ガメラの尻尾に巻かれる(天武将尾根~梵天尾根~三峰口)
両神山・諏訪山・二子山
(埼玉, 群馬)
2026年05月02日(土)〜03日(日)
2日間
梵天尾根にはずっと憧れていた。
両神山は何年も前に一度東岳をピストンしたきりで、奥秩父山塊にありながら、どの軌跡とも繋がることなくポツンと離れたまま。梵天尾根を歩けばきっと、いつも見えているあのガメラの背中にもっと連続性を感じられるようになるに違いない。
両神~日向大谷を清滝ルートにして日帰りか、はたまたバリエーションの天武将尾根からテン泊でじっくり味わうか。せっかくなので後者で決定。
懸念事項は、往復の高速渋滞と、水場なしのテン泊装備での岩場歩きだ。
いやしかし、歩きごたえがありすぎた。
梵天尾根はまだしも、テン泊装備での天武将尾根は過去3本の指に入るキツさ。
極端な岩場好きばかりが歩くこのルート、さほど岩場好きというわけではない2人が歩いたレポはたぶん貴重。
今後、奥多摩から奥秩父からそして秩父の山々から、あのガメラの背中が見えた時、この日歩いた尻尾を探すのが楽しみだ。
ちなみに、ガメラの誕生には、とあるホステスが紹介した「長崎県の海水浴場に現れる、回転しながら女性に接近するスケベなカメ」が影響を与えたという説がある。
今後両神山を見る目が変わるかもしれない。
◾️天武将(あまぶしょう)尾根
小鹿野町の両神庁舎にほど近い大平集落から、奈良尾峠を経て、天理岳~両神山を繋ぐバリエーション。
今回歩いた奈良尾峠から天理岳の区間は切れ落ちた岩稜歩き、大岩のアップダウンが連続する。ピンテは一切なく、天理岳直下の一箇所を除き鎖もロープもない。
天理岳を過ぎると岩場はやわらぐものの、両手両脚でしか登れない凄まじい急登が最後まで続く。
ヘルメット推奨。
どちらかというと、パワー系には強い2人ながら、テン泊装備で5kmちょい累積標高1500m未満に5時間半もかかったのは初めて。
◾️梵天尾根
両神山から秩父御嶽山を繋ぐ長大な尾根。白井差峠~秩父御嶽山手前はバリエーション。
核心は四期萩の岩場で、他はミヨシ岩前後に多少の岩場がある程度。
シンプルな尾根のようでいて方向を誤りやすい支尾根も多い。踏み跡はほぼなく、ひたすらアップダウンが続くので体力は必要。
四期萩は、余程の岩場の達人でない限り詰むと大変危険なので事前予習は必須。
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■備忘
・パックウェイト: 9.5kg(水2.5L、酎ハイ1本、2食分の食料を含む)(水は少なくともあと0.5必要だった)
・スリーピングシステム: 3シーズンシュラフ、山道ミニマリストパッド+銀マット(ビバーク地の地面はフカフカで問題なし)
・防寒: αライトジャケット、無印ダウン、メリノタイツ(朝夕とも寒さはなし)