T字状に渋沢丘陵と曽我丘陵を一挙踏破
不動山・浅間山・曽我山
(神奈川)
2026年03月21日(土)
日帰り
【前口上】
今回は訳アリの一席お付き合いをいただきたく。
前回の諏訪の守屋山の山行は、手のひらにケガをするなどいろいろとケチがついて、山歩きするモチベーションが下がり気味。
しかし、春分の日3連休の中日の21日の関東の天気予報はものすごく良い。
天気いいのに山歩きに出かけないのもなんか悔しいが、手のひらのケガの場所と治り具合からすると、患部は刺激したくない。トレッキングポールを使えば確実に患部に当たるし、岩に手をかけるようなコースだったり、急な山道だったりで手をついて、患部を刺激する可能性のあることは絶対に避けたい。
そこで今回は、冬の日の短い時期用に考えたものの塩漬けになってしまった2プランから選ぶことにして、今回のコース設定となった。
今回のプランは、元々、小田急の駅のラックに配架されていた「丹沢MAP」を、何かの際に手にしたのが発端。小田急の北側の大山に始まる表丹沢から丹沢山・蛭ヶ岳のまでのコースをイラストで紹介したものなのだが、そこに小田急の南側にも渋沢丘陵なるものがあり、丹沢がキレイに見える的なことが書かれていて、「へー、楽しそう」という印象があった。
今回、渋沢丘陵を調べてから思い出したが、「山と高原地図」にもハイキングコースが確かにあった。ただ最初に検討した時の結論は、丘陵なので低山というより里山に近く、標高も距離もそんなになくて、冬の時期の足慣らしでも物足りないなあというもの。
ただその時に、YAMAPの活動日記で渋沢丘陵を手始めに曽我丘陵を経て国府津まで歩くというロングルートの記録が目に入り、すごいけど日の短い冬の時期だとコースタイム的には厳しいよなあで、そのままお蔵入り。
そして、時は3月。そこそこ日も長くなってきていてロングルートはまあアリ。丘陵歩きなら手のひらのケガを気にすることはなさそうだし、高低差はそれほどないが距離はものすごく歩くので、山の体力維持には良さそうだ。
【コースの検討】
よし、これだ。
…となって、いろいろと調べ直す。渋沢丘陵は小田急線を挟んで南に東西に延びている。曽我丘陵はというと、渋沢丘陵の半ばあたりを少し南に離れたところから始まり、南に延びて国府津駅近くまでに延びている。
単純に考えたら、渋沢丘陵から曽我丘陵へと逆Lの字に行くのが効率的なのだが、これまたYAMAPの先人の記録をチェックしていると、渋沢丘陵をほぼ踏破してから中間地点に戻って、さらに曽我丘陵踏破に挑んでいるものがある。
渋沢丘陵にしろ、曽我丘陵にしろ、今回を逃すと次はいつ歩く機会があるだろうか…?よし、面倒だ、YAMAP先人の記録通り両方とも踏破してしまおう。
先人のコースにならいつつ、コースを以下のように設定。スタートは秦野駅とし、そこから街中を歩いて震生湖へ。そこから渋沢丘陵を西へと歩いていき、丘陵のほぼ西端に近い頭高山まで縦走をかける。頭高山から来た道を戻り、途中から八国見山を経てそのまま南下。いったん下り切った後に、曽我丘陵へと登り、浅間山を手始めに丘陵の山々を縦走して、最後は相模湾が目の前の国府津に下山。
下山後は、調べたら国府津駅と鴨宮駅の間に、スーパー銭湯の温泉があるようなので、そこでひと汗流して帰る。標準コースタイムで計算して、8時過ぎに歩き始めて、15時近くに下山して温泉。いいじゃないですか。
結論から言うと、ほぼ里山歩きと言っていいルートなので、重装備は不要です。
靴は、ウォーキングシューズ、あるいはローカットのハイキングシューズで十分です。
それと、このコースで踏めるYAMAP記載のピークを以下に挙げておきます。
渋沢丘陵:浅間台(221m)・頭高山(303m)・八国見山(319m)
番外編:高尾山(308m。ただし山頂は私有地のようで踏めない)
曽我丘陵:浅間山(316m)・不動山(325m)・曽我山(306m)・高山(245m。ここも同じ理由で山頂は踏めない)・弁天山(190m)
【秦野駅から震生湖畔へ】
8時過ぎに秦野駅に着くには朝早いんですよねえ。正直、スマホのアラームで起きた時、前回のこともあったので、今日は行かなくてもいいだろと思いかけたけど、目は覚めてしまったので準備して出発。
3連休の中日ということもあり、小田急線は朝帰りや部活の学生や山格好の人などなどが混在している。秦野駅はヤビツ峠に至るバスの発着点ということもあり、山格好の人が多く下りる。自分が向かうは大方のハイカーが向かう北口とは逆の南口。南口でハイキングしそうな格好してるのは自分のみである。
駅前のロータリーを抜けて、住宅街を歩いていくが、散歩してる地元の方とすれ違うと、ハイキングの装いはやはりやや場違いの感がある。まずは住宅街のお寺の横に突然現れる今泉名水桜公園へ。テレ東の「アド街」でこの辺りが特集された時に、秦野は湧水の街として紹介されていたが、ここ今泉遊水地もその一つである。
