市境つなぎ 元湯~二方鳥屋山 周回
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山
(栃木)
2024年12月15日(日)
日帰り
当初は峠まで林道てくてくの計画だったが、折角なので沢ルートで上がってみる。
沢の名前は後沢と云うらしい。地形図のとおり特に難所はなく、なんなら時々ナメ歩きも出来たりする。
沢を詰めてから林道に上がり峠に到達。雪の上には獣の足跡が散見出来るが、心配していたハンターの足跡は無かった。
峠から市境尾根区間スタート。自然林メインで気持ち良く登り始める。
最初のピーク1110mを越し、下った先の鞍部で一服休憩。つづくp1212を目指して50 mほど高度を上げた刹那、パーンと銃声。後に5分ほど開けて続けて2発。なんだよぉ、よりによってこの界隈でかよぉ。
雪踏み楽しみながらノンビリ歩こうとの目論見は砕け散り、狩られないように急ぎ足で前線からの離脱を図る。ヒィヒィ言いながらp1212着。その後、敵は後退したのか銃声は止んだ。少し安心して下降にかかる。
相変わらずチェーンスパイクには団子。10mおき位に立木をキックして団子を落とすが、急な枯れ葉斜面はなおさら怖い。傾斜が緩んでからはノンビリ歩き。もう追っ手からは距離も離れたし、その後銃声もなくやっと本来の歩きが出来そうだ。
ゆるーいアップダウンを繰り返し、人の手のあまりはいっていなそうな巨木が混じる自然林のスノーハイクは心地良い。テント適地があちこちにあり、物色しながら歩く。しばらくしてそろそろ昼飯休憩しようかなと思っていると、谷側から獣の叫び声。鹿ではない。
風の抜けない場所を選び昼飯休憩。この季節になると、やっぱり温かいカップラーメンはひときわ美味しい。カレーのトロみもエビマヨおにぎりとベストマッチ。
食後の一服もたっぷり堪能し、さて登りにかかろうか。
すこし上がると獣の足跡。どうやらさっきの声の主はこの足跡の若熊だったようだ。
そんな足跡に気を取られていたら、市境ラインを逸脱。修正のために少しトラバースしてから主尾根に乗る。後は二方鳥屋は目前。
山頂は二回目。写真をとってそそくさと市境ラインの尾根へと進路を東進。地味な植林尾根を下降し、途中で林道を横断。真新しい軽トラらしいタイヤの跡に緊張感が上がるが、その後何事もなく下降を続けて尾根下部は自然林。少し二重稜線のような地形図との相違に違和感あり。
赤川に降り立ち市境はここから上流へと90°向きを変える。つづきは来夏にでも沢登に絡めて消化しようと思う。さて、それから問題の対岸の取りつき地点を物色。沢を少し下り薙っぽい所から少しあがり、となりの尾根型に乗り移り高度を上げ、傾斜が緩んだ所からトラバースと大体読み通りにトレースできた。
それから尾根を回り込むように斜上し、つづく難所予想の沢越え地点を迎える。
地形図を読みながら枝尾根末端を目指して下降。末端は地形図よりかなり急斜面でお助けロープ使いながら鎌研沢に着床。結構険しい沢筋を見下げながら、つづく対岸の取りつきは枯れ葉と雪の付いた斜面から尾根センターを目指す。
尾根下部は痩せた部分もあり少し緊張を強いられる場面もあったが、上がるにつれ平和を取りもどし、やがて植林尾根をトラバースして主尾根へと乗る。
後はダラダラと変化の乏しい里山風の植林尾根を歩き、たまに自然林になったり、植林になったり、混成林になったりを繰り返し、最後の下降の枝尾根途中で遊歩道が現れて、のほほんと平和に下り車道に着地。
車に到着し後片付けしていると、手荷物を持った青年が急ぎ足で車道を歩いていった。温泉入ったあと車に戻る途中みたいな風情だが、はて?
そして片付け終えて車を走らせると、やっぱり先ほどの青年が歩いていた。
どうしました?と声をかけると、なんと国道のバス停まで歩いて行くと。4時過ぎの山道を4km先歩いて4時50何分だかのバスに乗るのはある意味遭難者。
塩原のバスターミナルまで乗せてあげる。