蓮台山・久斗山(カサハ山)・久斗山・濃於美山
久斗山
(兵庫)
2023.11.12(日)
日帰り
山陰出張のはざまの日曜日、餘部鉄橋そばのSOTA未踏峰久斗山に登ることを計画。朝から雨。雨は弱まるという予想だったので、餘部鉄橋の空の駅など見学して時間をつぶす。雨が小降りになって来た10時登山開始。最初は舗装された林道。予想外の渡渉に遭遇。沢には橋がなく、林道上を水が流れる構造。一つ目は浅いので、そのまま歩いて渡渉。二つ目は、流れも強く、くるぶしぐらいまで水につかりそうなので、靴と靴下脱いで渡渉。さらに、三つめもあった。
あまり使われていなそうなピクニック場所があって、そこから蓮台山登山口を探してもなし。林道を戻ると、ピンクテープが林道分岐の挟まれた狭い尾根にあった。そこからは、薄い踏み跡の登山道を進む。落ち葉、濡れた岩、ゆるい土の急斜面を木をつかんでゆっくり登る。全くペースが出ない。雨も降っているので、よっぽど撤退しようかと思った。同じ道を下るのは危ないと思った。しばらくすすむとゆるくなるかと思い進んだ。1時間40分ほどで蓮台山到着。久斗山に続く尾根道は歩きやすかったが、風が当たって寒い。けがして動けなくなったら、低山でも低体温で遭難するなと思った。そこからピークを一つ越えて、1時間でようやく久斗山に到着。12:30。眺望なし。ダイポールアンテナを張って、Mシェルターの中で無線準備。まずポットのお湯飲んであったまり、尾西のアルファ米チキンライスをつくって腹を満たす。7Mhz CWで15分で国内12局と交信。寒いので早々に引き上げる。
13:40下山開始。尾根続きの下山道を降りる。こちらは登って来た道ほど急ではないし、危険個所もない。登山口のところは急だがロープが張ってある。1時間ほどで舗装林道に降りて、車のところまで1キロ15分ほど歩く。雨だったのか、誰にも会わなかった。
蓮台山を回る道は切れ落ちたところもあるので、雨の跡などには、初心者には危険かも。降りたほうは短いし安全かと思う。
雨と急斜面、寒くて、眺望なしと修行的登山だった。無事に帰れてよかった。
浜坂の温泉施設ユートピア浜坂で生き返った。500円。