体感的には大きい池という感じで、まさかここが湧水だとは思えない。案内板の解説を見ると、湧水池→水泳プール→養魚場・釣堀という変遷があったようだが、今は住宅街のただ中の憩いの場になっている、池のある公園という趣である。池に沿ってグルっと1週は出来ないが、3/4週ほどできる。
駅から来たので北側から南側へ回ると、池越しに富士山が見えるスポットがあるのだが、生憎と富士山は見えない。その近くには、池から湧いた水がごうごうと流れていくさまが見えて、ものすごい湧水量であるのが分かる。
南側から公園を出て、再び住宅街の中を次の目的地の震生湖へと向かう。時折、表丹沢が遠景として目に入る。表丹沢の山並が見える場所に住んでみる、というの良いものかもしれないですね。
街路に立つ案内板に従って、震生湖方向へと進む。途中に立派な鳥居が立つ白笹稲荷がある。道路から本殿が見えないほどの広そうな境内だったので、帰宅後に調べたら関東三大稲荷だとか。この日は先が長いのでスルーしてしまったけど、のんびりと秦野歩きをする機会があったら、ぜひ参詣してみたい。
白笹稲荷の脇を抜けて、なおも住宅街を進むと大通りにぶつかる。ここを横断して、目の前の、畑が広がる丘を登っていく。ここが渋沢丘陵である。少し高度が上がり、畑で遮るものがない分、先ほどより表丹沢がよく見えるようになる。今日は表丹沢を歩いても楽しそうだ。
登り切って丘の稜線に沿ってしばらく歩くと、震生湖畔まで0.1kmという道標が目に入り、そちらへと下っていく方の道を取ると、ほどなく震生湖に到着。
【震生湖から再び渋沢丘陵へ】
震生湖は、その名が示す通り、関東大震災の際にこの辺りの谷川がせき止められてできた湖で、比較的新しいものである。とはいっても、関東大震災は1923年のことなので、新しいと言っても、湖が出来てからすでに100年である。
湖畔には丁寧に清掃されたトイレがあって用を足す。先ほどの今泉の遊水地と比べて一回り大きい感じかしら。湖の南側は工事のため入れずに、北側の湖畔に設けられた道に従って歩いていく。ここはどうも地元の釣り人にとっては格好の釣り場のようで、この時間帯から湖畔に糸を垂れている人がそこそこいる。
5~6分も歩けば湖の端に到着。ここから丘陵へと登り返していくが、意外にキツイ。登り切って、再び先ほどの丘陵の稜線を走る舗装道路を歩いていく。道標はそこかしこに立っていて迷うことはない。
途中からは農道として使われている感じの舗装道路へと入っていく。途中で、YAMAPでは浅間台という山頂を通過したようなのだが、山頂感は全くなくて通過してしまった。渋沢丘陵も曽我丘陵も一部を除いて、山頂標がないところも多いので、よくよくYAMAPを確認してないと通り過ぎてしまうこともあったり。
配水施設の脇を抜けていくと、車通りがありそうな道路に交わる。南に下っていくと栃窪スポーツ広場のようだ。何だかそちらの方から試合でもやっているのか、観客の歓声らしきものが聞こえてくる。相も変わらず表丹沢の山並がきれい。とはいえ、歩いてきているので、少しずつ見える角度が変わってきている。
【渋沢丘陵を頭高山へ】
しばらく進むと、メイン道路は北方向直角に曲がって下っていく箇所となる。道標はやや複雑だが、渋丘陵の稜線を歩くのは「頭高山近道」である。ちなみに頭高山は「ずっこうやま」と読む。
近道の方は先ほどと同じように農道のような雰囲気だが、栃窪神社という道標がある分岐にさしかかる。これはどちらへ?と思ったら、道路に止めてあった車の後ろにしっかりと道標があった。ここからは、この丘陵では珍しく舗装道路ではなく土道の山道っぽい区間である。
前日の雨で道に積もる落葉は濡れていたものの、簡単な登りで軽々歩ける。山道っぽい区間は短く、すぐに土道沿いは人の手が入ったようなところとなり、間もなく舗装道路へと変わって、T字型の交差点に。
実はここは曽我丘陵へと向かうための八国見山への分岐で、これから頭高山登頂後に、ここまで戻ってT字路を南に下ることになるので、よく覚えておく。
道標はしっかりと整備されているので、頭高山を指す方向に舗装道路を歩いていく。途中途中で、これまた表丹沢がきれいに見える箇所がそこかしこにあり、その度にスマホで撮ってしまう。
道標に従って、下っていく道へと入っていき、下り切ると頭高山への取り付き(というにはやや大げさだが)になる。ここからは登山道らしい山道となる。山頂へは左回り・右回りの道があり、今回は左回りから登り、右回りで戻ってくることにする。
頭高山周辺では、渋沢丘陵歩きなのか、わりと年齢高めのハイカーの方と行き会うことが多かった。左回りで木段を登っていくと、間もなく山頂。山の説明板はあったけど山頂標はどこかにあったのかしら?
