07:10
11.6 km
1114 m
正月・阿寒
雌阿寒岳・阿寒富士・白湯山 (北海道)
2025.01.05(日) 日帰り
「今日はうちのやつと一緒なんですよ ─── 」 毎年、お盆に登ってくるお爺ちゃん、ザックにひそませた奥さんの遺影と一緒に稜線歩いてきたと、何とも清々しい笑顔で、「そういうの、いいなぁ。。」と素直に感動したのはもう30年も前のこと。もちろん既に天国のお婆ちゃんと一緒にいるだろうが・・・久しぶりに思い出し、私も新年から真似してみることにしよう ─── まずは故人が多くの写真を残したオンネトーへ ─── 積雪は少なくてもジャケット・パンツは必須だろう、と途中で忘れ物を取りに戻ったこともあり歩き始めが10時前です。。。右回りだと明るく暖かな時間にオンネトーに着けんだろう、と今日は左回りに歩くことにしました。 結氷し始めたばかりだった湖面はさすがに雪原になっていましたが、登山道は何なんだ?11月末に歩いた時とあまり変わらんではないか??キャンプ場からの長い樹林帯の積雪は踵程度で、年末年始の登山者の踏み跡もあり。6合目森林限界より上はさすがに風でトレースも消し飛んだようで所々膝くらいごぼっと埋まることもあったがツボ足歩行可能。阿寒富士のジグザグ夏道は良く冷えてしまった雪で埋まっており、念のために背負ってきたスノーシューを履いてヒールを上げると快適に直登できます。雌阿寒山頂付近は砂利が出ていて歯モノは不要、7合目以下の急斜面の夏道で樹林帯に入るまでアイゼン装着 ─── 雌阿寒岳~野中温泉はよく踏まれていたこともあり、厳冬期とは思えない程、歩き易い一日でした・・・そして凪の一日だったこともあり、気温はそれなりに低かったのだろうが・・・下山してふと思った ─── もしかしてわざわざジャケット・パンツを取りに戻らなくてもよかったんじゃなかろうか・・・?