東近江トレイル(繖山・箕作山)(滋賀)
2026.08.28 (金)日帰り
金曜日に有給休暇が取れたので滋賀県の琵琶湖の東にある繖山(きぬがさやま)に行ってきました。西国三十三所の御朱印もゲットできるし(第32番札所 観音正寺)、百名城のスタンプもゲットできるし(観音寺城)、一石二鳥です。あとGemini(GoogleのAI)に聞くとクマに遭遇する危険も少ないらしいので…
JR能登川駅から出発です。ただ、この日は電車に乗り込んだものの大雨のせいでダイヤが大混乱。能登川駅に到着は12時前になってしまいました。日没までに下山できるか不安を抱えつつ(ヘッドライトはあるものの)、スタートです。
…とか言いながら、ザックに入れたお昼用のおにぎりをそのままに、能登川駅前の食堂でランチをまず食べてしまいました…
気を取り直して再スタート。まずは登山口にある上山天満天神社へ。ここの鳥居の脇が登山口です。近くにある古墳の標識と気になりますが…今日は登山に集中です。いつも登山口はワクワクと不安が入り混じった気持ちになります。ようやく使い慣れてきたトレッキングポールをセットして丸太階段を登ります。丸太階段はずっと上まで続いています。結果、山頂まで続いていました。よく整備されていでありがたいです。頭が下がりますね。まずは猪子山山頂(標高267.5m)に到着。標識の猪の子供のイラストが妙にかわいいです。がイノシシが出るかも、と思うと身が引き締まります。次は雨宮龍神社を目指します。と突然鹿に遭遇しました。こっちもびっくりしましたが、向こうもびっくりしたようです。瞬く間に山肌を駆けて行きました。あまりに突然のことで写真が撮れなかった…にしてもあんな山肌をよくあんなスピードで走れるなあ、と思います。
この繖山はところどころ展望がきくところがあります。琵琶湖が見えたり見えなかったり。今、どこの街を見下ろしているのだろう、と考えながら登っていくのは楽しいです。そうこうしていると繖山の山頂(標高433m)に到着。どうやらお寺も城跡もこの先のようです。にしてもこの日は金曜日。誰一人すれ違いません。それに加え登山者が多かった土日から、登山者がほとんどいない平日をやり過ごした金曜日は山道が蜘蛛の巣だらけです。最初は「ごめんなさい…」と思いながら払っていた蜘蛛の巣も、そのうち事務的に払い除けながら進むようになります。ずっとトレッキングポールを振り回しながらも登れないので、顔にたくさん蜘蛛の巣を喰らいました。なぜかちょうど顔の位置に蜘蛛の巣があるのですよね…蜘蛛の巣と格闘しながら登っていると表参道の登り口に合流します。やれやれここで蜘蛛の巣との格闘は終了です。
しばらく進むと観音正寺の入り口に辿り着きます。山門はありませんが両脇の仁王像がお出迎えしてくれます。ここで入山料800円を支払います。ちなみにpaypayでも支払い可です。まずは、御朱印をゲット。御朱印の納経料もpaypayで支払えました。この観音正寺には観音寺城のスタンプも設置されているのでスタンプもここでゲットできます。
下山は桑実寺(くわのみでら)を経由する道を選びました。この道を通ると観音寺城跡を見ることができます。日没までに2時間。足早に降って行きます。観音寺城は佐々木六角氏の居城でした。佐々木氏も遡るとその血筋は天皇家につながって行きます。平安時代の第56第の宇多天皇から臣籍降下(皇族がその身分を離れ、臣下の籍に下ること)した一族です。宇多源氏と呼ばれます。佐々木氏はこの地が発祥で、その発祥の地には沙沙貴神社(ささきじんじゃ)があります。六角氏は京極氏と共に佐々木氏から枝分かれした一族です。源氏ですから貴種ですよね。佐々木六角氏が活躍するのは室町時代ですが、名も知れぬ荒くれ者が頭角を現したわけではなく、天皇家の血を引く一族が活躍できたということでしょうか。昔は実力だけではどうすることもできなかったということなのですね。
ズンズン下り、下界の車の音などがなんとなく近づいてくると桑実寺に入ります。ここでも入山料が必要です(300円)。金曜日の夕方に果たして入山料を徴収してくれる人がいるだろうかと心配しましたが、桑実寺の本堂の前の建物を除くと黒猫を膝に抱えたお寺の人がいました。本堂に上がれるということでしたので、上がらせてもらいました。本堂内はぐるりと仏像を見て回れます。意外と見応えがあるので(この言い方は失礼かな…)おすすめです。桑実寺を後にし、石段を急いで下ると10分ほどで麓に降りることができます。日没に間に合いました。ここから平地を30分程歩けば安土駅に辿り着きます。お腹が空きました。