国見岳・烏帽子岳(宮崎,熊本)
2026.09.20 (日)日帰り
シルバーウィーク。久住も祖母も人で大賑わいであろう。
今年3回目の国見岳の祠詣でに。
1月末は雪と氷と真っ白なガスで写真も画にならなかった。
5月の連休明けは峰越からのなが~いトレイル。爽やかさを期待したが想像以上の長さと
異常な気温上昇でヘトヘト。まったくもってふがいない。
で、今回は地震と雨の影響を偵察すべく平家山登山口から国見岳へいくことにした。
国道445号、二本杉峠は果たして通行できるのか?
美里町から445号に入る角にファミリーマートがある。
ここが早朝であれば最後のトイレと買い物が出来る場所。
東山本店が営業している時間であれば二本杉峠の駐車場もトイレも使える。
「鮎天そば」「ヤマメ天丼」など下山飯として美味しい物がそろっているのだが、
この辺りの山行では早朝から夕方まで入ることがあるのでご無沙汰である。
葉木地区案内板から左手に入る、来月からこの道は時間通行止めになるので要確認。
その手前ハチケン谷からの登山口を通る道は、落石ありで通行止めの看板。
平家山登山口直前まで車で入れる。が、舗装路であった道は土砂が入り込み
かなり痛んだ場所もある。車高の低いセダン等では腹を擦りそうな箇所が数カ所。
道の脇には寄せた土砂や落石したのであろう鋭利な石などがある。
平家山登山口から通常ルートを登る。時間的に余裕があれば夫婦から下りたい。
最初の渡渉箇所からトラバース路を行く。元々細かったがさらに細くなった箇所も。
2番目の渡渉箇所手前がずいぶん崩れている。渡渉する場所が流木などで見にくい。
杉の植林帯を登っていく。それなりの急登。
植林帯を出るとファイヤーウィードと呼ばれる「ボロギク」がいっぱい。
ここから本格的に急登が始る。赤土の急斜面を一気に登っていく。
脹脛と大臀筋から泣き言が聞こえそうである。
偽ピークを越えて平家山山頂。真っ白なガスで覆われている。晴れの予報であったが?
ここからは自然林の樹林帯を進む。非常に幻想的な縦走路。
踏み跡も標識もあり道迷いの心配は無い。
快適で美しいブナやカエデ、ミズナラ、モミなどの巨木を見ながら進む。
名残となった夏鳥、旅鳥、留鳥の地鳴きを聞きながら白いモヤの中を歩く。
鹿の警戒音と風の音がする静かな森の中。
久住も祖母も大崩も雲仙も惹かれるが、やはり脊梁が一番好きな場所。
今は昔若い頃に初めての天泊縦走が霧立、向霧立であったからかもしれない。
もう40年ぐらい前の話。北・南・中央のアルプスも素晴らしく感動するが、
この年になるともう無理は利かないから九州の山々で愉しむ。
国見岳山頂は至近の小国見が見えないほどのガスの中。
北、北東から風が吹く。ガスが晴れれば鷹の渡りも見えるかもしれない。と、
山頂脇でお昼ご飯とコーヒータイムに。これが吉と出るか?
昼食後コーヒーを飲む辺りから少しずつ雲の間に晴れ間が出始める。
南には碧く霞む「市房山」南西には同じように霞むなだらかな山容の「高千穂峰」
その左手に急峻な山容は「韓国岳」前々日からの雨のおかげで晴れれば遠望がきく。
タカは姿・形を全く見せない。近くの枝にエゾビタキが止まる。
向坂山と白岩山の霧立越を見てみる。この方向から鷹たちが渡ってくるのだが、
双眼鏡で見ても気配さえない。下りることにした。
縦走路をそのまま引き返す。時間的に後平家山から夫婦山へ向かうにはギリか!
途中、ゴジュウカラとであう。ここで15分ほど時間ロス。まだ大丈夫。
内大臣分岐手前でキビタキを見つけてしまう。
ここで20分のロス。もう無理。諦めて平家山から下りることにした。