07:21
13.3 km
903 m
米国よりストック救出大作戦(備前楯山・備後楯山・石垣山・背戸山・金龍山)-2026-02-07(5)
皇海山・袈裟丸山・庚申山 (栃木, 群馬)
2026年02月07日(土) 日帰り
先日、金龍山経由で備前楯山を周回した際に、石垣山山頂付近でストックを失くしてしまった。 父から戴いた大切なストックである。 ↓その時の活動日記は下記参照 https://yamap.com/activities/45470652 金龍山から石垣山へ続く稜線は険しく、そう簡単に行けるところではないので、ストックは諦めることにした。 残った一本のストックで、その後も山に行き、そして米国出張となった。 過密スケジュールの米国出張は休日もなく、睡眠も5時間とれれば良い方であった。 そんな忙しい日の朝、何気なくYAMAPを見ると、先日の備前楯山の活動日記に「やまぐつ」さんから絵文字が送られていた。 「やまぐつ」さんとは初めて聞く名であり、見ず知らずの自分の活動日記に絵文字を送ったということは、「やまぐつ」さんも備前楯山に行かれたのではないだろうかと思った。 果たして、「やまぐつ」さんの活動日記を開いてみると、やはり同じところを歩かれていたのであった。 そして、その「やまぐつ」さんの活動日記を読み進めていくと、ある写真に目が留まった。 こ、これは、先日失くしたストックではないか… その写真には、木に掛けられたストックが大きく写っていたのである。 そのストックの特徴からいって、先日失くしたストックであることは間違いない。 「やまぐつ」さんの活動日記の地図を見ると、ストックは石垣山山頂の東側で眠っているらしいことが分かった。 これは、帰国早々救出に行かねばなるまい。 疲れは蓄積しており、帰国後は休みたいところであるが、休みよりも救出が先であろう。 帰国したのは一昨日の木曜日。 金曜日はいつ通りに出社し、そして今日はいよいよ救出作戦開始。 救出ルートはいろいろと考えたのだが、疲弊した身体と険しい尾根歩きを考慮し、 舟山峠→備前楯山(1272.5P)→備後楯山(1240P)→石垣山(1106P)→背戸山(998.0P)→金龍山(857P)→通洞→舟石峠 とした。 舟石峠から出発することで、それほど登ることなくストックの眠る石垣山へ達することが出来る。 石垣山→背戸山のキレットは疲れた身体で再挑戦したくはなかったが、先日の背戸山→石垣山のルート(南から北へ)を歩いた感じでは、逆走(北から南へ)の方が難易度は下がると思われた。 最後は舟石峠までは登りとなってしまうが、車道歩きなので、特に問題はないであろう。 そういうことで、早速本ルートに取り掛かることにする。 舟石峠から備前楯山まではハイキングコースで、本来は楽なルートである。 しかし、自分が思っているより以上に身体は疲れており、一向にペースが上がらない。 積雪もそう多くはなく、歩きにくい箇所もない。 それでも何とか、身体を騙しながら備前楯山に登頂。 備前楯山からは備後楯山に下って石垣山の尾根に入る。 すると、向こうから2名のパーティー。 この天気でこの尾根を歩く人は先ずいないとお互いに思っていたのであろう、互いに驚きながらスライドする。 曇天にも関わらず遠方の視界は良かったが、ここに来て徐々に遠方の視界は不良となって来た。 今晩は大雪も降るらしい。 石垣山への稜線からは、北方の山々が楽しめるはずであったが、今日はお預け。 それよりも、今日の主題はストックの救出である。 石垣山が近付くに連れ、胸が高鳴り出す。 無論、これは疲れでも、緊張でもなく、果たしてストックが見つかるかといった期待感と不安感が錯綜した結果である。 前もってスクリーンショットしておいた「やまぐつ」さんの地図と、自分の現在地を見比べる作業が続く。 そして、その場所が一致した瞬間、前方にストックが見えるではないか… 一度は諦めていた大切なストック、遥か遠い米国から思いを馳せ、ついに感動の対面を果たす! 前回の山行ではストックをリュックの背面に固定して歩いていたが、現場の状況からすると、ストックの先のストラップが枝に引っ掛かり、そのままリュックからストックが抜けてしまったと思われます。 何れにしても、今度は抜けないように、固定用のマジックテープをリュックに追加してきました。 ストックをリュックに厳重に固定し、今度は背戸山へ続くキレットに挑戦。 予想通り、石垣山から南へ向かって歩いた方が、危険を感じる場面は少ない。 二度目ということもあったと思うが、あっけなくキレットを通過し、背戸山へ登頂。 この後は、平和な尾根となり、予定通り金龍山を経て通洞の町に下りる。 帰りも予定通りに車道を歩いて舟石峠へ戻るが、標高差400m近くを登り返すのは、いくら車道といえども疲弊した身体には辛い。 歩いて来た稜線を横目に、心中述懐しながら舟石峠まで戻る。 すると、一時は見えなくなってしまった男体山が山間から顔を出す。 その姿は、今晩から大雪が降るのが信じられないくらいに色鮮やかであったことは言うまでもない。 最後になりましたが、やまぐつさん本当にありがとうございました。