低山ながら表丹沢方向と、箱根外輪山方向が伐採されており眺めが良い。脚力に自信がなければ、ここを渋沢丘陵のハイクのゴールにして、ご飯を食べるだけもいいかもしれない。
【頭高山から八国見山へ】
景色を楽しんでから、右回りで下りて行く。頭高山周辺には八重桜があるようで、「頭高山桜まつり」という幟が、あちこちで立っていたものの時期的には早い様子だったが、山頂から右回り方向に下りて行く途中は、日当たりがよいのかここだけよく咲いていて、目にも美しい。咲いている桜の後ろに見える山は、表丹沢の西ということは、もしかしたら自分的に因縁の高松山とか大野山ではないですかね?
震生湖から頭高山まで縦走したことで、渋沢丘陵はほぼ歩き切り、今回のT字コースの頭の横線はクリアしたことになる。次は、T字縦線の根っこになる先ほどの分岐へと戻るために、歩いてきた道を戻る。歩いてきた道なので、急ぎめで歩いていくが、程よい時間帯なのかか道々、ハイカーの方が目に入ってくる。
先は長いので、すたこらと八国見山(「やくにみやま」と読む)への分岐まで戻ってきて、南へと進んでいく。分岐からの舗装道路をしばらく登ってくと、八国見山への道標があって、山道へと入っていく。
5分も歩けば山頂である。山頂では休憩している方が何名か。八国見山の山名の由来は、山頂標に描かれている通り、旧国名で駿河・伊豆・甲斐・相模・武蔵・安房・上総・下総が見渡せるからということのようだが、千葉・東京方向は木々に阻まれて眺望はほぼないので、今日では若干名前倒れ感がある。先は長いので景色だけ写真に収めて先へと進む。
【八国見山から高尾山へ】
下っていくと、間もなく先ほど山頂方向へと分かれた舗装道路の続きに合流する。そのまま歩いていくと、目の前の展望が急に広がる。足下には道路とその先には霊園が広がっており、そこに向けて急なコンクリ階段となっているためで、それこそ八国見山という眺望である。
急なコンクリ階段はけっこう続くので慎重に下りて行く。舗装道路を歩いていくと、西には雲がややかかってしまっていたが、富士山がきれいに見える。空気が澄んだ時期だったら、この何倍もきれいだろう。富士山の右手にある山は松田山かしら。
霊園へと続く舗装道路をしばらく歩くと、左側にコンクリ階段が見え、「ハイカーの皆様へ高尾方面(階段を上がって下さい)」と書かれた立て看ある。後から考えると、立て看があるということは、ハイカーがよく通り、かつここが高尾方面へ続くと思わず、通り過ぎる人が多いということだろう。
立て看に従って、コンクリ階段を登り歩いていく、こちらも道路は舗装されていて、稜線を歩いていくと箱根外輪山なども見えて眺望が良い。いったん道は下っていき、上は何やら段々畑のようなところに出る。どうもここは元の段々畑を活かしたキャンプ場らしい。
次の目的地は、そう高尾山である。高尾山と言っても東京のでもなく、甲州高尾山でもない。第3の(?)神奈川にある高尾山である。とはいっても、目立ったピークがあるわけでなく、YAMAPの先人の記録を見ても、里山らしく山頂付近は私有地でピークは踏めないらしい。
ともあれYAMAPアプリを見ながら、キャンプ場の脇を登っていく。行きついた先は草地になっていて、先人の記録だと柵のような門があって、すぐ先の山頂まで行けないとあったが、その柵の部分は壊れている。どう見ても私有地感は高いので壊れているからといって、その先に進むのが憚られたので、ここで撤退。
【高尾へと下り曽我丘陵へと登り返す】
来た道を戻り、先ほどのキャンプ場の下まで戻り、そのまま舗装道路を道なりに下っていく。南西方向がよく開けているのを横目に少し急ぎ目に歩く。というのは、先人の行動記録で11:26に麓の高尾バス停発のコミュニティーバスに乗ると行程が短縮できるとあったからだ。
