それ行け三浦ジャングル探検隊:鬼ヶ作谷から北尾根経由で梅林食堂へ
三浦アルプス・二子山・仙元山
(神奈川)
2022.08.12(金)
日帰り
今日はまるでついていない1日であった。
電車に乗っている間に豪雨となり、ものすごく蒸し暑い逗子駅前を松屋に向かう。
いつもの朝定食を食べて三浦ジャングルに向かったのだが、何故か道を間違えてしまった。
遠回りにはならないからと、そのまま進んだのは良いが、結構な坂道の連続…。
何とか森戸川林道入り口付近まで到着。
お地蔵様手前を左に降りてゆくと古い鉄製の橋が見えて来ます。
ここが今日の入山口。
鬼ヶ作谷(おにがさくやつ?)です。ハイキングコースではないマイナールートですね。そして過去最高の後悔をした荒れルートでもありました。
殆ど写真が撮れていないのですが、撮らなかったのでは無く、撮る余裕が全くなかったのです。
田んぼを過ぎてから、とにかく藪と倒木の連続。真夏でジャングルになっていることもあり、どこが踏み跡かさえ分からない。今朝の豪雨もあった為地面はぬかるみです。
今にして思えば引き返せば良かった…。変にアドレナリンが出ていたのか、闇雲に進むうち完全に荒れた森の中をうろついていた様です。
諦めかけた時、赤テープが目に入った。
間違ってはいなかったのか…。でもこの荒れ方は半端ではない。しかも夏にここ通る人はやっぱりいないんでしょうね。
荒れルートではなく、人が通らない為既に荒廃したと言う表現が適切かと思う。
他の方の山行記録を検索しましたが、数もまばらで夏の記録はなし。
ただただ苦痛の沢登りでした。
尾根道に何とかたどり着くと、テープと踏み跡が見つかり一安心。でもすぐに藪で隠される。油断出来ません。
必死の思いで登山道まで辿り着いた。
辺りを見回すが、分岐の案内は無い。
そう言うことなのですね。
下二子山山頂で小一時間休憩。汗びっしょりでもうクタクタ。
エナジーチャージして脚を休めます。
上二子山でオニギリ食べてここでも小一時間休憩!
吹き抜ける風が心地よくやっとこさ気力も復活して来た🫤
今日はもう無理をせず、梅林食堂行こう(やっていれば)と思い、白赤稲荷に後ろ髪引かれつつ下っていくと、田浦への抜け道にパイロンと立て看板が。
「大和ハウス私有地」
いよいよ開発が本格的に始まったんですね。
三浦アルプスは大和ハウスと京急?の所有地が過半を占めるとか何とか。
とするとこっち?と右を見るが、見事に倒木で封鎖してある。今までもこれを見て左に行ったんだよね。
でも私有地ってデカデカと書かれちゃう行けないな…。
これが間違いでした。戻って別のルートから降りるべきでした。今日はずべてが噛み合わない。
これだけ派手に行くなって塞いであるんだから、先には何かがあるんですよ。何でそんなことが分からなかったんだろう。途中にも倒木で塞いであるのに、それも跨いで奥へ…。
当然人が通らないから藪と蜘蛛の巣と倒木の連続。
でも道はしっかりとある。だから余計に奥へと駆り立てられる。
はいお決まりのルートロスト😑
ここから最後の尾根下りという雰囲気のところで道が消えた。風化したんでしょうね。
やや急傾斜の雑木林といった趣。
またか…と言うイラつきの感情を抱えつつ、ヤケクソで下る。
傾斜が増して来て何かに掴まらないと下れない。
もう目の前に民家の屋根がみえている。下界の砂利道も藪の隙間から見えた。
でも最後の最後の取りつき口が無い。
写真撮っておけば良かったな。もう完全に写真の事は頭に無かった。
オリャー!っと藪を掻き分けつつ、出てみれば何とも不思議な住宅地。
目の前に家があるけれど、接道して無いじゃ無い!
急で細い階段いっぱい降りてやっとこさ道路ですよ。
しかしやっと下界に辿り着いた…。
今日はもうボロボロ。こんな山行は事故の元です。
反省することしきり。
ふと気がつくと見覚えのある景色。
あら梅林食堂のすぐ脇じゃん!😐
おー!盆休みしていないよ!
いざ行かん!