建部町 位王山 梅&セツブンソウ
三樹山・竜王山
(岡山)
2024年02月26日(月)
日帰り
【セツブンソウ群生地へ】
岡山市北区建部町大田地区の長谷川沿いにセツブンソウ群生地があります。
セツブンソウは一時は絶滅が懸念されたこともある稀少な植物で、花言葉の「人間嫌い」は節分の頃に咲くことに由来し、節分に豆を投げられて追い払われる鬼の心を表現したものだとされています。
早いものは文字通り、節分の頃から咲き始めるのですが、ここは県内でも遅いほうで3月中旬頃まで見られます。
今年は少し早めに行ったのですが、もう花粉が出ていました。
密集しているのは少ないのですが、つぼみも傷んだ花もほとんどなく、ベストタイミングだったようです。
雨天でも開きっぱなしですが、雨に当たると白い萼が透き通って見えます。
半透明くらいでしたが、初めて見たのでうれしかったです。
斜面にも咲いていますが、足元のほうが多くうつむいているので撮影が大変でした。
出発時にはあまり天気が良くなかったので復路でも立ち寄りましたが、なぜか今回はセツブンソウ群生地にいるときのみ、小雨がパラつきました。
人間なので嫌われたのかも😅
コース上は民家が少ないので花はあまり期待していませんでしたが、セツブンソウ以外に梅やオオイヌノフグリなどの野草の花も見られました。
まるで地上に咲く星を見ているようで、この地特有の花見を楽しむことができました。
【2年前とは状況が変わり今年はオシドリに会えず】
2022年3月13日に建部町親水公園を起点に位王山(いおうやま)に登りました。
<活動記録 https://yamap.com/activities/16132178>
このときに位王山から北東に道が延びているようだったので、今回はそちらを歩いてみることにしました。
セツブンソウの群生地から引き返し、位王山北北西にある地形図の実線の道入口からは、先週からの雨でぬかるみがあるものの轍のある部分は砂利で歩きやすかったです。
曽呂木川砂防ダムの池<写真10>には、前回はオシドリの群れがいました。
警戒心の強い野鳥なので、我々の気配を感じるや否や、すぐさま飛び立っていきました。
そのため、今回はできるだけ気配を感じ取られずに池に近づいたつもりが、オシドリの群れどころか、何もおらず静かでした。
標高140mを過ぎ、池に向かってUターンする辺りには直進方向に地形図にはない土道が延びていますが、今回はちゃんとそちらには立ち入り禁止の札がありました。
予定通り地形図の実線の道をキープしUターンすると、前日までの雨でぬかるんだ土道です。
ほとんど水のない谷沿いを進み、コンクリートの小さな橋を渡ると、水たまりや微妙に水が流れている箇所があり、小石がゴロゴロしています。
小石は次第に少なくなり安心していると、位王山(いおうやま)南南西でまた大きくカーブし地形図の道をキープ、この辺りから道の真ん中に低木が生えており、体に当たりはしますが縫うように歩けばかき分けずに歩けました。
しばらくすると低木はなくなり歩きやすくなりました。
標高245m辺りで地形図の実線の道は再びUターンしますが、直進し三角点「曽呂木」<写真11>に向かいました。
ここからは細道で尾根の東側をトラバースしていると次第に不明瞭になってきました。
適当に斜面に取り付き西へと上りましたが、このときに連れは滑ってマダニに遭遇😓
寒いので動けなかったらしく、数匹ともすぐに捕まりポイされたそうです。
明瞭な道はありませんが木の間をかき分けることもなく、無事に三角点「曽呂木」に到着。
復路は前回と同様に尾根を下りました。
歩きやすい所を探して木の間を進めば特に問題はなく、往路の道に合流できました。
地形図の実線の道を引き返していると、標高250m辺りにピンクテープがありましたが、明瞭な道はなさそうなのでそのまま進み、結局、適当に尾根に上がりました。
すぐにピンクテープが現れ歩きやすくなり、標高270m辺りの分岐で少し悩みました。
左(北側)は上りで尾根上に続き、右(南側)は緩やかでトラバース道でした。
帰宅後に確認してみると、前回は左の尾根上は切られた木が散乱した道、右は広く歩きやすい道だったようです。
今回は右に進むと、道の真ん中に樹高数十cmの松などの低木やシダなどが茂っていますが、気にせずに歩けるレベルでした。
この道はそのうちに西へとカーブします。
行き過ぎて引き返し、やはり適当に緩やかな所を上るとすぐにテープがありました。
位王山(いおうやま)南南西の標高280m峰の北側にきれいな細道があり、前回はそちらを歩いたようですが、今回は尾根上をキープしました。
木の枝をかき分けることもなく、すんなり位王山頂上<写真13>に辿り着けました。
【下山中にイノシシ親子を目撃🐗】
位王山(いおうやま)頂上<写真13>から、北東から東に延びる尾根を下りることにしました。
地形図上に道もなく、過去の記録も見当たらなかったので、ヤブコギ覚悟の下山でしたが、こちらのほうがきれいな道で、たまに色あせたテープや境界標柱がありました。
東尾根の標高270m峰の西で急に木が茂ってきたため引き返すと、色あせたテープの南側に細い踏み跡があり、しばらくするとまた明瞭な道になりました。
標高250mを切ると次第に急になり、ズルズル滑るように下りましたが、明らかに何者かが通った跡がありました。
すると、10m程先にイノシシの姿が目に入りました。
音を立てずに近づいたのですが、慌てて逃げていきました。
そのまま進むと、先程の個体を含め3頭のイノシシ親子が引き返すように目の前を横断して逃げていきました。
やり過ごしたと思い引き返してきたら我々の足が予想以上に遅かったということなのでしょうが、今回も接近に失敗しました😅
位王山(いおうやま)へ登る方はあまりおられませんが、そのため動物は人が歩く山道にも安心して出てくるのでしょう。
そのまま下り続けると、標高220m辺りには右(南側)に長めのピンクテープが立ち入り禁止を示すように伸びており、反対側に目印のピンクテープがありました。
それに従い左に向かうと今度は色あせたテープがあり、そこから南寄りに木の間を下りていると、下に道が見えましたが、連れが左(北寄り)だというのでテープまで引き返しました。
北進するかなり細い踏み跡らしきものを辿ると、最後は急になり、木の枝を掴んで道に下りました。
地形図の実線の道の南端辺りに下りたようですが、ちょうどT字路になっており、左折して地形図の道を進みました。
右折すると南の行常地区に下りられるかもしれないので、また機会があれば試してみたいと思います。
地形図の実線の道は小石がゴロゴロしており、大梅井川砂防ダムの池の南東は一部溝状に亀裂が入っていましたが、問題なく歩けました。
ヤマネコノメソウ<写真14>撮影地点を過ぎると、高さ30~40cmのササが茂っていましたがすぐに終わり、国道484号線に出合う手前から舗装道路でした。
国道に出て右折すると出発点のドライバー休憩用駐車スペースが近かったのですが、天気が回復していたので、左折してセツブンソウ群生地を再訪してから戻りました。
なぜかまた小雨がポツポツし、不安定な天候の一日でしたが、お目当てのセツブンソウを観賞でき、ヤブコギなしで予定通りのコースを歩けてよかったです。