感動✨幾春別岳
幾春別岳
(北海道)
2023年03月19日(日)
日帰り
「幾春別岳」
名前の響きがよく、朧気に春を迎える前に登りたいと思っていた山の一つでしたが、情報が少なく未知の世界でありながら、知れば知るほど吸い込まれてました☺
この山を登らないと冬を越せない位に取り憑かれて、前日ギリギリまで迷っていましたが、この日しかないと言う位のベストコンディションの中で登ることができました🙋
決してソロで安易な気持ちで登る山でないことは十分承知の上ですが、私なりにいろいろ考えてリスクヘッジしながら臨んだので、いろいろ勉強になりました。
投稿迷いましたが、この山の素晴らしさを伝えたくて、投稿させて頂きます。
今回はオールスノーシューで臨みました🎿スノーシューも10㎞位しか経験がなく、果たして25㎞も足が持つんだろうかと自分に対する不安もありました😓
実際距離的には何ともなかったですが、崩壊した崖の脆い雪に滑落しそうな急斜面、せっきーさんたちとのオムシャでの最中雪の斜面の経験や、syuさんに教えてもらった上富良野岳のルンゼでのバックステップに幾度となく助けられました!
以前夏にソロで臨んだ、幌尻岳や芦別岳旧道と同じような緊張感がありましたが、冬に貴重な体験になりました✨
こんなに素敵な山、このまま熊の住みかと化した廃道にせず、以前のように誰しも気軽に登れるような山にならないかと切に願うばかりです🙏
少し長文になります。
日の出と同時にスタートしました🌄
すでに空も明るく林道も快適でした🚶♀️
登り始めから、熊に小動物にたくさんの動物のトレースが賑やかでした🐾
林道の始めから終点まで、沢に沿って歩きましたが、円く流れる沢を見る度に心が和みました😊
朝方は雪がしまって歩きやすく、ツボ足でも大丈夫な程でした🚶♀️
徐々に崩壊した崖が現れてきましたが、雪はだいぶん落ちていたので、雪崩の恐怖からまずは解放されました🙆
反対に土砂がむき出しになり、土砂崩れの心配は増えました😞
事前の情報で、林道の崩壊は10箇所位。そのうち3箇所が突破するのが困難な崖の斜面😱
次第に崩壊した崖が現れますが、慎重に慎重に渡りました🧗♀️
1つ目をクリアし、二つ目は下の方の雪が脆すぎて、上へ上へ這い上がりながら何とかクリア🙌
徐々にレベルが上がっていく感じで、最後の最難関の崖は、下からも距離があり滑落すると完全にアウト😱
掴み所のない脆い雪に、見るからに突破が厳しそうで、ここまでかと諦めかけてました🙍
行く手を見ると、ずっと並行して歩いてた熊のビックステップが崖スレスレにあり、私のスノーシューとちょうど同じ大きさでスッポリはまり👣抜群の安定感😲
熊のステップに助けられ、無事渡ることができました🙌
熊は心の底から目覚めていて欲しくはなかったですが、ステップ作ってくれた熊には感謝しました🐻
そのうち小動物のトレースがなくなり、熊のトレースと私だけになり、ついには熊のトレースも道をそれ、とうとうひとりになりました😩
誰もいない山奥に、頼れるのは自分ひとり。普段一緒に登って下さってる仲間の方々の有り難みを身にしみて感じました😃
林道終点を過ぎると、今度は尾根まで道迷いの心配😔
頂上や尾根も見えてましたので、地図を片手に方向を間違えないようにだけ気を付けました😼
途中登りやすい作業道があるにも関わらず、バーチカルなルートを強引に突き進んでしまったりはありましたが、何とか尾根に上がり、道迷いの心配から解放されました😽
尾根に上がると芦別山系の素晴らしい山々🏔️やっとここまで来れたんだとしみじみ😭達成感に包まれました😊
頂上も目前に迫りゴールが見えたのも束の間、ここからひたすら急登が待ち受けてました💦
朝方に締まっていた雪も、気温の上昇とともに緩み、スノーシューだと雪が噛み合わず、脆々の雪と格闘しながら足が攣りそうになりました🧗♀️💦
小ピークを過ぎると最後のラスボスが壁のように立ちはだかり、バーチカルな登りに四苦八苦、気を緩めると滑落しそうな急勾配に、だんだん尾根が細くなり、左側は雪庇、右側は崖、最後の最後まで緊張感がありました💦
苦労して登り詰めたその先で迎えてくれたのは、眩しいほど輝いた樹氷と、幾重にも連なる山々の壮大な景色でした🏔️✨
感動して言葉が出ませんでした💧
たったひとりの山頂、熊や雪崩に崖崩れ、雪庇に滑落しそうな急斜面、まさかの時の通信手段もなく、不安じゃなかったと言えばウソになりますが、一瞬ですべてが解放された気分になりました😂
続いて尾根沿いに双耳峰の南峰に進みます🚶♀️
まっさらな雪の大地❄️
足を踏み込むのを躊躇うくらいに、キラッキラの雪の尾根にテンションが上がりました😍
最後は空まで続いているかのような、雪庇と急斜面の崖に挟まれた細長い尾根😱
頂上は雪庇の上😂
雪庇越しに恐る恐る覗いた景色は、素晴らしすぎる冬山の眺め✨
残雪のこの時期に登って本当によかったです🏔️
三角点は埋もれてましたが、急斜面の木に歴史を感じる標識がありました✨
頂上からは、夕張中岳、シューパロ岳、夕張マッターホルン、中天狗、小天狗、芦別岳、崕山、礼振峰、夕張岳、、尾根を渡ってすぐに手が届きそうな位間近に、大迫力の山々を一望することができました🏔️
これまでにもたくさんの山頂の景色に感動しましたが、日高でも大雪でも十勝でもどことも違う奥深い山の絶景、こんなに素敵な世界があったなんてって改めて感じました🏔️✨
帰りは自分のトレースを頼りに、数々の不安から解放されて、体がとても軽く感じました😊歩くのが幸せで楽しかったです🚶♀️♪
気温の上昇で斜面の雪も一日でかなり落ち、春が間近に来てることを実感しました🌸
今回こちらにあげて下さってた数少ない日記、たくさん参考にさせてもらいました🙇
特に事前に相談していたsyuさんには、ソロは反対されてたにもかかわらず、貴重な情報を下さり、前日下見まで行って頂き、最初の崖までトレースをつけてくれてたのは、人の気配がまったくない中、本当に心強かったです🙇ありがとうございました!
※電子トラブル避けたくて、軌跡を使わず地図を頼りにアナログで登っていますので、尾根までのルートは多少バーチカルかもです笑