新緑の安土城址へ。450年の時を超えて織田信長の礎に想いを馳せる
東近江トレイル(繖山・箕作山)
(滋賀)
2026年05月18日(月)
日帰り
今日は能登川駅から安土駅への東近江トレイルを計画してたけど、30度超えの熱中症警戒予報と、安土城の観覧時間(16:30まで)を考慮して、安土城址のワンポイント見学に切替えました。大河ドラマの効果か、平日でも賑わっています。受付を通ると、いきなりドーンと長い石段がお出迎え。お目当てだった石段に紛れる石仏も発見できました。登り始めてすぐ、左右に広がる秀吉・利家の邸宅跡。わずか3年で焼失した城ゆえに確実な資料がなく、平成の発掘調査が始まるまでは放置されていたとのこと。今見ている石垣のどこまでが当時(本物)で、どこからが復元なのか、そんな謎に包まれているところもまた魅力。秀吉が後に八幡城へ石垣を移築した話など、当時の「自分が一番」を示すための力業には圧倒されます。天守跡からは木々の隙間から西の湖や琵琶湖方面が望めました。往時の信長と同じ景色を見ていると思うと胸が熱くなります。天守のすぐそばには、信長公の本廟(お墓)が静かに佇んでいました。入口の幟にあった「安土城築450年」の文字が心に残ります。49歳で自害するまで、戦に明け暮れた生涯。しかし、信長という存在が居なければ、秀吉も、その後の天下統一も、徳川幕府もなかったはず。まさに激動の時代の「礎」となった人物。後世に脚色された人物像は数あれど、これほどまでに現代の人々を惹きつけ、語り継がれる人はそういません。一人の人間として、やはり計り知れない魅力を持った人物だったのだと、心地よい汗をかきながら深く実感する山行になりました。