時間はかなりギリギリというか、間に合わない可能性が大。それでもバスは往々にして遅れるものなので、えっさほいさと歩いて、そのうち高尾の集落に入って下り切ったところに幹線道路が走っている。しばらく進むと、高尾バス停がある。着いたのは11:28頃。バス停の時刻表を見手も11:26発のバスが書いてない…。
おかしいなあと思いつつも、下りて来た時にバスの気配は感じてなかったので、もしそのバスがあるならまだ来てないはずだよなあと数分ほどバス停にいたが、来る気配がないので行程短縮を諦めて曽我丘陵の方向へと歩き出す。
しばらく歩いていたら、バスが走ってきたのだけど、向かう方向とは逆。ますます、おかしいなあ?と思って、歩いているうちに次のバス停の赤田土橋へ。ここの手前で後ろから猛スピードで走ってくるバスがあり、このバス亭を曲がって山道を登っていく。
あれ?この路線は循環だっはずたので、もしかしてさっきのバスが遅れて来て、循環で回ってきたんじゃないの?と気づくが、遅れを取り戻そうというのか爆走していて、手を挙げて止める間もなく通り過ぎてしまった…。
あっ…と動揺たのと、なんか幹線道路歩けば次の曽我丘陵の登り口の着くじゃないの?と思い込んでいたこともあり、そのままバス停を過ぎて幹線道路を数分歩き続けてしまったが、我に返って、YAMAPをチェックしたら、バスが走り去った方向へと進むのが正解と分かり、戻ってそちらを登っていく。
しかし、ここから曽我丘陵の登り口まで、妙にYAMAPの示す行程と現在位置が合わない。そんなところに道ないだろというところを歩くような感じになっている。ここはもう無視しました。
バスが走っていったであろう道を登っていくと、目の前にとても大きな赤い橋桁の道路が頭上を走っていて、これは東名高速だ。さらに登っていくと台地上のところに集落があって、そこからバス通りを外れていく。ここもYAMAPがおかしくて、バス通りから外れるところを少し行き過ぎてしまった。
【いよいよ曽我丘陵に入り浅間山へ】
台地には畑が広がっているため、非常に眺めがいい。朝に渋沢丘陵からみた表丹沢ははるか遠くとなっていて、遠くにまで来たのを感じる(大げさ)。そのうちに再び道標が現れ始めて、「曽我丘陵」と書いてある。登ってきた台地からすでに曽我丘陵だと思うが、いよいよ曽我丘陵である。
道標近くの足下になんかプールみたいなものがあって、ここも景色が良くて富士山が見える(これまた雲がかかってしまったけど)。ちなみに、このプールらしきものは、これを書いている時に調べたら、人工サーフィンができるプールらしい。世の中にはそんなものがあるのか…。
さらにしばらく歩くと、道路脇にガードレールのある側道が目に入る。ここは道標は全くないのだけど、YAMAPで確認するとここから曽我丘陵に入っていくようだ。ここからも舗装された道路が続く。
実は、高尾バス停からショートカットするつもりで、その待ち時間にコンビニおにぎりで昼ご飯と思っていたのだけど、上記のような感じで、そんな余裕もなくて、お腹が結構減ってきた。
曽我丘陵の1座目の浅間山は、YAMAPの先人メモに広場があるとあったので、そこに休憩できる椅子かなんかあるんじゃないかしらと考えて、空腹を抱えつつ登っていく。曽我丘陵は完全に人の手が入っているのが道々目に入り、高低差も含めてこちらもほとんど登山という感じはない。
そのうちに浅間山に到着。到着?目の前には電波塔があり、確かにその脇には場違いなほど広い広場はあるが、これ整備用の駐車場じゃないですかね?休憩できるいすやテーブルなどはなかったし、眺望は絶無。YAMAPのメモからすると、周辺の木に括りつけられた山頂標が、2か月前くらいにはあったようだが、全く分からない。
【曽我山・不動山を経て六本松跡まで】
いろいろと肩透かしを食ってしまったが、広場の端がコンクリで土止めされていたので、そこに腰かけて昼ごはん。ゆっくり休憩する場所ではなかったので、早々に出発。ここから先は、不動山の前後だけは、曽我丘陵中で土道で唯一山道っぽかったところ。
