13:49
24.1 km
1703 m
2025-06-07 日留賀岳と男鹿岳を周回!(どちらも初)
日留賀岳 (栃木, 福島)
2025年06月07日(土) 日帰り
冒頭に。今回の周回ルートはこの時期、薮が多く他の方にお勧めできません😅 今年の3/30に根本山・氷室山・熊鷹山を縦走して以来で二か月ぶりの栃百行脚。 栃百で未登の日留賀岳1848mと男鹿岳1777m。この二座はまとめて縦走してみたかった。ただ時間がかかるのは間違いない。日留賀岳の麓にある小山さん宅から男鹿岳をピストンするつもりだったが、小山さん宅を2時とか3時に出発することになるので迷惑をかけそうでどうしようかなと考えていたら、4月に横川を起点に男鹿岳・日留賀岳の周回縦走するmhakさんレポを見た。おー、これなら未明のうちに出発しても誰にも迷惑はかからない。自分も横川から日留賀岳と男鹿岳を周回縦走しよう!😆 雪が半端にあると面倒なので山から雪が消えるのを待ちつつ縦走計画を練る。mhakさん軌跡をベースに逆周回と思っていたが、レポ内で日留賀岳から横川牧場へ続く尾根(本レポでは日留賀岳西尾根と呼ぶ)を「薮区間は絶体に登りでは私には使えない」と記されていた。ヤマレコで軌跡で調べてみると日留賀岳西尾根は冬に歩いた軌跡はあるが夏に歩いた軌跡はゼロ。薮がよっぽど酷いのだろう。それではと日留賀岳西尾根より一本北の尾根(本レポでは日留賀岳北西尾根と呼ぶ)を調べると夏に歩いた軌跡がある。よし日留賀岳への登りはこの北西尾根で決定! と言うことで来今回は日光市横川から日留賀岳の北西尾根を辿って日留賀岳へ。日留賀岳からは塩那道路を北上して男鹿岳に登って横川へ戻る周回縦走です。 時系列での出来事は画像のコメントに記すとして、今回の山行で印象に残ったところをかいつまんで書きます。 ●薮の状況● 今回の薮漕ぎで一番大変だったのは日留賀岳の北西尾根の登り。林道から尾根に取り付いてしばらくは薮はそれほどでもなく容易に迂回できるものばかりであったが、1591Pの先からは尾根が狭くなり倒木、笹(チシマザサかな)、シャクナゲさん等の混合薮が密に構成されて、強引に中央突破したり、時には足元の小さな空間をしゃがみ込んでハイハイで抜ける場面もあった。どうしても突破できない薮は戻ったり迂回してクリアしたが、普通に立って直進することが困難な箇所が多かった。この区間は夏の大佐飛山の薮よりも厄介です。 その次に印象に残ったのは日留賀岳から塩那道路に抜けるルートの薮。ここも笹とシャクナゲを中心に薮が構成されていたが、今回は下りだったので視界の効かない足元に注意しつつ体重をかけてザクザクと歩いた。ここは登りだとかなり苦戦しそう。 本山行を通して薮の主役は笹。笹薮なんてかき分けるのは楽だろうと思っちゃいますけど、登りでは下向きに生える笹に押し戻されるし、下りでは笹を踏むと滑るし。今日は一日中笹と格闘していた印象。 薮漕ぎ装備として農作業用の長袖、手袋。倒木でのスネ打ち防止にサッカー用スネアテ。さらに刈り払いで使う保護メガネを装備。スネアテは昨夏の大佐飛山縦走で活躍しましたが今回も大活躍。スネには一つもアザが出来なかった。ただ無防備の太ももにアザが2,3箇所出来ていたが痛みはないので結果オーライかな。 ●水分● 今回は2.2Lの水分を携行した。山行計画では累積標高差が1600m前後で普通の登山なら十分な量だが、前半の日留賀岳への登り下りの薮で体力を使い塩那道路到着時には1.2Lを飲み干して残り1Lになる。久々の本格薮漕ぎ山行で「薮漕ぎは体力、そして水分の消費が激しい」ことを忘れてしまったようだ💦 塩那道路上に水場は無い。とりあえず先に進んで水が足りなくなるようなら鹿又岳か瓢箪峠から西方面にエスケープを念頭に入れゆっくりと前進。 女鹿岳、男鹿岳の薮で消耗し男鹿岳頂上に到着した頃には残り0.3L程度。男鹿岳からは下りだけなので良かったが、水をケチって飲んでいたこともあり足が攣る予兆があったのでコムレケアを服用して凌ぐ。 男鹿岳からの下山ルートも薮漕ぎが多く、ヨレヨレと沢に着地するころには残量ゼロとなった。沢で空いたペットボトルに給水して簡易浄水器にかけ、0.5Lほどの冷水をむせながら一気飲み。さらに1Lを給水して8kmの林道を歩きることが出来た。 ●塩那道路 ヘアピンカーブから瓢箪峠の区間● 塩那道路のヘアピンカーブから瓢箪峠までの「天空街道」はアップダウンは緩くとても歩きやすい。また、西方面の景色がとても良く会津駒ヶ岳とその周辺の山々を見ながら気分よく歩けた。 昨年の夏に歩いた深山園地から瓢箪峠の区間は道路の崩落が激しく笹薮も多くて難路だったが、ヘアピンカーブから瓢箪峠の区間は崩落も笹薮も少なく快適でした。この区間が歩きやすかったので体力と水分の消耗を最低限に抑えることができたと思う。もし体力と水分を激しく消耗するような道路だったら瓢箪峠あたりでエスケープしていたかもしれない。 ●最後に● 日留賀岳の北西尾根から薮抜けしてからの稜線上と、日留賀岳頂上の眺望は360°展望が効いてとても素晴らしかった。栃百を達成するだけのために登るだけでは勿体ない山。いつか日留賀岳の南側の麓からも登ってみたいと思う。 一方、男鹿岳頂上と言えば、この時期は薮に囲まれ眺望も無し、腰を下ろすような場所も無い。あると言えば山名板、飯盒、ロンギヌスの槍ぐらいと寂しいものだった。なぜ男鹿岳が栃木百名山、そして日本三百名山に選ばれたのか答えは出なかった。もっとも今回は日留賀岳の登りで一気に標高を上げ、男鹿岳の登りは僅かだったのでそう感じるのかもしれない。なぜ男鹿岳が選ばれたのかを探すためだけに再訪するかもしれない。 以上です。 久々の本格藪漕ぎ山行で疲れました。でも時間が経過すると何故かまた登りたくなる不思議。たまには薮漕ぎも良いですが残雪期に稜線歩きを楽しんでみたいですね😆 ■駐車スペース 「ワイルドフィールズおじか」手前の駐車スペース。5台ぐらい駐車可能。トイレ・水道は無し。 https://maps.app.goo.gl/c7X4E5Y2UUmFVFFN7 ■水分メモ:約3.2L消費。(持ち込み2,2L, 途中給水1L)
