豪士山・駒ヶ岳(宮城,山形,福島)
2026.05.30 (土)日帰り
K2といえば世界第2位の高峰で、登頂難易度の高さと登山途中の犠牲者の多さから「非情の山」と称されることで有名な山ですね。
ところでこの山、妙な名前だと思いませんか?
世界1位の高峰に対してはチョモランマ(地元のチベット人がつけていた名前)やエベレスト(後からきたイギリス人がつけた名前)という名があり、世界3位の山にもカンチェンジュンガとチベット語の名前がついております。
なのに世界2位はK2。機械的と言うか記号的というか、事務的な印象も受ける名前です。
それもそのはず、K2というのはイギリス人が当時未踏の地だったカラコルム山脈(略してK)を遠くから測量して、2番目に大きな山のように見えるなぁということで仮につけた名前なのです。
なのでK2以外にも、K1、K3、K4…と名付けられたカラコルム山脈Kシリーズの山が数多く存在したのです。
しかしながら、後々イギリス人がカラコルム山脈の方に入るようになると、それらKシリーズの山々には地元の名前が付いていたことが判明しまして。
例えばK1はマッシャーブルム、K4とK5はガッシャーブルムのように地元の由緒正しい名称で呼ばれるようになったのです。
じゃあなんでK2はK2のままなのか。
答えは単純、K2があまりにも人里から離れたところにあるためにカラコルム地方に住む人はその存在に気付くことがなく、名前をつけることがなかったから。
だからこそカラコルム山脈で一番の高峰で、世界2位の標高を誇る山にも関わらず、K2という事務的な名前が残ってしまったのです。
でもK2はこの事務的な名前もミステリアスで、人を寄せ付けないような雰囲気を持たせていて素敵だなあと思っちゃうのは私だけではないと思うのです。(まぁ私なんか登るどころか登山口にたどり着くことすらできない世界なんですけどね。)
さて、そんな不思議なK2みたいに不思議な名前を持つ山を山形の南部、高畠町に見つけてしまいました。