ニセコアンヌプリ・ワイスホルン〜チセヌプリ〜ニトヌプリ〜イワオヌプリ 春山スキー周回
ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ・チセヌプリ
(北海道)
2026年05月05日(火)〜06日(水)
2日間
晴れだけど強い南風の予報で何処も登山指数がCばかり。
稜線テント泊はまたも無理そう。
積丹よりニセコの方が南風を避けるコースが選べるはず。
ワイスホルン登山口をベースに初日5日はアンヌプリ北面を目指すことにします。
先行車は3台あるものの皆さんワイスホルンに向かった模様。
1人アンヌプリを目指してまだ除雪されていない道道を登ります。
北面への沢沿いもたっぷり積雪があり、難なく大斜面へ。
ザラメですが斜度があるのでスキーアイゼンを使用して高度を稼ぎます。
ワイスホルンを振り返ると旧スキー場は完全に雪が途切れておりシートラ必須の様子です。
雲が出て来て風が強くなり始めた頃、2時間半でアンヌプリ山頂に到着。
スキー場のリフトはまだ動いており、数人のスキーヤーが担いで登頂していました。
小休止してスキー場まで東斜面を滑ることにします。
羊蹄山を眺めながらのザラメスキーは気持ちが良い。
1時間で再び山頂へ。
今度は貸し切りの北斜面を滑ります。
柔らかい雪面に自由にターンを描き樹林帯まで。
さすがに脚に来たので、登り返しは止めておきます。
14時半に車に戻り、のんびりするためにダンロップテントを設営する予定が、なんとフレームをエスパースと間違えており建てられません。
狭い車中泊でがっかりですが、暖かく外調理が出来るのが幸いです。
星を眺め早々に就寝します。
翌6日は4時に起きるとすでに行動可能な明るさ。
強風予報なので6時に出発するまで誰も来ません。
同じ入口から今日は旧ワイススキー場に向かいます。
さっそく雪が途切れ廃屋からシートラして登ります。
20分程かかってようやく雪上へ。
背後には青空をバックに朝陽を浴びたアンヌプリ。
壊れたリフト沿いのスキーコースをたどります。
2時間で久しぶりのワイスホルン山頂に着きました。
雪はつながってませんが、昨日アンヌプリから観察した通りに少しの這松漕ぎで抜けられるポイントを探して滑ります。
スキーで笹漕ぎしながら大沼への未知の稜線をたどります。
大沼が見えて一安心。
湖畔まで滑り降りて景色を独り占めの小休止。
ここからニトとイワオのコルに上がる予定を変更して、チセヌプリを目指すことにします。
積雪が十分なので、トラバースしていけばチセヌプリに上がるのに苦労はなさそうです。
パノラマライン沿いに進んで行くと東面に沢山のスキーヤーが見え、峠の駐車場は溢れています。
道路を渡って早々に東面に取り付き、シールとスキーアイゼンを使って登ります。
上部は急斜面で風もあり楽勝とはいきません。
強風の中なんとか今年もチセヌプリ山頂にたどり着きました。
今回のコースが最長で充実感いっぱいです。
東面は雪も柔らかく、好きなようにターンが出来て最高でした。
ニトのコルからは一転誰もいない斜面を登り返します。
藪も多く山頂手前で雪が切れて、板を担いで登らなければなりません。
無人、強風の頂上に着くと、アンヌプリが大分近く感じられました。
しかし昨日の観察では雪が途切れており、下りでもスキー担ぎは必至です。
山頂から快調に滑り出しますが、板を脱いで繋ぎ、急斜面へ。
ここも滑り心地は最高でした。
時間があるのでイワオヌプリも登るべくウロコを効かせ台地状を進みます。
いつも以上の強風ですがボウルなら登れるはずと回り込んでびっくり。
ボウルは落石の巣となっていました。
真新しい物は少ないので意を決して登ります。
スキーアイゼンを効かせて急斜面を登り切りスキーデポ。
砂礫地に突入し、強風によろけながら夏道をたどります。
晴れたアンヌプリを背にしていつものケルンが迎えてくれました。
最後のピークにたどり着き達成感で一杯です。
陰で補給してすぐ下ります。
スキーに切り替え、落石を縫うように最後の滑降です。
峠に降りて、蘭越と倶知安の看板からワイス登山口に向かいます。
風も弱まり、感慨にふけりながら昨日と同じクルマまでの樹林帯をのんびり滑ります。
登山口近くのバーンで遊んでいる若者を横目に下山完了。
初夏を思わせる気温の中、赤井川カルデラ温泉までドライブ。
2日間の汗を流しシーズン最後のスキーツアーを締めくくりました。