双子山(オムシャヌプリ)沢登り
お声がけいただき、会の方達と4人で 南日高のオムシャヌプリへ行ってきました。 夏道はない山です。夏に沢から行くか、積雪期に登る方が多いようです。 うまくまとめられていません、長文なので興味のある方のみお読みいただければ。 沢登りは過去の入門で恐ろしい経験をしたのでその後は避けていました。 日高の山に興味が出てきているので少し沢も慣らしてみた方がいいのかなと思い、 チャレンジしてみました。 ちなみにインドアクライミングが一年程度、 外岩クライミングはお試しで2、3回程度のまったくの初心者です。 そんな個人の感想です。 登りはニオベツ川オムシャヌプリ南西面直登沢 下りは上二股の沢オムシャヌプリ南面沢 ガイド本などで、初心者向けの沢とされているそうです。 翠明橋公園から道路を渡って草地を東に進み、 上二股の沢まで草付きの土のモロモロな斜面を下りました。 10m位だったかどうか。朝は元気なので問題なしでしたが、帰りは・・・💦 いったん上二股の沢を下り、すぐニオベツ川との出会いに出るので右に遡上します。 沢を登るゾーンは、初心者でも自力で登れるところも多く面白かったです。 難しいところは、先輩方がお助けひも、ショルダー(同行者がしゃがんだ肩を踏んで足場とさせてもらう)、ロープなどで手厚くサポートしてくださり 無事に登らせていただくことができました。 水量は秋なので少ない方なのだと思います。 岩はヌメリが多かったです。 コース上のポイントであろう800m二股の大きい滝のところは、 事前に聞いていた通り直登はせず右側の谷地形?ルンゼ?から登り、中間の尾根を乗越して、藪をこいで、トラバースして懸垂下降で沢に戻りました。 中間尾根は岩がもろく先陣の先輩が進むにも手がかり足がかりが崩れてくるので、 見ているだけでも恐ろしかったです。 後続の初心者二人が進むにあたり 安全のためロープを出して確保していただいたり、背丈以上の根曲がり竹を掴みながらのトラバース、笹をつかんでのトラバース いろいろと不慣れなことの連続でここを切り抜けるのに3時間かかっていました。 1145m付近でわたしには登るのが怪しい箇所があったので ロープ出していただくため、先輩がハーケンを打ち支点構築してくれたりがあって ここでも1時間かかりました。 源頭を詰めていくと山頂間近に出られるのですが、最後の登りはハイマツを掴み、踏みつけて進みます。 初めての経験に必死。使ったことのない筋肉を使っている感じでした。 山頂に着いたのは15時半頃だったか。 周囲には西日で黄金色に輝く、素晴らしい景色が広がっていました。 かろうじて写真を撮り、疲労困憊で座り込む。 自分のスマホは圏外💦予定より大幅に遅れているが家に連絡できずでした。 日暮れも近いのでヘッデン装着し、下山開始です。 再びハイマツの海をオムシャ東峰とのコルまで下降します。 不慣れな自分はいつのまにか稜線をそれ斜面へ下ってしまったので、途中からハイマツトラバースしました。力もいるしコツもわからずで大変でした。 コル周辺は丈の低い草地で歩きやすく、つかの間ホッとできましたが そこから先は急で狭い涸れ沢を下降 (左右を手で突っ張り、腰を落として摩擦を効かせて進みました) 歩くたびに崩れる大きいガレ、小さいガレを下り 真っ暗な中ヘッデンの灯りを頼りに、疲れて踏ん張りのきかない脚をサポートするため腰をかがめ手で岩を触りながら進むのでこれまた時間がかかりました。 上二股の沢に着いてからは、自分で石を選んで歩いているとモタつき疲れすぎてしまうので 先輩のすぐあとを歩かせてもらい、同行のMちゃんにポールを貸してもらい杖としました。 途中から皆さん荷物も手分けして持ってくださり、いたれりつくせりの介護状態。 真っ暗な沢、吐く息は白く朝は少しぬるく感じた水もすっかり冷たく、足首がキーンとなりながらでした。 朝、上二股の沢に降りてきたポイント 目印などないので見つけるのにしばらくかかりました。 ピンテくらいつけておけばよかったのかもしれませんが、対岸からヘッデンの灯りで見つけられたのかはわかりません。 ベテラン先輩のさすがの眼力で、まさにその地点を探し当て先行してくださいました。 クタクタなわたしは別な先輩の沢バイルを貸していただき、ご指南受けながらなんとかかんとかモロモロの土壁をよじ登りました。 停滞ふくめてもまさかの15時間行動で体力気力ともにギリギリでしたが、 いまこうやって振り返ると、日高の山を味わうことができたんだなぁと感じます。 沢山行の厳しさ、時間の読めなさ、面白さの一端を経験できよい学びになりました。 同行の皆さんのお陰でケガしないで帰還できたことに感謝です。 ありがとうございました。 ・メモ ウェア 夏用ドライレイヤー、フラッドラッシュ上下、カッパ上下、膝あて、ネオプレンすねあて、ネオプレングローブとやぶ漕ぎ時は作業手袋重ねばき、フェルト沢靴+サワーサンダルのラバーを重ねばき 手袋は、陽が落ちてからは冷えるのでテムレスの方がよさそうだった。 ・飲料、水、お湯で1ℓ持参、7割程度消費 ゼリー飲料2ほか行動食多め ・ダニ 翌々朝1匹食いつきあり、皮膚科へ おそらく髪の毛に隠れていたかと