不動山の山頂へは、YAMAPの先人メモで稜線を少し外れるとあったので、注意して見落としやすい道標に従って少し登る。少しだったけど、これ山頂への直登ですよね…。不動山も木々に囲まれて眺望なしで、すぐに元の道に続く方向に下って合流。さらに南下を続ける。YAMAPアプリを確認して進んでいたたら、何のことはないところが曽我山山頂。確かに木に山頂標がかかっている。
ここは曽我兄弟で有名な曽我で、麓には有名な曽我の梅林が広がっているところだ。ここからは梅とか全く見えないですけど。歩いているうちに、再び道は舗装道路に変わる。ここから先、国府津への下山までは、里山周辺あるあるで、舗装道路がとにかく入り混じることが多く、YAMAPアプリをしょっちゅう確かめてないと、間違った方向に進みかねない。
ここの辺りから相模湾の眺望が目に入るようになり、海に近づいてきたのを感じる。なおも歩いて六本松跡へと。
【六本松跡から弁天山へ】
六本松は、かつてこの辺りは中世は交通の要衝だったらしいが、その目印だった六本松も明治時代に最後の松も枯れてしまって、今やのどかな里山である。のどかだと書いたが、ここは案内板もあるものの、ちょっと道が錯綜しているが(少し間違えかけた)、基本的には国府津までは稜線を歩くという前提で進めば正解。
ここからは完全に里山の丘陵の稜線を歩いている感じ。西には箱根の外輪山の東側が折々見え続けるので、年末に外輪山の西側を歩いたから、今年中には東側を一気にヤリたいなどという、妙な決心を固くする。
この辺りからは道標が再び充実し始めるが、いろんなコースがあるので、逆にいろいろ迷いそうな感じはあるけど、とにかく国府津駅と考えれば、まあなんとかなります、知らんけど。
途中でピークハントで高山へと若干寄り道。ここも山頂はどうも私有地らしく踏めないらしい。電線鉄塔へと続く細い道を入っていくと、鉄塔の先に作業用の小屋があり、その先辺りなのだが、やはり道はなく。あまり無理はせずに撤退。
なおも舗装された道路を一路国府津駅方向へと進む。あともう1座、弁天山というのが稜線の道から外れたところにあるらしく、こちらも寄り道。これは、一度行き過ぎたところから往復した方がよかったかも。特に目立った眺望はない。
【弁天山から国府津への下山とエピローグ】
弁天山からしばらく歩いたところで、おそらく今日最後の表丹沢眺望ポイントだろうというところを通りかかる。朝からするとはるか遠くで、本当によく歩いてきました。
後は国府津駅方面へとひたすら下りて行くのみ。膝周りに少々疲れが出始めてるけど、歩く歩く。小田原方面の街も近くに見えてきました。そのうちに墓地の上へと入り、御殿場線やら東海道本線やらの線路が目に入ってきて、麓のお寺でいちおうの下山。お疲れ様でした。高低差が少ないこともあり、かなりタイムは巻けました。
ここからは目をつけていた、スーパー銭湯の「天然温泉 小田原コロナの湯」に入ろうとしたのだけど、思ったより遠かった…けっこう歩いて着。それはともかく、気持ちよく汗を流しました。
ここはスーパー銭湯だけでなく、映画館やパチンコ屋も包含した総合エンタメ施設なのですね。1時間に1本、小田原駅行のシャトルバスが出ているのですが、なぜか良いタイミングの15時台だけバスはナシ。
出来たら、海まで来るのだから美味い魚でも食って帰りたいなというのもあり、けっきょく温泉から鴨宮駅まで歩き、東海道本線を一駅乗って小田原で(タイミングが悪くてずいぶん並んだけど)地物系海鮮居酒屋で一人お疲れ会をして帰宅しました。
後から考えたら、たぶん素直に国府津駅から東海度本線で小田原駅に行って、小田原で駅近のスーパー銭湯の温泉に入った方が時間的には正解だった気が…。
まあ、中々行く機会のない温泉スーパー銭湯に入れたのは良かったですが。