31:22
47.6 km
3554 m
増毛山地に「ピラミッド峰」あり!!
浜益岳・雄冬山・郡別岳 (北海道)
2025年04月30日(水)〜05月02日(金) 3日間
深夜、家を出る時に15㎝ほどの重たい雪を除雪したんです・・・農道には昨夜以降の轍もなく、さて私は町まで下れるだろうか、とドキドキの出発。幸い一般道に積雪は無く順調に石北峠を越え滅多に走ることはない旭川向こうへ ─── オホーツク管内から日本海へ5時間強のドライブで薄明るくなったのは深川辺りだったでしょうか。私が思わず二度見したもの・・・それは暁暗がりで異様紫に光るモノ(エゾムラサキ?)、道路脇のクリーム色(水仙?)、そして完全に明るくなってからは草地がうっすら水色で(エゾエンゴサク?)、浜益町に入ってからは枝々無数にとまっている白い小鳥達(コブシの開花か蕾)そしてもしやと思って見上げると山肌にはぽこぽこと桃色が・・・(桜!!)うちより半月以上早い春には驚かされました。今回の雪・・・日本海側の里では雨だったようで ─── 山のために北海道横断はすること無いだろう・・・しかし大雪山系以外で一番遅くまで春山が楽しめるエリアとして常々関心のあった増毛山地、若い頃に一度だけゲンゲを見に暑寒別には登ったことがあるけれど、他は地形、山名すら知らず、です。GWの天気予報は晴れ間飛び石で山籠もりしたい私には都合悪く「さてどうしよう・・・」と思っていた時に背中を押してくれたのが「厳冬期さながらの良い雪ありました~」というsyuさんからの報告です。予習はおろか地図すら作っとらん・・が、初めてエリアに本番前の下見のつもりで行ってみようじゃない ─── 最高の山日和になる日を中日に、初日は北風びゅうびゅう、最終日は南風轟轟の予報ではある ─── 警察には「浜益御殿周辺で連泊、2日目に雄冬山~暑寒別周辺の稜線散策、3日目に下山」と届けを出しておいた。さて、風と私の足の行方はどうなろう・・・? 初日: 浜益漁港からの林道386mまでは車で入れた。他に札幌ナンバー3台、初めての「アウェイ感」にちょっと浮かれるオレ。日焼けしそうな曇天で上空の風音は大いに気になるスタート。このところ降るモノは山頂直下以外は霙から雨のようで森林限界超えるまでは古い雪面が目立つが春の歩き易い雪ではあった ─── 本来なら3日目は私の行動可能な天気予報ではないのだが・・なんしろ往復丸一日かかる遠路で、もしも2日目、どうしても遊びきりたい好条件だった時のことを考えて強風でも楽に下山できる浜益御殿下で設営。午後に時間のゆとりがあったので出来れば最終日にとっておきたかった雄冬山に散歩、そして道中、目を奪われた群別岳に翌日散策の焦点を合わせることに ─── 2日目: 深夜の月の入りを待ってテントの外に出ると素晴らしい星空。御来光4時半くらいまでに浜益岳につくべく時間調整しつつ星空観賞・身支度を。ここ数日の冷たい北風の恩恵だろうか、稜線の雪はカチカチで歩き易く美しい白い景色を保っていてくれ大満足である!予定より少し遅れて群別岳へ到着する頃には、すっかり3日目の強風下山を覚悟で今日は遊び切るつもりになっており、浜益御殿に戻ってしまったら見えなくなる群別岳の夕暮れと星空を堪能するべく時間調整を口実に暑寒別岳まで足を伸ばすことを許そうか・・・朝の冬景色は一日の陽気で夕方にはすっかり「春の白」に。 3日目: ありがちだが・・・最終日の風神は半日ほどフライングして暴れ出し、浜益岳で星空観賞した後から風との闘いとなり、仮眠の一夜の後に早朝撤収下山すると・・・あ、タイヤ、パンクしとったで。。と、最終日の不運を差し引いても余りある増毛山地の春休み・・・おまけに浜益は桜満開!
