に底をつき、最後尾で登頂した。
天蓋山頂はそこだけ樹林のない頂上。晴れていれば黒部五郎岳や笠ヶ岳など北アルプスの展望台になりそうだ。雲の中で展望こそなかったが、微風の山頂で滑走準備し、いざスキー滑走。
足に負担のないいいドライパウダーだった。ただちょっと密林で滑るには木を避けていく必要がある。基本的に登ってきたルートを滑った。
最後に少しの登り返しで横着したら、別の渡渉をすることになったという教訓も得て、道具選択、ナビゲーション、体力づくりと課題を認識した2025年滑り初めとなった。